● 東京で遊んでいると,相方から電話。竹芝のインターコンチネンタルで安い宿泊プランが出たので,取っておいたから来なよ。
というわけで,東京に泊まることになった。
● どのくらい安いかというと,二人で泊まって3万円とちょっと。しかも,これでラウンジ使用料金が含まれる。
ラウンジで酒も飲めて,朝食も食べられる。これで3万円というのはとんでもなく安いように思われる。
● ラウンジっていうのは,元々はスイートルームに泊まるお客さんのためのものだったろう。いわゆる高額宿泊者のためのもの。
ところが,スイートそれ自体もお高くとまった料金ではやっていけなくなっているようで,わりと安いプランが出たりする。今どきのホテルは普通の部屋でもけっこう広いから,あえてスイートじゃなくてもいいと考える向きもあるだろう。
● となると,ラウンジもどの部屋に泊まっていようがプラス1万円で使えるようになった。インターコンチネンタルの話だけれど。
その結果どうなったかというと,セルフサービス方式になった。テーブルが増えた。ぼくのような下賤なる者は,酒をその都度持ってきてもらうよりは,セルフの方が落ちついて何杯でも飲めると考えてしまう。ので,セルフは歓迎なんだけどね。
● ただ,問題はぼくのような者が溢れると,ラウンジが居酒屋になってしまうことだ。今のインターコンチネンタル東京ベイのラウンジはそうなっていると思う。
とにかくお客さんの動きが多い。めまぐるしいといってもいい。これ,居酒屋の特徴。最小限の動きに抑えてゆったり構えているというふうじゃないと,いわゆる高級感というのは漂わない。
ラウンジだろうとどこだろうと,最大のアクセサリーはお客さんであって,そのお客さんがこうでは,ちょっとどうにもならない。そのどうにもならないところが,ぼくには合っているわけだけど。
● だから,本当にゆっくりしたい人は,ラウンジは避けてホテル内の他のレストランに出向くだろう。こちらの方がお金はかかるけれど,居酒屋はいやだというなら,選択肢はそれしかない。
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