2018年8月31日金曜日

2018.08.31 固定電話は生活の質を下げる

● 夜,電話がかかってきた。お子様の結婚でお困りの方に連絡をさせていただいてます,という。別にそんなことで困っていないので,速攻で切ったが,何とも後味が悪い。

● 今どき,固定電話にかかってくるのは,こんなのばっかりだ。投資用にマンションを買いませんかとか(今どき,そんなバカがいるのかと思うんだけど,いるんだろうねぇ),いい出物がありますよとか,限りなく胡散臭いセールスの電話。
 メールなら,Googleがスパムをはじいてくれる(それをしない某プロバイダのメールなんてスパムだらけで使いものにならない)。訪問販売なら玄関に「訪問販売,宗教,新聞勧誘お断り」のステッカーを貼っておけば,けっこう効き目があるらしい。ちなみに,このステッカー,Amazonで売っている。
 が,電話だけはこの振り分けができない。着信拒否の方法がない。出ないことはできるけれども,ひょっとしたら身内からの緊急の電話かもしれない。

● となると,固定電話を持っているのは,彼らの仕事道具をこちらの費用で維持してやっているようなものだ。換言すると,不愉快を有料で購入しているようなものだ。
 ケータイが普及して,固定電話を引かない人が若者を中心に増えているようだが,当然の流れだと思う。

● ぼくもそうしたい。が,そうできないでいるのは,固定電話しか使えない人が身内にいるからで,このあたりはいかんともしがたい。
 いや,そうでもないか。こちらのケータイに電話してもらえばいいんだものな。それだけのことなんだけどね,そこが意外にね。

● ケータイ番号は自分が教えた人しか知らない。それでは不安だと考える人がいるかもしれないね。それ以外の人たちからの連絡をシャットアウトしてしまうことの不安。
 小学校や中学校の同級生や市役所からの連絡をどうやって受ければいい? けど,そのわりに電話帳に自分の電話番号を載せない人が増えているようでもある。そうしたんじゃ,同級生は君の電話番号を調べられなくなるんだけどな。

● ぼくは電話そのものが悪の権化だと思っている人間だ。何せ,電話はこちらの都合を考慮しない。即時の行動を求めてくる。そうではない通信手段(メール,LINEなど)になじんでしまうと,電話は前時代の遺物としか思えなくなる。実際,遺物なのだろう。
 一番いいのは,全員がFBのアカウントを持って,連絡はFBのメッセを使うという方法だ。“友だち”になっていなくてもメッセは送れる。当然,未読無視ありというルールで。
 が,便利さを凌ぐウザッタさが発生するだろうな。第一,ぼくがFBをやめてしまった人間だからな。

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