● 旧南那須町の大金にあるラーメン店。かつては“栃木のラーメン店”なんぞというガイドブックにはトップに掲載されていた。
当時から名前は知っていた。っていうか,勤務先がこの近くだったのでね。ところが,昼食をここで食べることは不可能だった。なぜなら,昼休みになってから行ってもすでに行列ができていて,とても1時間で店の中に入れるとは思えなかったからだ。
● 実際に初めて行ったのは,それから数年後。以後,何回か行っているんだけど,最近はご無沙汰気味。
ぼくはラーメングルメではないので,このあたりは想像で書くんだけど,かつてない濃厚スープを認知させたのは,栃木県ではこの店を嚆矢とするのではないだろうか。
“わっさり”でも相当に濃厚。でもたしかに旨いと思った。癖になるな,これは,と思った。実際,休日に続けて何度も行くことになった。
● 仕込みに時間をかけるためか,営業時間は短い。たしか,日曜は営業していないのではなかったか。場所がら,日曜日には誰もいなくなる(宇都宮に買いものか遊びに行ってしまう)土地柄だからかもしれないけど。
麺もいちいち丁寧に計量していたのを憶えている。
● その後,この店の味を真似たと思われるラーメン屋が次々にできた(ような気がする)。それらに埋没してしまったか。
最近は“栃木のラーメン店”に掲載されることもなくなっているようだ。
● この近くの出身である同僚がいるんだけれど,店主は地元の産らしい。現在も同じところで営業しているようだ。ガイドブックに載らないのは,店主がそれを忌避しているからかもしれない。
ということならば,ぜひまた行ってみたいと思う。
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