● 宇都宮駅前のララスクエア。4階にはダイソーと千円カットの理髪店がある。
じつはというか,ご想像のとおりというか,ぼくが実際にお金を落とすのはこのフロアが最も多い。ダイソーと千円カットなしでは,ぼくの生活は成りたたない。
● そりゃ,5階の落合書店や7階のヨドバシカメラにも行ってますよ。4階だけで帰ってくることはない。でも,まぁ,何というのか,冷やかすだけのことが多いよね。
お金を遣うのは4階。
● すると,ここは貧民のためのフロアかい? そうでもあるし,そうでもない。
百円ショップに行くのは百円ショップにしか行けない人たちではない。でも,ぼくに代表される人たちもいるに違いない。
お金を持っているか持っていないかで,それぞれの行き先が画然と分かれることがないのが,日本の素晴らしさといいますかねぇ。もちろん,持っていなきゃ行けないところは,たくさんあるわけだけど。
それともう一点。4階に入っているテナントのすべてが,いわゆる安いお店ではないのでね。そこは言っておかないと叱られるかもしれないので。
● 千円カットのいいところは,安さと速さと黙っていられる心地よさ。
まず,安さ。市中の理髪店だと3千円くらいですか。しばらく行ってないのでわかんないや。
● 15分で終了する。髪なんて短くしてくれりゃいいので,それ以上のことはいらない。いくら整えてもらっても,店を出ればすぐ自然に戻るんだし。
ヒゲなんて自分で剃ればいいんでね。カミソリも良くなっているし。ぼくは使ってないんだけど電動シェーバーも進化してるようだしね。
● シャンプーもしかり。仕上げの整髪料も迷惑だ。整髪料,どうしますか,と訊かれること自体がイヤだ。
言っちゃ悪いけど,オレが使ってる整髪料はさ,あんたの店に置いてあるやつよりいいものなんだよ(実際は整髪料は使ってないので,念のため)。
市中の理髪店はむだに丁寧だ。意味のない丁寧さ。そんなこともないのかね。癒し産業に数えてもいいほどの,きめ細かいサービスだってことは認めるんだけど。
● 髪を切ってもらいながら,あれこれと話しかけてこないのが,何よりいい。何でオメーと政治の話や景気の話をしなきゃいけねーんだよ,と思うことが,かつてはしばしばあったからな。
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