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今日の下野新聞のコラム記事 |
春の頃の作新からは考えられない。春は捨てて,夏に照準を合わせて調整するなんてことが,高校生でもできるんだろうか。
● 春と具体的に違うところは投手が入江選手から今井選手に変わったこと。その今井選手が152キロの速球をひっさげて,尽誠を相手に今大会初の完封劇。打者に専念できる入江選手は3試合連続(県大会を入れると4試合連続)の本塁打。
● それではこの投手交替が良かったのかというと,県大会時の作新はこんなに強くなかった(と思う)。作新が県大会で優勝したことに驚いた人はいなかったはずだけれども,甲子園のベスト4を予想した人は少なかったのではないか。
初戦の尽誠学園に勝てるかどうか。選抜ベスト4の高松商を破って甲子園に出てきたのだぞ。多くの地元民はそう思っていたはずだ。
● トーナメントだから,勢いがものを言う。その勢いをどうつけるか。監督はそこに腐心するはずだ。
っていうか,トーナメントに限らないんでしょうね。プロ野球だってそうだな。ジャイアンツはいまいち勢いに乗りきれない。プロ野球のような長丁場では,勢いの代わりに流れという言葉を使うんだろうけどね。
● 作新にはその勢いがあってここまで来た。次は高知の明徳義塾戦。さてさて。
じつは,ぼくは甲子園とリオ五輪には冷淡だったんですよ。ところが,こうして地元チームが勝ち進むと,こうしてにわか評論家になってみたりするんですな。いい加減なもんだな。
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