大変な賑わい。まっすぐ歩くことなどできない。ゆっくり見て歩くのも厳しい。とりあえず,エスカレーターで6階まで上がった。ひと目で草間彌生作とわかる風船が吊下げられていた。
● 7~12階はオフィスフロアなので,ここから先はエレベーターで13階に行く。13階はレストラン街。その上が屋上。
で,そのエレベーターが15分待ち。もちろん,待てませんわね。ディズニーランドじゃないんだから。
あ,あと「きわ味」という店のランチには千円のメニューがあった。「The NICK STOCK」はパブっぽい店。LION並みの値段だから,ここも何とかなるか。
● 鉄板焼きの店は表に出ていたのは5,800円の鮑コースと7,800円の伊勢エビコース。安いのかもしれないんだけどね。
厨房にいるのは若い男の子ばかり。年季を重ねた職人といった風情の人はいない。ひょっとして鉄板焼きってのは,年季などなくても問題ないのか
もしれない。いくつかのツボというかコツがあって,そこさえ押さえておけば,客に供しても恥ずかしくないものができるのかもねぇ。
● なんだけど,どこもお客さんがびっしりと入っているんだよねぇ。
ここにいる人たちって,たとえば教養が豊かだとか,経済的に恵まれているとか,そういう感じは受けないんだけどね。
どこにでもある雑踏がそのまま入りこんでいるっていう印象なんだけどなぁ。
● 蔦屋書店にはアート関係の書籍しか置いていない。あとは文芸と一部の雑誌,それと文具。
その文具も高級品のみ。450万円の万年筆があった。見間違いではなく,450万円だったと思う。
中屋万年筆(プラチナの別系統?)の品揃えが豊富。蒔絵が施してあったり,ほとんど工芸品。
● こういうものを普段使いする人なんているんだろうか。ひょっとして,飾っておく,あるいは時々眺めて楽しむために買うのかね。
だったら,飾っておく場所が自宅である必要はない。こうしてお店が飾っておいてくれるんだから,見たくなったら店に来ればいい。首都圏に住んでいる人なら,さしたる手間でもないだろう。
今どき,所有にこだわる理由は何もない。土地や家屋に限らず,すべてのモノに対していえることだ。
● ファーバーカステル社の「パーフェクトペンシル」の現物も初めて見た。ただし,伯爵コレクションではなく,普及版の方。伯爵コレクションはレアものになっている?
● 洗練された陳列。どうせ買うなら蔦屋で買いたいと思わせる魅力はたしかにあった。
しかし,ぼくには無縁な世界。1RでKO負けを喫した気分。でも,ときどきは目の保養に来るかもしれない。
中央通り |
中央通りから並木通りに避難する。夜の並木通りは知らないけれど,昼間の並木通りはグッと人が少なくなるので,楽に呼吸できる気分になる。
並木通り |
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