2016年5月10日火曜日

2016.05.03 矢板駅の駅舎

● 写真のような駅舎なんですが。昔は,どの駅もこんなふうだった。平屋建ての瓦屋根。
 その何の変哲もない駅舎が,今では少なくなってしまった。

● 新幹線が通るようになったり(那須塩原駅),区画整理がなされて駅の東西を結ぶ通路が作られたり(氏家駅),無人駅になったり(烏山駅),駅自体が観光施設的になったり(真岡駅),いろんな理由があるんだろうけど,そうなると駅舎も建て替えられる。

● そうして,瓦屋根の平屋駅舎がどんどん少なくなっていく。矢板駅はその少なくなった駅舎のひとつだ。
 なんだか,ホッとするたたずまいだ。願わくば,この駅舎がずっとこの場所にあってくれるように。

● っていってもね,しょせんは部外者の感傷だ。JRや地元の事情が優先する。それでいい。
 ただね,かつてのような経済成長や都市開発はもうあり得ないんでしょ。人口も減っていく。現状の景観が今までよりは残りやすくなるんでしょうね。

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