● 年に1回,過去の日本の名作(とされる映画)を4本まとめて放映する催しを,鹿沼市民文化センターで開催している。
東京国立近代美術館フィルムセンターが所蔵しているフィルムを全国各地で放映するというもので,文化庁の事業だったような。
● 今年は1月18日(日)に行われたんだけど,行くことができなかった。ぼくのような者でも,休日だからといってそうそう自分勝手にふるまうことを許されない場合もあるわけですね。
けど,少なからず残念ではある。
● 過去に3回行っていて,小津安二郎,今井正,成瀬巳喜男の作品を観る機会を得た。年のせいもあるのかもしれないけれども,けっこうクルものがあるんですよ。毎回,観て良かったなぁと思うんですよね。
今年は木下恵介監督の作品が上映されたはずだ。次の4作品。
1 カルメン故郷に帰る (出演:高峰秀子,小林トシ子,佐田啓二)
2 二十四の瞳 (出演:高峰秀子,月丘夢路,田村高廣)
3 喜びも悲しみも幾年月 (出演:高峰秀子,佐田啓二,中村賀津雄)
4 野菊の如き君なりき (出演:有田紀子,田中晋二,田村高廣)
● 高峰秀子,観たかったなぁ。
これ,DVDでも観れると思うんだけど,DVDではたぶん観ないと思うんですよ。逃げられない状況を作らないとね。
映画を観るって,それなりに疲れるじゃないですか。DVDを借りて観るってのでは,いつ観てもいいことになるわけで,いつ観てもいいってのは観ないで終わるってことなんですよね。ぼくの場合は,ね。
● それに,パソコンの画面で観るよりもホールで観たいし,たとえ観客のほとんどが爺さんや婆さんであったとしても(過去3回はだいたいそうだった),大勢で観た方が観甲斐があるというものだ。
これが最後の機会っていうわけじゃなくて,またチャンスは来ると思うので,それを待つことにしよう。
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