この3駅のうち,五反田だけは降りたことがなかった。なぜなら,降りる理由がなかったから。
目黒川にはそかはかとなく,ロマンのようなものを抱いていたんだけど(ハイソなエリアを流れているというイメージがあって),何というか普通のドブ川。川を渡るときに涼しい風が・・・・・・ということもない。
河川改修が究極まで進んで,典型的な都市河川,つまり運河になっている。これだけの川幅があるから,さすがに暗渠にされることはなかった。
● 次は山手通りにぶつかる。ぼくの世代の地方在住者は,ロス・インディオス&シルビアの「別れても好きな人」が東京音頭に代わる東京のご当地ソングだと思っている(いないか?)。
山手通りもその「別れても好きな人」に登場する地名のひとつだと思っていた。ら,出てこないんですね。念のためにググってみたら,この歌に出てくる地名は,渋谷,原宿,赤坂,高輪,東京タワー,乃木坂,一ツ木通り。
意外に少なかったんだな。とにかく,山手通りは入っていない。だから何なのだといわれると,まったく何でもないんだけどね。
● 五反田っていうのは住宅街なんですかね。大通りを除くと,道路が狭い。しかも,坂が多い。勾配も比較的急だ。住宅街としてもちょっと住みづらくないかと思った(もっとも,ぼくが歩いたのは西五反田の6丁目と7丁目だけなんだけどね)。
と考えるのは,田舎者の発想なんだろうか。坂のある街というのは,住んでみると面白いんですかねぇ。東京じたいがとにかく坂の多いところなんですけどね。
● しっかし暑い。7月のあの酷暑に比べれば幾分はマシかと思うんだけど,これほど暑い夏は過去にあったかと思う。でも,そういうことを毎年思っているようにも思う。
植生も熱帯のそれではないかと思えてくる。暑苦しさを感じさせる緑だ。
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