2016年8月9日火曜日

2016.08.08 竹内宏さん

今日(8月8日)の読売新聞
● 『路地裏の経済学』をはじめ,竹内さんの著書はたぶん全部読んでいるはずだ。多様な経済事象をひとつの道具(理論)でスパッと切っていくというものではない。経済書というより随筆に近いものだった。
 だから面白かった。人柄が自ずと出る。飾らない人なんだろうなというのは,文章からも窺えた。

● サラリーマンに仕事のやり方を説くものもいくつか出していた。泥臭くやれ。ひと言でいえば,そういう趣旨だったか。

● 著書はずっと保存しておいたけれども,さすがにもう読むことはあるまいと思って,最近,何度かに分けて処分した。ぼくの手元には1冊もない。

● 若いときに一夕の歓を尽くす手段のひとつが,竹内さんの著書を読むことだった。ぼくが勝手に思っているだけだけれども,その意味で恩人の一人だ。

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