● 調べる学習か。たしかに,こういう目的で図書館を使えれば理想的。図書館側からしても,利用者にこういう使い方をしてもらえれば,無料の貸本屋などと陰口をたたかれずにすむ。
ただし,何を調べるか,どのように調べるか,そこを外から与えられたのでは何にもならない。何を調べるかを決めるのが,最もクリエイティブな部分だからだ(と,偉そうに言ってみる)。
● しかし,この調べるという作業をGoogle先生にお願いするというのが,世間で広く見られるわけで。
実際のところ,どうなんだろ,図書館で書籍を使うのと,Google先生にお願いして次々にサイトを跳んでいくのと,どちらがいいだろうか。
● ぼく程度のネットユーザーだと,非常に単純なタスク(たとえば,外国映画の原題を確認するとか)ならネットの独壇場だけれども,ある程度体系を追っていかなきゃいけないものは,現時点でも書籍を使う方が便利だと思っているが。
それでも使う人が使えばネットが勝るのかもしれない。特に英語が読めるのならば,ネットは世界のどの図書館にも勝るらしい。
● 調べるにあたって概論的な知識を得ておく必要があるという場合も,ネットは不向き。図書館に籠もった方がいいような気がする。
ここでも,ネットリテラシーの問題に帰着するのかもしれないけどね。
● ぼくは図書館で調べる学習というのをしたことは一度もない。これからもないだろう。
図書館は無料の貸本屋として使うのが最も賢い方法だと,どこかで思ってるんだよね。
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