2018年7月6日金曜日

2018.07.06 Facebookの過疎化が止まらないらしい

● いろいろと理由はあるだろうけども,ひとつには「いいね!」の取扱いを変更したことが効いているかもしれない。
 かつては,Aさんが「いいね!」した投稿がAさんの“友だち”全員のタイムラインに表示されていた。
それがなくなったのは,かえってスッキリしたようにも思うし,従来のやり方だと「いいね!」と「シェア」の区別が曖昧になるという問題もある。
 が,「シェア」までする人はあまりいないだろうから,情報拡散のためのツールとしては,FacebookはTwitterに大きく遅れを取ることになった。

● もともと,Facebookは情報を取るあるいは情報を発信して拡散させるためのツールではなく,仲間内でワイワイ盛りあがるためのものだろうから(したがって,Facebookの醍醐味はコメントのやり取りにある),目的にそって純化したのだとも言えるんだろう。
 ただし,それによって利用者が減るとなると大問題だ。減少傾向が続けば,減少に加速度がつく。SNSの場合,それは致命傷だ。ひょっとすると,Facebookは消えるのかもしれないと,最近,思うようになった。

● ぼく一個は,「いいね!」の取扱いは元に戻した方がいいという意見。
 それよりも,ハッピー・バースデーの取扱いを何とかしてほしい。なぜあれを当人の“友だち”全員にばらまく必要があるのか。当人に届くだけでいいではないか。あれ,かなり迷惑なんだよね。
 ひょっとすると,それがウザいというんで,Facebookを離れる人もいるんじゃないかと思うほどだ。

● 情報を取るならTwitterが便利。Facebookでもフォローはいくらでもできるんだけど,140字制限が効いているのか,Twitterの方が気持ちよく情報が取れる。
 そのTwitterで著名人というかオピニオンリーダーをフォローしてたんだけど,しばらく前にその8割を解除し,今回,残りの2割も解除した。つまり,Twitterから情報を取るということ自体をやめた。

● 遠慮なく言わせてもらえば,オピニオンリーダーのツイートもつまらないものが多い。そりゃそうだ。いくら彼らでもいつでも面白いことをツイートできるはずがない。
 付き合うのは時間のムダ。情報は彼らが書いた本から摂取すればいい。

● リアルタイム性を追求しなければならない情報は,ぼくの場合はないという結論。災害があって帰宅難民になったようなときには,情報のリアルタイム性が問題になるのかもしれないが,平時に有事体制を維持するのはムダが多い。

● 結局,TwitterもFacebookも情報を取るために使うのではなく,日記代わりにログを残しておくという使い方になる。従来からそうだったけれども,情報を取ることをやめた結果,それが際立つようになった。
 中には,リツイートばかりしている人もいるんだけども,大方のTwitterユーザーは,ぼくと同じではないかと想像する。自分から発信はするけれども,人のツイートは読まないというタイプ。

● そういう人ばかりになると,誰も読まないツイートがTwitter上に溢れることになるわけだが,それはそれでいいと思う。
 誰も読まないツイートを垂れ流す大衆とと多くのフォロワーを集める著名人の二極構造。日記代わりに使っているだけの大衆と自分の意見を拡散できる著名人。Twitterはそのどちらにも応えてくれるだろう。

● そうなると,TwitterとFacebookの両方を維持している必要はないかも。どちらを残すかといえば,迷う余地なくTwitterだ。

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