● インターコンチネンタル東京ベイのラウンジで朝食。昨夜の酒については,これが贅沢なのかと悶々としてしまった(?)けど,朝食に関してはこいつは贅沢だと思う。一点の曇りもなくそう思う。
● へぇ,朝食だと環境に負けないのかね? 負けているよ。
ただし,環境にそぐわない振る舞いが少なくなったと思う。ビュッフェだと目が食べたがって,その目に抗することができない。で,ジュースだったらトマトジュースもオレンジジュースもグレープフルーツジュースもぜんぶ飲みたくなったりしたもんだ。
そういうのに抑えが効くようになった。年のせいかもしれないけどね。
● そういういうことよりも,食事で贅沢だなぁと感じるのは,食器を何枚も使うことだ。自宅だとご飯のおかわりでも汁もののおかわりでも,同じ茶碗を使う。使う食器は限定的だ。そうじゃなかったら,後片付けがどうにもならなくなる。
それがホテルだと,後片付けをしてくれる人がいる。食器を洗ってくれる人がいる(実際には食器洗い機が洗っているんだろうけどさ)。ので,いくらでも食器を使える。ここで,あぁ,オレ,贅沢してるわぁ,と感じることになる。
● こういうところでもワンプレート主義を貫くアメリカ人はすごい。ワンプレートですませるという彼らの流儀は筋金入りなんだな。
って,この日,そういうアメリカ人を見かけたわけではないので,ここは過去の記憶をもとに書いてしまっているんだけど。
● ワンプレートですませる人=味オンチ,食器を何枚も使う人=食通,というわけではないだろうと思う。中国人も少ない食器ですませているという印象があってね。
でも,彼らが食べているものは,かの中華料理だ。中華料理って,下々まで旨いっていうかね。満漢全席とチャーハンの差って,そんなにないものな。満漢全席など喰ったことはないけど,たぶんそうに違いない。
● ともあれ。ホテルの朝食は“ゆったりと”を第一に心がけると,贅沢感を味わいたいだけ味わえるように思う。
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