● 恵比寿に行って,銀座を歩いて,山手線に乗って。東京に来るとたいてい同じことをして過ごしているのだけど。
感じることのひとつは,東京を歩いている人の都会感といったものだ。
● 普通に歩いていても,どこか違う。自分と同じ洋服を着ているんだけど,どこか違う。そういった「どこか違う」感。
男性よりも女性により多くそれを感じる。したがって,ぼくよりも相方の方が,そのことを口にする頻度は高い。どこか違うんだよね,と。
● 都会の風に吹かれる,という言い方があるけれど,つまりはそういうことなんだろうね。ぼくのような者でも,東京に何年か住めば,「どこか違う」感が身につくのかもしれない。
● 自分をピシッと作っている感,でもある。お洒落というより,居住まいを正しているという感じ。隙は作らないよという感じ。
都会感ってそういうもののような気がする。それって,人間を疲れさせるものかもしれない。いや,身についてしまえば,疲れを遠ざけるものかもしれない。
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