2016年5月31日火曜日

2016.05.28 ひっさりぶりに新幹線に乗って感じたこと

● 東京へはわりと行く。仕事で出張なんてのはないので,もっぱらプライベート。で,行くときには,できるだけ「青春18きっぷ」が使える時期を狙ったり,自治医大駅で降りて「休日おでかけパス」を買ったりしている。
 つまり,在来線の鈍行または快速電車を利用している。

● その理由は明快すぎるほどに明快だ。安くあげたいから。
 したがって,時間が余計にかかるのは受け入れる。時間よりもお金が貴重みたいな。

● もう一点。車中はこれ以上はないといえるほど,読書に適した空間だ。読書が進む。できるだけ長く乗っていたいと思うくらいだ。

● 快速ならば宇都宮から東京まで1時間半。新幹線だと50分。その差の40分を,ではどう使っているのか。新幹線の常用者にお訊きしたい。

● ところが,この日は午後から急に東京に行くことになった。宇都宮に着いたのは午後4時に近かった。
 新幹線で行くことにした。各駅停車の「なすの278号」。それでも在来線に比べれば段違いの快適さ(座れれば)。そして,速い。

● で,思った。新幹線にいつも乗っている人と,ぼくのようにお金をケチって在来線にしか乗らない人とでは,時間感覚が異なってくるかもしれないな,と。
 もう30分しかない,間に合わない,と思って諦めてしまうのは,在来線にしか乗らない人。新幹線の高速移動に慣れている人ならば,まだ30分もあるのか,まだまだやれるじゃないか,と思う。

● かどうかは知らないけれども,時間感覚が研ぎ澄まされるのは,高速移動が身に染みている人じゃないかな。
 これが飛行機で国内や海外を飛び回っている人は,ぼくなんかとは世界が違っているはずだ。同じ時間でできると考えることが,まるで違うのじゃないか。

● ということはつまり,高速で移動する人とのんびり移動する人とでは,結果において人生の持ち時間に大差が生じるということではあるまいか。
 のんびり移動している人は,トータルで大損をこくことになる?

0 件のコメント:

コメントを投稿