● 酷暑の中,銀座を歩いた。アホですな。
中央通りの「クォーク銀座888店」の店頭に,ロレックスの腕時計のカタログがあったのでひとつもらってきた。
いやね,自分が買うことはないとわかってますよ。わかってますけどね。
● ロレックスのカタログにしては,少々ちゃちい。ロレックスが作っているのではなくて,クォークが作っている。2016 SUMMER とあるから,季刊で出しているんですかね。
● 銀座を席巻した感のある中国人旅行者に対してのものじゃないかなぁと思うんですけどね。彼らの爆買い,高額商品買いは,とりあえず峠を越したらしいけど,金に糸目をつけないでモノを買うという彼らのスタイルは,買いものを博打だと思っているのじゃないかと思わせるほどだ。
かつ,そういうスタイルを取り得る個人の数も,1千万とか2千万というオーダーではないのかもしれない。
● で,ロレックスなんだけど,金無垢のデイデイト40の“シャンパン”は3,438,000円。3年保障価格でね。この値段でどうして売れるのかね。買う人がいるからだよね。
こういうのをパッと買える人っていうのは,2種類しかいないとぼくは思う。ひとつは中国人タイプ。高いからという理由で買う人。あるいは,値段に信を置く人。
もうひとつは,ロレックスというブランドをまとうことが,何らかの実利をもたらす位置にいる人。上場企業の社長,銀座のホステス,高級ホテルの総支配人なんかはそうかもしれないと思ったりする。
● ぼくはそのどちらでもないので,ロレックスを持つ必要はない。持てないのではなくて,持つ必要がない。ということにしておいてください。
でも,あらためて思う。ロレックスってセイコーやシチズンとどこが違うんだろう。
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