● 最近,といってもけっこう前からだけど,“お一人様女子”が増えている気がする。
昔,シンガポールに行くと,若い女の子がひとりでホーカーズにごはんを食べに来てて,格好いいなぁと思ったものだった。
日本だとほとんど見かけなかったから。日本の女子ってトイレに行くにも誰かと一緒みたいなさ。
● ところが,最近は一人でお茶してたり,一人でごはん食べてたりっていうのが,さほどに珍しい光景ではなくなった気がする。日本でもね。
いいことだと思う。女子界特有の重苦しさに風穴が開くんじゃあるまいか。
● もっとも,女子が一人でもおかしくない“背景”が増えてきたという事情もあるかもしれない。ぼくの身近なところでは,宇都宮駅ビルの1階にできた「Pallet」。フルーツサンドとかフルーツパフェのカフェ。
こういうところって,カップルであっても男がいると,オヤッと思うかもね。いや,実際にいるんだけどね。
● 甘味処は昔からあって,宇都宮だと「三芳」なんかは老舗といっていい。今でも根強い人気を保っている。ぼくも二,三度行ったことがある(食べたのは,力うどん)。
ただ,「三芳」にはお一人様女子はほぼいないんじゃなかろうか。「Pallet」は洋風甘味処といっていいんだと思うんだけど,お一人様女子が普通にいる。何が違うのか。座席の配置なのか,メニューなのか。
● ともあれ。こういう光景もまず若い女子から始まって,だんだんババァ(もとい,オバサマ方。もとい,かつて淑女だった女性)にまで広がっていくのだろう。
逆の流れはないからな。頑張ってほしい,若い女の子に。今までの女子界にはなかった画期的な動きを定着させてほしい。
● ついでに,ホテルのバイキングで,頼まれもしないのに友だちの分の料理も取ってくる(そうしないと,何を言われるかわからない?)というミットモナイ振る舞いも,若い世代から止めにして,ババァにも見習うよう指導してほしい。
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