● 今日の下野新聞。栃女高オーケストラ部の紹介記事。
● 栃木県内でオーケストラ部がある高校は6校(だったと思う)。総文祭での演奏っていうのは各校持ち回りになっているんだろうか。去年は鹿沼高校が出たのではなかったか。
学校側(あるいは父兄側)には経済的な負担が生じるだろう。意欲のある生徒は当然やりたいだろうけどねぇ。
● 弦は初心者が多いという。高校生の可塑性には端倪すべからざるものがあると承知している。ども,以前に別の楽器をやっていたんだろうね。弦は高校に入ってから始めたとしても,演奏経験それ自体は中学校でやっていたんだと思いたい。
そう思わないと,ぼくの中で平仄が合わなくなる。本当に楽器そのものに触るのが高校生になってからだとすると,それでどうすればチャイコフスキーの6番を演奏できるようになるのか,ちょっと想像がつかないんだよ。
● それとも,高校生はできるんだろうか。高校に入って始めて楽器に触れたのだとしても,「悲愴」をともかくも演奏してみせるようになるんだろうか。
だとすると,「端倪すべからざるものがある」などとすましている場合じゃないぞ。彼女たちの前に跪かなければいけない。
2018年3月30日金曜日
2017年11月19日日曜日
2017.11.19 まだ見ぬ彼氏を熱く語る
● 宇都宮短期大学の彩音祭にお邪魔したわけだが。帰りはひとつ先のバス停からバスに乗った。“宇短大入口”で大勢の乗客が乗ってきた。
附属高校の生徒さんがほとんど。しかも,そのほぼ全員が女子生徒。
● いや,姦しいこと。非難しているのではない。そういうものなのだ。そうでなくては,たぶん,困るのだ。
ともあれ,彼女たちの止むことのない話し声を聞くことになった。
● 彼女たちの最大の関心事は彼氏を作ることのようだ。まだ見ぬ彼氏を語ることに情熱を注いでいる。これからの進路とか将来設計とか,勉強や試験のことではなくて。
逆にいうと,将来にはあまり不安を持っていないようなのだ。考えても仕方がないと思っているのだろうか。
● であるなら,賢いかもしれないね。考えても仕方がないところがたしかにあるし,16歳やそこらじゃ,具体的に考えるには情報が圧倒的に不足しているはずだから。
夢を語ることになるしかないよね。どうせ夢を語るんだったら,彼氏に関する夢の方が,それこそ夢があるかもなぁ。もっとも,その夢は必ず破れるんだが。
● 彼女たちがなぜその方向に行くのかといえば,それはもう神様がそういうふうに人間を造ったからだとしか考えようがない。
もし,彼女たちの年代ですでに男や結婚,家庭というものを冷静に見つめることができてしまったら,人類は滅亡するしかなくなる。
男の大半がスケベなのも同じだ。男からスケベを取り除いてしまったら,やはり人類は絶えてしまうだろう。
● ぼく自身,20代の前半は関心事の7割は異性のことだった。たぶん,そうだった。仕事とか将来とかそのときの政治情勢とか,そういうことではなくて。
今からすれば,バカだったと思いもするんだけど,それ以上に仕方がなかったと思っている。いや,それで良かったのだと思っている。そうでなければできない体験もあるのだ。
附属高校の生徒さんがほとんど。しかも,そのほぼ全員が女子生徒。
● いや,姦しいこと。非難しているのではない。そういうものなのだ。そうでなくては,たぶん,困るのだ。
ともあれ,彼女たちの止むことのない話し声を聞くことになった。
● 彼女たちの最大の関心事は彼氏を作ることのようだ。まだ見ぬ彼氏を語ることに情熱を注いでいる。これからの進路とか将来設計とか,勉強や試験のことではなくて。
逆にいうと,将来にはあまり不安を持っていないようなのだ。考えても仕方がないと思っているのだろうか。
● であるなら,賢いかもしれないね。考えても仕方がないところがたしかにあるし,16歳やそこらじゃ,具体的に考えるには情報が圧倒的に不足しているはずだから。
夢を語ることになるしかないよね。どうせ夢を語るんだったら,彼氏に関する夢の方が,それこそ夢があるかもなぁ。もっとも,その夢は必ず破れるんだが。
● 彼女たちがなぜその方向に行くのかといえば,それはもう神様がそういうふうに人間を造ったからだとしか考えようがない。
もし,彼女たちの年代ですでに男や結婚,家庭というものを冷静に見つめることができてしまったら,人類は滅亡するしかなくなる。
男の大半がスケベなのも同じだ。男からスケベを取り除いてしまったら,やはり人類は絶えてしまうだろう。
● ぼく自身,20代の前半は関心事の7割は異性のことだった。たぶん,そうだった。仕事とか将来とかそのときの政治情勢とか,そういうことではなくて。
今からすれば,バカだったと思いもするんだけど,それ以上に仕方がなかったと思っている。いや,それで良かったのだと思っている。そうでなければできない体験もあるのだ。
2017年7月7日金曜日
2017.07.07 女子高の共学化
● 右は今日(7月7日)の下野新聞のトップ記事。
宇都宮中央女子高校が共学化される。こういうことがあると,卒業生や在校生は意見を言う。ほとんどの人が変化には反対する。変化後の状況をリアルに想像するのは難しい。それも現状維持を選択したくなる理由のひとつだろう。
賛成者もいるのかもしれないけれども,そういう人は黙っているだろう。
● ただ,変化を嫌うという一般性傾だけでもないような。かつて,烏山高校と烏山女子高校が統合されたときには,女子校の在校生からは歓迎の声が多かったような記憶がある。
10年前と今とでは女子高生の好みが変わったんだろうか。あるいは,中央女子高校っていうのは,女子だけの方が居心地がいい何かがあるんだろうか。
● 別学と共学のどちらがいいか。結論は出ないだろう。あるいは,出す必要もないかもしれない。
ただ,栃木県の伝統校(普通科)は別学が多いという事実がある。かつての郡の中心地には男子校と女子校があった。宇都宮,栃木,足利,佐野,真岡,大田原,烏山。
それでも少子化は津波となって時代を襲っている。烏山と佐野は共学化された。今度は足利も統合,共学化される。
しかも,郡の中核だったところが,宇都宮を除けば,地盤沈下を見せている。烏山と大田原は特に空洞化が目立つように思える。かつての枠組みを維持するのは,もはや無理だ。
● そういうことは別にして。ぼくはといえば,どうだっていいじゃないかと思う。自分が卒業した学校の名前が変わろうが,中身が変わろうが,この世から消えてしまおうが,どうでもいい。
高校の卒業証書はもう手元にはない。とっくの昔に処分した。ゴミ焼却場で灰になったはずだ。高校に限らない。小学校から大学までのすべての卒業証書は処分済み。
● ひとつには必要ないからだ。もうひとつは愛着もないからだ。母校という観念もない。自身のアイデンティティを出身校に置く部分は1ミクロンもない。
生徒や学生だった頃の自分への懐かしさもない。いわゆる青春時代を懐かしいと思ったことなどない。すべては過ぎ去ったこと。それ以上ではない。
● ただし,ぼくのような者を入学させてくれた大学には感謝している。合格を知ったときにはビックリしたよ。よくぞ合格させてくれたものだ。
当時,今と同じだけの世間知を持っていれば,大学には行かなかったと思うんだけどね。
宇都宮中央女子高校が共学化される。こういうことがあると,卒業生や在校生は意見を言う。ほとんどの人が変化には反対する。変化後の状況をリアルに想像するのは難しい。それも現状維持を選択したくなる理由のひとつだろう。
賛成者もいるのかもしれないけれども,そういう人は黙っているだろう。
● ただ,変化を嫌うという一般性傾だけでもないような。かつて,烏山高校と烏山女子高校が統合されたときには,女子校の在校生からは歓迎の声が多かったような記憶がある。
10年前と今とでは女子高生の好みが変わったんだろうか。あるいは,中央女子高校っていうのは,女子だけの方が居心地がいい何かがあるんだろうか。
● 別学と共学のどちらがいいか。結論は出ないだろう。あるいは,出す必要もないかもしれない。
ただ,栃木県の伝統校(普通科)は別学が多いという事実がある。かつての郡の中心地には男子校と女子校があった。宇都宮,栃木,足利,佐野,真岡,大田原,烏山。
それでも少子化は津波となって時代を襲っている。烏山と佐野は共学化された。今度は足利も統合,共学化される。
しかも,郡の中核だったところが,宇都宮を除けば,地盤沈下を見せている。烏山と大田原は特に空洞化が目立つように思える。かつての枠組みを維持するのは,もはや無理だ。
● そういうことは別にして。ぼくはといえば,どうだっていいじゃないかと思う。自分が卒業した学校の名前が変わろうが,中身が変わろうが,この世から消えてしまおうが,どうでもいい。
高校の卒業証書はもう手元にはない。とっくの昔に処分した。ゴミ焼却場で灰になったはずだ。高校に限らない。小学校から大学までのすべての卒業証書は処分済み。
● ひとつには必要ないからだ。もうひとつは愛着もないからだ。母校という観念もない。自身のアイデンティティを出身校に置く部分は1ミクロンもない。
生徒や学生だった頃の自分への懐かしさもない。いわゆる青春時代を懐かしいと思ったことなどない。すべては過ぎ去ったこと。それ以上ではない。
● ただし,ぼくのような者を入学させてくれた大学には感謝している。合格を知ったときにはビックリしたよ。よくぞ合格させてくれたものだ。
当時,今と同じだけの世間知を持っていれば,大学には行かなかったと思うんだけどね。
2017年4月26日水曜日
2017.04.26 餃子の「みんみん」でアルバイトをしている女の子
● 「みんみん」に入って着座したら,若くてきれいな女の子が相方のところに挨拶に来た。何事かと思ったら,彼女,小学生のとき,相方が担任していた子だったらしい。
16歳になりました,という。その年齢でこの店でアルバイトをしているのか。たいしたものだなぁ。授業が終わってから駆けつけているんだろうからね。
● 小学生のときの担任の先生に挨拶できるというのもたいしたものだ。ぼくなら気づかないふりをしたかもしれない。いい年になってからも,さんざんそういうことをやってきたからなぁ。
● 高校のほかに自分の世界を持つことで,支点が複数になる。片方で嫌なことがあっても,他方で補えるという利点もあるのかもしれない。
身体を動かすことが嫌いじゃないなら,こうしたアルバイトは賃金以外の利点をもたらしてくれるかもしれない。
● どっちにしてもたいしたものだ。高校生だった頃の自分には考えもつかなかったことだ。ぼくらの頃は,高校生のアルバイトってほぼなかったように思うんだが。
今の子は早くから大人の世界に入ってくる。大人と子供の境界が曖昧になってきているのかもしれない。
● きれいな子だったので,大きなお世話ながら,一抹の不安を感じてしまった。昔の言葉でいえば,女衒。悪いやつがいて,こういうきれいな子をその道に引きずりこむ。
いや,考えすぎなんですけどね。そんなことのあるはずはないと思うんだけどさ。
16歳になりました,という。その年齢でこの店でアルバイトをしているのか。たいしたものだなぁ。授業が終わってから駆けつけているんだろうからね。
● 小学生のときの担任の先生に挨拶できるというのもたいしたものだ。ぼくなら気づかないふりをしたかもしれない。いい年になってからも,さんざんそういうことをやってきたからなぁ。
● 高校のほかに自分の世界を持つことで,支点が複数になる。片方で嫌なことがあっても,他方で補えるという利点もあるのかもしれない。
身体を動かすことが嫌いじゃないなら,こうしたアルバイトは賃金以外の利点をもたらしてくれるかもしれない。
● どっちにしてもたいしたものだ。高校生だった頃の自分には考えもつかなかったことだ。ぼくらの頃は,高校生のアルバイトってほぼなかったように思うんだが。
今の子は早くから大人の世界に入ってくる。大人と子供の境界が曖昧になってきているのかもしれない。
● きれいな子だったので,大きなお世話ながら,一抹の不安を感じてしまった。昔の言葉でいえば,女衒。悪いやつがいて,こういうきれいな子をその道に引きずりこむ。
いや,考えすぎなんですけどね。そんなことのあるはずはないと思うんだけどさ。
2016年12月20日火曜日
2016.12.19 高校生はすごい
● 高校生のパワー,生命力の強さに感嘆させられることが多い。スポーツ大会のような催しに出かけたわけではない。
街で見かける彼らから,ごく普通にそういう印象を受ける。
● 氏家の「登竜」に寄ったら,女子高生が二人,テーブル席で麺を食べていた。大きな笑い声がしばしば響いてくる。うるさいとは思わない。彼女たちのはじけた様が心地よく伝わってくるのだ。
彼らの生命力をずっと持ち続けることができたら,それを発揮し続けることができたら,必ずひとかどの人物になれるだろう。誰であっても。
● 翻って,高校生のときの自分は彼らのように生命力に溢れていただろうかと考える。どうもそうじゃなかったような気がする。内にこもって,外に対しては基本的に“おびえ”を抱いていたような気がする。
生命力をたぎらせているかに見える彼ら彼女らも,じつは大昔のぼくと同じようにウジウジやイジイジを抱えているのだろうか。
● ところで,女子高生二人,食べ終えてもずっと喋っている。これだけ混んでいるんだから,食事を終えたら席を空けなきゃいかんだろ。
おそらく,そいういうことが見えていないんだろうな。自分たちの世界に入りこんで,外が見えなくなっている。自分が世界の中心になっている。その状態をオバサンと呼ぶとすると,女子の場合は,物心ついたときにはすでにオバサンなのかもしれないな(暴言多謝)。
街で見かける彼らから,ごく普通にそういう印象を受ける。
● 氏家の「登竜」に寄ったら,女子高生が二人,テーブル席で麺を食べていた。大きな笑い声がしばしば響いてくる。うるさいとは思わない。彼女たちのはじけた様が心地よく伝わってくるのだ。
彼らの生命力をずっと持ち続けることができたら,それを発揮し続けることができたら,必ずひとかどの人物になれるだろう。誰であっても。
● 翻って,高校生のときの自分は彼らのように生命力に溢れていただろうかと考える。どうもそうじゃなかったような気がする。内にこもって,外に対しては基本的に“おびえ”を抱いていたような気がする。
生命力をたぎらせているかに見える彼ら彼女らも,じつは大昔のぼくと同じようにウジウジやイジイジを抱えているのだろうか。
● ところで,女子高生二人,食べ終えてもずっと喋っている。これだけ混んでいるんだから,食事を終えたら席を空けなきゃいかんだろ。
おそらく,そいういうことが見えていないんだろうな。自分たちの世界に入りこんで,外が見えなくなっている。自分が世界の中心になっている。その状態をオバサンと呼ぶとすると,女子の場合は,物心ついたときにはすでにオバサンなのかもしれないな(暴言多謝)。
2016年9月8日木曜日
2016.09.07 最近見かけた3人の女性騎士
● 騎士とは男性のことだろうなどという野暮は言いっこなし。かつて“リボンの騎士”もいたではないか。サファイア姫,永遠なれ。
● 4日に東京駅から宇都宮行きの電車に乗った。座れる確率が高い先頭車両か最後尾の車両に乗ることにしている。この日は最後尾だった。
ぼくの前に乗り込んだ女の子がいた。たぶん中学生ではないだろうか。あるいは高校生かもしれない。
その彼女,座れるのにあえて座らず,座席の前をよけて立った。あたかも背中に目があって,年寄りのさえない男が乗ってきたら,席は譲ってやろうとしたかのようだった。
● で,ぼくは座ったんだけど,その彼女,すぐに降りるのかと思ったら,さにあらず。彼女が降りたのは久喜駅だった。それまでずっと立っていた。
これ,ぼくにできるだろうか。若い頃はやっていたかもしれないんだけど,今,できるだろうか。
● 6日に氏家の「登竜」に飲みに行った。そこに30歳前後とおぼしき女性が一人で,食べに来ていた。一生懸命に麺を食べていた。今は食べることに全力をあげるといった風情で。かといって,いぎたなく食べているわけではもちろんない。
この時間にここで食べているということは,ひょっとするとこれから夜勤に向かうのだろうか。
● 食べ終えたら,バッグからノート(手帳か)とペンを取りだした。何事かを確認しているようだった。ときどき,スマホを叩いている。おそらく,電卓アプリを立ちあげて計算しているのではないかと思われた。仕事の段取りでもしているのだろうか。
こういう女子がいる限り,日本は安泰だな。男女雇用機会均等法ができたのは30年前か。それ以前は働き手の主要部分は男だけが担っていた。もったいないことをしていたものだな。
● 今日(7日)の朝。雨だった。ぼくの前を歩いていた女子高校生。傘をさした彼女,群れないで一人。水が溜まっているところをよけることもなく,サッサと歩いて行く。そうするのだという意思を感じさせる。しかし,無理をしているふうではない。
若き騎士だなと感じ入ってしまった。
● というわけで,ここ数日の間に,3人の女性騎士に出会う光栄をえた。彼女たちにはいくつかの共通点がある。
まず,一人であること。友だちと群れていなかった。一人で立っている感があった。次は,若かったこと。今どきだから,30歳前後は充分に若い部類に入る(本人がどう思っているかは別として)。
● 今どきの若いのは,と年寄りは言いがちだけれども,彼ら年寄りたち(ぼくもここに属する)よりも若い人たちの方が,おしなべて言えば凜としたものを感じさせるように思う。
バブル期に生きた人たちに比べれば,時代に鍛えられている度合が違うから,それが当然なのだ。
● 4日に東京駅から宇都宮行きの電車に乗った。座れる確率が高い先頭車両か最後尾の車両に乗ることにしている。この日は最後尾だった。
ぼくの前に乗り込んだ女の子がいた。たぶん中学生ではないだろうか。あるいは高校生かもしれない。
その彼女,座れるのにあえて座らず,座席の前をよけて立った。あたかも背中に目があって,年寄りのさえない男が乗ってきたら,席は譲ってやろうとしたかのようだった。
● で,ぼくは座ったんだけど,その彼女,すぐに降りるのかと思ったら,さにあらず。彼女が降りたのは久喜駅だった。それまでずっと立っていた。
これ,ぼくにできるだろうか。若い頃はやっていたかもしれないんだけど,今,できるだろうか。
● 6日に氏家の「登竜」に飲みに行った。そこに30歳前後とおぼしき女性が一人で,食べに来ていた。一生懸命に麺を食べていた。今は食べることに全力をあげるといった風情で。かといって,いぎたなく食べているわけではもちろんない。
この時間にここで食べているということは,ひょっとするとこれから夜勤に向かうのだろうか。
● 食べ終えたら,バッグからノート(手帳か)とペンを取りだした。何事かを確認しているようだった。ときどき,スマホを叩いている。おそらく,電卓アプリを立ちあげて計算しているのではないかと思われた。仕事の段取りでもしているのだろうか。
こういう女子がいる限り,日本は安泰だな。男女雇用機会均等法ができたのは30年前か。それ以前は働き手の主要部分は男だけが担っていた。もったいないことをしていたものだな。
● 今日(7日)の朝。雨だった。ぼくの前を歩いていた女子高校生。傘をさした彼女,群れないで一人。水が溜まっているところをよけることもなく,サッサと歩いて行く。そうするのだという意思を感じさせる。しかし,無理をしているふうではない。
若き騎士だなと感じ入ってしまった。
● というわけで,ここ数日の間に,3人の女性騎士に出会う光栄をえた。彼女たちにはいくつかの共通点がある。
まず,一人であること。友だちと群れていなかった。一人で立っている感があった。次は,若かったこと。今どきだから,30歳前後は充分に若い部類に入る(本人がどう思っているかは別として)。
● 今どきの若いのは,と年寄りは言いがちだけれども,彼ら年寄りたち(ぼくもここに属する)よりも若い人たちの方が,おしなべて言えば凜としたものを感じさせるように思う。
バブル期に生きた人たちに比べれば,時代に鍛えられている度合が違うから,それが当然なのだ。
2016年5月11日水曜日
2016.05.10 神社で何かを祈る女子高生
● ぼくの前を歩いていた女子高生がいた。行き先はひとつしかない。駅だ。ぼくも駅に向かっている。
その子が駅ではない方向に曲がった。その先には小さな神社がある。
● 彼女がその社の前で手を合わせて何かを祈っていた。まさか,合格祈願ではないだろう。まだちょっと早い。
自身の心身に辛い状況を抱えているんだろうか。家庭に問題があって悩んでいるんだろうか。
● 自分自身を考えても,高校の3年間はこれまでの人生で最も辛い,というか思うに任せない,時期だった。当時のぼくには神様に手を合わせるという発想は浮かばなかったけど,彼女も当時の自分と同じなのかとも思った。
が,おそらくそうではないのだろうな。同じ悩みはないものな。ぼくにはぼくの,彼女には彼女の,固有の悩みがある。安易に共通項で括ってはいけないものがある。
● その彼女のたたずまいが美しかった。乙女とはこういうものだと思わせるものがあった。立ちどまってしげしげと眺めたわけではない。歩きながらチラッと見ただけだ。ひと目で充分だった。
祈りには,それが現世利益を願うものであっても,カタルシス効果がある。彼女もそれで幾分なりともスッキリできれば,その分,自分で自分を救ったことになる。
その子が駅ではない方向に曲がった。その先には小さな神社がある。
● 彼女がその社の前で手を合わせて何かを祈っていた。まさか,合格祈願ではないだろう。まだちょっと早い。
自身の心身に辛い状況を抱えているんだろうか。家庭に問題があって悩んでいるんだろうか。
● 自分自身を考えても,高校の3年間はこれまでの人生で最も辛い,というか思うに任せない,時期だった。当時のぼくには神様に手を合わせるという発想は浮かばなかったけど,彼女も当時の自分と同じなのかとも思った。
が,おそらくそうではないのだろうな。同じ悩みはないものな。ぼくにはぼくの,彼女には彼女の,固有の悩みがある。安易に共通項で括ってはいけないものがある。
● その彼女のたたずまいが美しかった。乙女とはこういうものだと思わせるものがあった。立ちどまってしげしげと眺めたわけではない。歩きながらチラッと見ただけだ。ひと目で充分だった。
祈りには,それが現世利益を願うものであっても,カタルシス効果がある。彼女もそれで幾分なりともスッキリできれば,その分,自分で自分を救ったことになる。
2015年10月20日火曜日
2015.10.20 夜の9時にスタバで勉強していた女子高生
● 土曜日の某日,夜,宇都宮のベルモールに行った。カルディを覗き,ヨーカドーで食料品を買い,ケータイショップのBE-ONEを冷やかして,スタバに行ってみた。
● 市内の女子高生がひとり,ノートと参考書を広げて鉛筆(シャープペンだったかもしれない)片手に勉強していた。女子高生となぜわかったのかといえば,彼女が制服を着ていたからだ。
勉強するにはちょっと暗いかもしれないね,この時間のスタバはね。
● 涼やかな美人で,なかなか絵になる風景だった。それだけの話である。
● 市内の女子高生がひとり,ノートと参考書を広げて鉛筆(シャープペンだったかもしれない)片手に勉強していた。女子高生となぜわかったのかといえば,彼女が制服を着ていたからだ。
勉強するにはちょっと暗いかもしれないね,この時間のスタバはね。
● 涼やかな美人で,なかなか絵になる風景だった。それだけの話である。
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