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2021年7月5日月曜日

2021.07.05 メルカリは色々と面白い 3

● 5月末から6月上旬にかけて,メルカリでモレスキンノートを買うこと15回(うち2回はボールペンを買った)。大中小とサイズの異なったモレスキンが手元にどっと増えた。
 そのときがメルカリ利用の初体験だったのだが,今度は測量野帳の限定品を少し買ってみた。

● それでわかったのは,メルカリを見るのはいい暇つぶしになりすぎるってことだ。気がついたら1時間くらいは過ぎてしまっている。買おうかどうかと考えてしまう時間も発生するわけだから,本当に時喰い虫になる。
 Facebookをやめてずいぶん経つのだけども,Facebookもやめた理由のひとつはそこにあった。いたずらに時間を捨てさせられるのだ。

● 中には,開示すべき情報をきちんと開示せず,引っかかってくれたら儲けものと思っているのじゃないかとしか思えない出品者もいる。
 たとえば,右の写真に写っている「トラベラーズノート」は,見る人がみれば,ダイソーがかつて250円で売っていたものだとわかるだろう。嘘はついていない。当時,ダイソーも「トラベラーズノート」という商品名で販売していた。

● トラベラーズノートという名称は一般的すぎて商標としては認められないのかもしれない。しかし,デザインフィルが出しているあのトラベラーズノートだと勘違いして飛びつく人がいれば・・・・・・と踏んでいるのだろうと思われても仕方がない。
 ダイソーのものだと言っていないからだ。ここはキチンとデザインフィルのものではない旨,断っておかなければならないところだろう。写真を出してるんだからいいでしょう,ではすまない。
 リアル店舗でこういうことをやったら,一発でレッドカード,退場になるだろう。ダーティーだからだ。

● まぁ,そういう出品者は一部だ。じつは一部というには多すぎる数だと思うのだが(良心的に見れば,相場を知らないせいもあるのかもしれない),リアル店舗に行くより安く買えることが多い。
 いったん人手に渡ったものは,たとえ未使用であっても価格は半値以下になる。日本の商慣習ではそういうことになっている。そこを是正することによって,不用品の流通を促進し,Aさんにとっての不用品を必要としているBさんのところに移動させるというのが,ヤフオクやメルカリの意図するところなのだろう。

● メルカリをうまく使えば,欲しいモノを安く買えることは間違いない。財布の紐が緩くなって,要らないものまで買ってしまうというのが,問題かもしれない。
 送料込みが原則になっているっぽいのも,メルカリの安心材料だ。千円以下の商品だと,出品者は捨て値で出していることがしばしばあるだろう。
 こちらはどうしても,送料込みの価格とリアル店舗で売られている価格を比べて,安い高いを言ってしまいがちなのだが。

● しかし,メルカリの最大問題はそこではなくて,時間つぶしに格好すぎるツールだというところだ。
 意思の力を使って,強制的に見る時間を制限しないとまずいことになりそうだ。

2021年6月11日金曜日

2021.06.11 メルカリは色々と面白い 2

● 先月末に初めてメルカリでモノを買ってみた。メルカリでの売買にどういうルールや習慣があるのか,まだよくわかっていない。
 が,出品者によってアレコレとマイルールを作っている人がいる。勢い,それを購入予定者に押し付けることになるわけだが,右の写真のようなことをリアル店舗でやる店員がいたら,即刻クビになるだろうし,クビにすべきだろう。


● 「書いてあることを聞いてくる。読んでいない」と言うのだが,買い手とはそういうものだろう。売り手が考える模範的な買い手は存在しないものだと思うべきだ。そういうものではないですか。
 「購入希望です,検討してします,と言って買わない」「聞くだけ聞いて購入しないで終わらす」のはリアル店舗なら常識だろう。入店して店員に訊いた以上は,必ず何かを買わなければならないとやったら,そんな店舗は3日で潰れる。
 そういう人をブロックしているらしい。いくら素人でも商売を知らなすぎるんじゃないか。いや,商売じゃないから,と言われそうだけどね。


● 「SOLD商品へのいいねもやめてください」というのも勝手な言い草だ。SOLD商品も表示するのがメルカリのデフォルトなのだから,それに対して何らかの反応をするのはむしろ自然だ。
 それに文句があるならば,いいねをする人にではなくて,メルカリに苦情を申し立てるのが筋というものだ。


● 「サイズ・材質などはご自身でお調べください」となると,横着を通り越して横柄に至っている。どれだけ楽をして売るつもりだ?
 たとえばユニクロのような商品現物をいくらでも触っていいことにしているところであってもなお,材質もサイズもきちんと表示している。

● 
メルカリはネット上のフリマのようなものだ。そうした商行為としての売買ではない。
 だとしても,モノを売るとは基本的には買っていただくものであって,売ってやるのではない。売ってやるが通用したことも戦後のごく短期間,あるにはあった。
 が,モノ余りのこの時代に,そのやり方は素人でもいかがかと思う。

● そんな面倒なことはしたくないと言うなら,メルカリに参入しなければいいだけのことだ。
 Twitterをやりながら,無断転載お断りという人がいるけれども,まとめサイトのようなところに使われるのがイヤなのなら,Twitterなどやめればいい。
 Twitterをやるというのはそういうことだ。無断で転載されることがあるのを承知することだ。メルカリも同様ではないか。

● まぁ,しかし。売る側に商人道というほどのノウハウが蓄積されているプロの売り手と,消費者がたまたま売り手になるようなメルカリとを同じに考えるわけにはいかない,というのもわからないではない。
 が,ぼくはこういう売り手とは関わりを持ちたくない。同じように考える人が多いと思う。


● かと思えば,こういう人もいる。「即購入せず,必ずコメント下さい」と言うのだ。どうやら,これがメルカリが考えている手順なのかもしれない。
 単にモノを売り買いするだけではなくて,そこにコミュニケーションを入れ込みたい,モノを媒介にしたSNSのようなものにしたい,ということか。

● 「購入後の初回メッセージは必ず頂きますようお願いいたします」ともある。
 それがなぜ必要なのかがわからない(が,メルカリが敷いたレールはそうなっている)。こちらはモノが欲しいのであって,売り手とコミュニケーションしたいわけじゃないんだが。
 メルカリの場合は,購入申込み時にクレジットカードで支払いも済ませるのがデフォルトだ。品物が届く前に代金を払っているのだ。その他にコメントを要求される筋合いはないはずだ。

● 出品者が自分の好みでルールを作り,それを購入者(購入者予備軍)に押し付けてくるのが面白くない。当然,そういう売り手はこちらからブロックすることもできるので,遠慮なくそうすればいいと思う。
 っていうか,それだけの話なのではある。かにかくに,メルカリは面白いのだ。

2021年6月10日木曜日

2021.06.10 メルカリは色々と面白い

● ヤフオクもそうなんだけど,メルカリって,値段の高い順に表示してみると面白いよね。
 これなんかも,誰かが間違って買ってくれればメッケモノって感じなのかね。入手困難っていったって,同じメルカリで700円で出てたりするからさ。

● こんなものもありましたよ。今でもダイソーで300円で買えるものをメルカリで800円で買う人って,いるんですかねぇ。いないよねぇ。
 離島とかにはいるんですか。ダイソーがないようなところ。でも,そういうところは送料が余計にかかっちゃうんでしょ。送料込みで800円ではすまなくなるんでしょ。
 けれども,ちゃんと【DAISO】と謳っている。公明正大。まこと,メルカリは面白い。

● ダイソー絡みでいえば,こういうのもある。600円は1冊あたりのお値段っていうんだけどねぇ。
 100円で買ったものを600円で売るっていうのは,ちょっとねぇ,どうなのよ。B6サイズのダイスキンはダイソーの店頭から消えて久しいんだけどさ。あれば欲しいという人はいるかもしれないんだけどねぇ。
 不思議なのは,これに「いいね」が3つ付いていることだ。コメントも1つある。どんなコメントなのかは見なかったけど。

● 少なくともさ,こういうのをセドリとは言わないと思うんだよなぁ。セドリっていうのは,1万円の価値があるものが2千円で売られているのを見つけて,それを自分が買って1万円で売るというやつだ。
 1万円の価値があるというのが前提としてなければならない。2千円の価値しかないのを2千円で買って,あわよくば1万円で売ってやろうというのは,もはやセドリではない。詐欺に近い(近いだけであって,詐欺ではないのだが)。
 バカがもっとバカを引っかけようとしている図にしか見えないっていうかね。さらに言っちゃうと,貧乏人がもっと貧乏な人から儲けてやろうとしている図っていうかさ。
 ひょっとすると,中学生や高校生が小遣い稼ぎにやってたりするんだろうか。

● 堀江貴文さんがこんなことを言っている。
 メルカリが爆発的に流行った背景には,「インスタ映え」の影響が大きい。(中略)インスタに写真を上げれば,もっと手軽にもっと効率良く,承認欲求が満たされる。だから,お金がある人はZOZOTOWNで洋服を買って,インスタに写真を上げたあと,メルカリに流すという行動に出る。お金がない人は,メルカリに流れた洋服を買って,やっぱりインスタに上げて,再びメルカリに流す。それは,結果的にシェア経済ということだ。(『これからを稼ごう』 2018年 p184)
 ヤフオクが画期的だったのはここのところなんだよね。シェア経済に向けて確かな推進装置を作った。代金の振込手数料の問題は,“かんたん決済” を無料化することで解決した。そこにメルカリが加わって,さらにシェア経済化が進むことになった。

● シェア経済化が進むということは,商品の寿命が延びることだ。リサイクルだのリユースだのではなくて,リのつかない商品本来の使われ方が長くなる。
 3年で捨てられていたものが,さらにあと3年使われることになれば,モノが倍に増えたのと同じだ。
 断捨離に代表されるような,モノは少なく持とうというムーブメントもあり,何と言ってもモノ自体の品質が良くなって,長く使えるようになった。IT機器もスペック的に2年で陳腐化するものではなくなった。パソコンなんか5年前の機種でも問題なく使える。
 シェア経済化が進展するには,そうしたことが前提にある。

● それは消耗品であっても同じだ。けれども,ノートのような商品は洋服と違って,繰り返して使うことはできない。一度使ってしまえばそれで終わり。
 したがって,シェア経済の範疇には入って来ないはずのものなのだけども,ヤフオクやメルカリでは多く出品されている。

● 買ったけれども使わない。もらったけれども要らないもの。そういうことがたくさんあるってことだよね。
 需要以上に生産されている。文具にはそれが多そうだ。死蔵される,使わないで捨てられる,紛失される。それがあることを前提に生産されている。
 その一部がヤフオクやメルカリに回ってくる。ありがたい。文具店で買えば2千円のモレスキンノートがノベルティ商品とはいえ5百円で買えたりするんだから。