● 正月3が日のうち,2日だけはどこにも出かけなかった。8畳の部屋から出なかった。ずっと家にいると,いいことがいくつかありますね。
まず,お金を遣わなくてすむ。これ,大きい。貧者にとって支出防衛は大事なことだ。外に出なければ,完璧に防衛できる。
● 電車の中やショッピングセンターで,幼児の泣き声を聞かずにすむ。欲しいものを買ってもらえないで泣いている子が多いよね。それを叱る母親の怒声(?)も,耳障りなこと夥しい。そういうめに遇いたくなければ,外に出なければいい。
泣いてる子や叱りつけている母親に文句をいうわけにはいかないからね。買ってやれば,なんて言えないじゃん。躾の一環かもしれないしさ。
● ところが,ずっと家にいることのデメリットもまた大きい。まずダラダラしちゃう。っていうか,ダラダラだけで1日が終わってしまう。
気がついたら何もしていなかった,っていうね。外に出れば何かをするのかと問われると困ってしまうんだけど,ダラダラだけで終わると,かえって疲れてしまうように感じる。
たぶん,意識的にか無意識的にか,ダメな自分を責めてしまうからだろうね。
● 第一,着替えないもんね。パジャマのままで過ごす。ヒゲも剃らないし(もっとも,外出するときでも,休日にはヒゲを剃らない方針なんですけどね,ぼくの場合)。
ともかく,メリハリなくダラダラしちゃうよ,と。
● それと「お金を遣わなくてすむ」を天秤にかけると,どっちが得なのか。家でマッタリするってどうなんだろうなぁ,と。
1日,家にいてもメリハリをつけることのできる人って,凄いなと思いますよ。いるはずだよね,そういう人。自宅を仕事場にしている人もいるんだからね。
● 出かけるといっても,ぼくの場合は宇都宮に限られる。しかも,JR駅の周辺のみ。
やることもワンパターンだ。ダイソーやヨドバシを覗いて,モスバーガーでチーズバーガーにポテトSセットを付けて食べるくらいのものだ。
● でも,雑踏の中に身をおく時間を作らないで1日を過ごすのは難しい。休日の2~3時間はそれに充てたい。
ずっと家にいる。家の周辺を散歩する。それで1日を過ごすのは,ぼくにとっては修行になる。取り組みがいのある修行かもしれないのだけど。
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