2018年7月21日土曜日

2018.07.21 「果琳」のジュース

● 相方と宇都宮の福田屋に。タイムセールで半額になった惣菜をあさってこようという,上品とはほど遠い動機による。そんなことをしている間は,永遠に貧乏なままなんだけどね。
 ともあれ。福田屋に行ったときは,「果琳」のジュースを飲むのが楽しみ。今回はスイカジュースのLサイズ。500円。

● これを銀座のクラブで飲んだらいくら取られるだろうか。って,どうしてここで銀座のクラブが出てくるんだ?

● ワタクシが子供の時分には,“渡辺のジュースの素”というのがありましてなぁ。“渡辺の ジュースの素です もう一杯”というテレビのCMもよく憶えておりますよ。
 あれは何というのか,バスクリンの飲料版というのか。今から考えると,とんでもないシロモノだったでありましょうなぁ。それを水で溶いてゴクゴクと飲んでおったわけですよ。あの頃のワタシラの食生活というのは,今の豚以下かもしれなかったですなぁ。

● それに比べたらですよ,「果琳」でたとえばレモグレを注文するとですよ,きれいなお嬢さんが,眼の前でレモンとグレープフルーツを絞って,ジュースをこしらえてくれるわけですよ。
 “渡辺のジュースの素”の時代に育った者としては,ありえない贅沢だと思うわけですな。
 ということで,銀座のクラブにつながるわけね。ありえない贅沢。つながらない?

● まぁ,でもね,スーパーで売ってる果汁100%ジュースというのは濃縮還元が大半だから,コクも風味も飛んでしまっている。紛うかたなきフレッシュジュースっていうのは,銀座千疋屋とか新宿高野といったとんでもなく敷居の高いところに行くか,ホテルのバーで特別に作ってもらうしかないものだったような。
 それが数百円で飲めるようになったんだから(千疋屋と比べちゃいけないんだろけど),ありがたいことです。ま,場所代が入ってないからね。「果琳」はテイクアウト専用だから。

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