2016年12月14日水曜日

2016.12.10 お台場から銀座へ

● 鎌倉から新橋に戻って,“ゆりかもめ”の1日乗車券を購入。まずは台場駅で降りて,ダイバシティー東京プラザに行った。
 ショッピングモールでも,衣料関係のお店が多い印象。となると,ぼくには用のないところになる。唯一,心休まるところはダイソーしかない。ので,ぼくはもっぱらダイソーで時間をつぶした。

● 1日乗車券の元を取らねばというわけで,終点の豊洲まで行ってみることにした。豊洲まで行くのはこれが二度目。一度目は,“ゆりかもめ”の全線に乗っておかねばというわけで,乗るために乗った。
 今回は,豊洲にもショッピングセンターがあるようで,相方がそこに行きたがった。

● 途中,市場前という駅がある。移転だ盛土だと騒いでいるのがここなのだろうね。
 どうするかは東京都民が決めればいいことだ。ぼく一個の意見はあるけれども,部外者がどうこう言うことではない。

● 結局,ショッピングセンターには行けなかった。っていうか,行かずにすぐに戻ってきてしまった。何だ,だったら行くことなかったじゃん。
 フジテレビの建物を見やりながら思った。数年前,フジのここまでの凋落を予想した人はいなかっただろう。突然だった。ちょうど社長が替わった時期と一致した。こうなると,社長の責任を問う声が大きくなる。けれども,種を蒔いたのは前社長であるかもしれず,つまりは何が原因なのかはわからない。そもそも,これと特定できる原因があるのかどうかもわからない。

● ともあれ,竹芝で降りてインターコンチネンタル東京ベイにチェックイン。いったん,部屋に戻って,クラブラウンジで酒を飲み始めた。
 けっこうな数の料理もあるわけだが,館内のレストランに比べれば質素なものだと思う。予算も限られているのだろう。
 このラウンジは,クラブフロアじゃなくても,1万円の追加料金で利用できる。空きがあれば。そして,たいていの場合,空きがあるようなのだ。となると,そうそう予算をかけるわけにはいかないでしょ。

● とはいっても,肉,魚,野菜と一通りは揃っているし,前菜からメイン,デザートとコースを作ろうとすれば,できるようにはなっている。ぼくらには充分すぎる。
 相方は茸のソテーを珍重する。ぼくはといえば,ウィスキーをハイボールにして飲むのがメインで,料理は肴と心得ている人間だから,まぁ何でもいいのであるよ。

● 外人さんは,ぼくらのようにガツガツしない。水だけでダベっていたりする。今は食べたくないから食べない,そういうことなのだろうな。
 なかなかカッコいいな。ただし,ダベるだけならここじゃなくてもいいのじゃないか。ま,ここでもいいんだけど。

● 今日は,ラウンジの座席にも余裕があった。だから安い宿泊プランが出たのだろうけど,クリスマス前の時期は土曜日でもさほどには混まないようだ。
 狙い目だな,憶えておこう。

● 銀座を歩いてみた。中央通りのネオンは圧倒的な光量。栃木の田舎者にはまばゆすぎる。たくさんの人が歩いている。
 並木通りに入ると一転して暗い。人どおりもまばら。銀座=並木通り,だと思っていたのだけど,それはいつの時代のことかと言われますな。
 ぼくの銀座のイメージは,たとえば吉行淳之介のエッセイから作ったものだったりするので,今となっては大昔の銀座というか,実在したことのない銀座なのだろうな。

● 新橋駅の近くに「味の時計台」がある。昼にあれだけ食べて,夜は夜でしっかり食べているのに,相方はアジトケの味噌ラーメンを食べたいという。甘めの味付けがいいんだそうだ。
 腹も身の内というではないか。いったんは諦めたようなのだが,途中でやっぱり行きたいと引き返していった。一人にしておくのも何だかな。つまり,ぼくも後を追った。食べ過ぎた一日だった。

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