● 上野東京ライン。開通前は自分には関係ないと思ってた。上野界隈で用が足りるし,東京より南に行くことなんかそんなにないし,みたいな。
そのわりには開通日(平成27年3月14日)にわざわざ乗りにいったんだけど。こうなるのね,と。さほどの感慨はないよね。車窓の風景は山手線で見なれてるんだから。
いったん上野に戻って,今度は山手線を東京まで乗ってみた。上野東京ラインの第1目的は山手線の混雑緩和。それは間違いなく果たせてることを確認したというわけでした。
● ところがねぇ,これ,すっげぇ便利。自らの不明を恥じますよ。
新橋に停車することが決定的に大きかった。ぼくの場合は。それまでの上野駅のターミナル機能がそっくり(東京じゃなく)新橋に移った感じ。新橋が東京の中心というか,新橋を起点にして発想するようになった。
● 新橋の使い勝手のいいこと。銀座線に乗り換えられるのは安心材料。
それより何より,新橋の雰囲気が自分にピッタリ。まわりを銀座や虎ノ門のような高台に囲まれていて,新橋は谷間。イメージ的にね。その谷間にいろんなものが吹き溜まってくる。
その感じがとても良くて,新橋は何というか,癒やしの場所だ。
● 目下,東京で一番好きな場所はSL広場。ぼく的日本の総鎮守は烏森神社。
なので,上野東京ライン開通以来,初詣は烏森神社だ。初詣のために新橋に行くことはないけれども,1月中には必ず東京に出るもんね。
● その代り,東京駅は素通りするようになった。東京駅で乗降する頻度は,上野東京ラインの開通前より減っている。というか,激減している。
それもJR側の狙いだったのかと思うほどだ。東京,新宿,上野に集まっているターミナル機能を分散したい,って。
● 京葉線に乗らなくなったってのもあるんだけど,日本の玄関駅でございという佇まいが気に入らなくなったといいますかね。とりつく島もない。
東京駅が変わったんじゃなくて(丸の内側の大規模改装のときに,構内の商業施設もかなり変えていて,ひょっとするとそれも影響しているかも),こちらの気分が変わったってことなんだけど。
● 昨日は錦糸町に出たわけですが。
上野→秋葉原→錦糸町とたどるか,東京まで行ってしまって総武線に乗り換えるか。ちょっと考えた。結局,乗換えが少ないからと,後者を選んだ。
東京駅での総武線ホームまでの移動距離の長さを失念してた。東京駅の構内をズーッと歩いてくのって,ストレスになるよね。上野で降りとくんだったと,けっこう深刻に思ったんでした。
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