● 定年を迎える人がいるわけで。そういう人と話す機会もあるわけで。どうやって時間を埋めるかっていう話になるわけだね。
外に出ればお金がかかる。かといって,家の中にばかりいたのでは奥さんに迷惑。
● 飼い慣らされてきたからねぇと自嘲気味に語るんだよね。毎日,図書館に行くわけにもいかないしなぁ,と。
その人はけっこう多趣味なんですよ。読書とか山登りとか。落語も聞くし。スマホも使っているしね。
それでも,ちょっと不安らしいんだなぁ。
● でも,その人の先輩(70歳くらいになるんじゃないかな)は,オレ,暇つぶしのために図書館に行ったことなんか一度もないよ,と豪語するんだそうだ。なんやかやとやることはあるから,と。
たぶん,生きてる限り雑事は出てくるよね。雑事は,ね。
いや,他人事じゃないですよ。自分も遠くない将来にそうなるわけでね(その前にクビになってなければ)。
● 定年後,時間ができたらコレをやりたい,アレもやりたい,というのがあるんだったら,定年前からやっているべきだ。
たいていの人はそうしてるんじゃないだろうか。そうでもないのかね。
● これが,何もやりたいことはないとなったら,たしかに悲惨だろうな。60歳とか65歳になってから,新たに時間の埋め草を見つけるのは途方もないことだと思える。
しかも,その年齢になってから一から始めるのでは辛くないか。助走でいいから,それ以前から走り出していないと。
● ぼくは,じつのところ,あまり心配していないんですよ。タカを括っている。何とかなるだろうと思っている。
やりたいことはある。問題はどこでやるか。家に引きこもりたくはないんだよなぁ。かといって,通い先はないもんね。
毎日,図書館? いやだよ。毎日,ネットカフェ? それはありかも。ただ,お金が続くかなぁ。
● 退職しても,宇都宮までの定期券は買い続けるんじゃないかと思うんですよね。で,宇都宮に通う,と。
通って,どこに居場所を確保するか。今でも休日にやっているように,2時間ほど過ごして家に戻るか。
定期券の代わりに自転車を使うかもしれないけど,でも,まぁ,うん,どうにかこうにかやれるんじゃないかな。と,楽観的に考えている。
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