● 国鉄がJRになったとき(大昔のことだ),宇都宮駅構内に立食い蕎麦屋ができた。ひょっとすると,現場を離れざるを得なくなった国鉄職員の受け皿作りの一環だったのかもしれない。
が,さすがに簡単ではなかったようだ。従業員がそっくり入れ替わって,営業を続けていた。
● 最近,それも閉店して,「いろり庵きらく」に変わった。日本レストランエンタプライズのチェーン店だから,たんに看板が変わっただけなのかもしれないけど。
● その「いろり庵きらく」で朝食を摂った。蕎麦とご飯のセット。蕎麦は冷たいのと温かいのを選べる。冷たいのを注文。ぶっかけで出てきた。揚げ玉と刻みネギが載っている。
ご飯には刻み海苔を散らして明太子が載っている。これで380円。
● 明太子だけでご飯は美味しく食べられる。これは経験から熟知している。
さすがに,ご飯は炊きたてではなかった。前の晩に炊いておいたもの。が,これで380円なら納得か。
● 立食い蕎麦は,牛丼やハンバーガー以前から日本に存在していた。伝統的ファストフードだ。
駅のホームにある伝統は途絶えそうな気配も見せているけれども,業態や場所を変えながら頑張っているんだなぁ。
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