● 昔,外国で暮らしてみたいと思ったことがあった。高等遊民的に遊んで暮らせるわけではない。
当時,バブルで日の出の勢いだった日本の求心力が強くて,日本語学習熱が各国で盛んになりつつあった。では,自分も彼の地で日本語教師をやりながら収入を得ればいいかなと考えた。
● で,日本語教育能力検定試験というのを受けてみた。一度目は,青山学院大学が試験会場だった。聴解がまったくできなくて,落ちた。
数年後,再び受験した。駒場の東大が試験会場。一度目より悪い点数だったと思う。落ちた。
● 以後,外国で暮らしたいとも思わなくなり(結婚もしたし,子どもも生まれたし),日本語教師も感心の外に去った。
ところが,ここに来て再チャレンジの意欲が少々だけれども湧いてきた。老後は外国で暮らすのもいいなと夢想することがあるようになった。
● 前2回はテキストなんかも読んでみたけれど(本の数冊だけど),試験に受かるだけなら過去問だけに絞ったほうがずっと効率がいい。たいていの資格試験は過去問だけで受かる(と思う)。
凡人社から過去問が出版されているらしい。それだけを使って,三度目の挑戦をしてみようか。二度目から10年以上が経過しているのではあるけれど。
0 件のコメント:
コメントを投稿