● インターコンチネンタルのラウンジは長屋だと悪態をつきながら,それでも惹かれて行ってしまう。
なぜかといえば,コストパフォーマンス(安さ)に惹かれるわけで,ぼくらも長屋住まいに相応しい人間なのだなぁ。
● 今回は2407号室に投宿。スイート。とはいえ,51,900円(二人で)。ラウンジも使えるので,実質2食付きとなる。
ここのところ,つまり,2食付きと考えてしまうところが,“長屋住まいに相応しい人間”たる所以なんだろうな。
● 息子が小さかったときに,この部屋に親子3人で泊まったことがあるのを思いだした。 部屋からレインボーブリッジも東京タワーも見えるので,息子が舞いあがって喜んでいたのも思いだした。
ただし,このスイート,ちょっと使いづらい。実用になるデスクがない。その代わりになるテーブルはあるんだけど,コンセントが遠くて(延長コードを借りた)。普通の部屋だとこの問題は起きない。
● 相方が言うには,応接セットになりそうな余計なテーブルや椅子が置いてあるのが邪魔だと。窮屈に感じる,と。お客さんなんか来るわけないんだから,ない方がいい,と。
たしかに。ガラス戸付きの書棚も邪魔。暖炉に似せたスタンドも邪魔。ルームキーパーの負担を無意味に増やしているだけかも。さほど高くもない天井にシャンデリアがぶら下がっているのも,圧迫感を招くだけだ。
先日の角部屋の方が感激は大きかった。モノで豪華さを演出するのは時代遅れかもしれないな。もしそうだとすると,今はとんでもない時代なんだなと思う。
● ホテルのラウンジで酒を飲む。今夜も満席の状態。スタッフもローテーションの狭間なのか,いつもより少なかったようだ。忙しそうだった。大変な仕事だな。
今日も家族連れが多い。散らかすだけ散らかした状態で出ていった家族いたんだけど,ちゃんと席を空けようとするだけ好印象だ。いや,本当に。こういう人って稀なのだ。
● ぼくなんかも,意地汚く飲みかつ喰らう方に傾いてしまう。で,ぼくのようなのが多数派であるわけだけど,外国人はこういうときだいぶ違うね。外国人っていうか欧米人。
基本的にガツガツしない。サッと帰るわけでもないんだけど,水だけでダベっていたりする。自分が食べたくなければ何があっても食べないし,飲みたくなければ飲まないでいる。すべての欧米人がそうなのか,それはわからないけどさ。
それって当然でしょ,って言われるかもしれないけど,案外当然じゃないよ。あると食べちゃうもんだよ。
● 窓際から一番離れた奥のテーブルに座った。一帯が視界に入る。秘かに指揮者の席と呼ぶことにした。
● 宿泊するときにはタブレットPCを持ってくる。無料でWi-Fiにつながることもあって,ずっとネットをしていることになる。家にいるのと同じだ。
これも何だかなぁ。せっかく東京にいるのに。家でもネットだけというのは問題だろうけど。
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