● Amazonのネットレンタルもたぶん,これからいくつか利用することになると思う。ネットレンタルは実店舗でのレンタルよりずっと便利だ。店に出向く必要はないし,光学ドライブを接続する必要もない。
業者(ここではAmazon)にとっても,ネットレンタルで200円なり400円を取れるのは,とても美味しいだろう。一連の作業はすべてコンピュータがやっているのだろう。人手は介していない。現物を扱わず,人も要らないということになるとねぇ。
借り手にも良くて,貸し手にも良い。けっこうなことだ。
● 家で好きな映画を見られるとなると,シリアスなもの,重いものはどうしても避けがちになりそうな予感はしている。テレビに近づいてしまうっていうかね。おそらく,ぼくのみならず,誰にもそういう傾向があるのでは。
ぼくの暇さかげんからすれば,1日に1本は映画を見ていけるはずだ。文化に親しむというのではなく,娯楽としての映画だ。すっかり見なくなっているテレビに代わって,映画が見る娯楽になる。暇なうえに楽しみながら見られるわけだから,1日1本は当然クリアできるレベルだ。
● だから,シリアスな映画は劇場に足を運んで,見ることを自分に強制する方がいい。というか,そうでもしないとなかなか見ない。
自治体がやっている往年の映画の無料鑑賞会は,映画はネットで見る時代になっても,その意味合いを完全に失ったわけではないのだ。
● 大げさなことを言うと,プライムビデオはぼくのライフスタイルを変えるかもしれない。インドアが徹底されそうだ。
今までは,休日にずっと家にいるのは我慢を必要とすることだった。外に出たくなった。そこを強いて家にいると,なにがしかの閉塞感を覚える。
それが逆になる。自ずと外に出たくなくなる。出たいと思わなくなる。その気配がすでにある。
● 個人的に困ったことになりそうなのは,プライムビデオが読書と音楽を追放しそうなことだ。本など1行も読まないことになりそうだし,音楽も1秒も聴かないことになりそうだ。
そのあたりは,自分がきちんとコントロールすればいい話なのではある。プライムビデオのせいにしないで。
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