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2021年9月28日火曜日

2021.09.28 栃木県内ならどこに行きたいか

● JR駅に置いてある地元栃木の観光パンフ。何せ地元なのだから,ここに載っていることはあらかた知っているつもりでいる。
 が,その “知っているつもり” を頭から追いだして,何も知らない状態になって,さて,ここに掲載されているところのどこに行きたいだろうかと考えてみる。
 しかぁし。率直に言うと,行きたいところがひとつもない。たぶん,“何も知らない状態” になれていないんだろうね。

● まず,日光エリア。今年の4月に今市に開業した日光ランドマーク。コロナでジッとうずくまっていたわけではないんだねぇ。ぼくはどうもこうした人口の娯楽施設に気を取られるね。屋上に観覧車もあるようなんだけど,写真で見る限りはまぁチャチイ観覧車のようだ。
 たまり漬けは今市が有名じゃなかったか。地元のぼくらは気づきにくいんだけど,他県から来た人が最も買っていく栃木土産がたまり漬けだと聞いたことがある。もうだいぶ前だけど。

● 次に那須エリア。ここで紹介されている中でオッと思ったのは,「前日光温泉 川霧の湯」。日帰り温泉だ。源泉かけ流しとのこと。場所は塩谷町船生。このあたりも前日光というのか。
 なぜオッと思ったかというと,知らなかったからだ。新しい施設なのだろう。やっぱり,何も知らない状態にはなれないねぇ。

● カフェモリコーネにも注目。黒磯の図書館の中にあるカフェ。図書館の本を読みながら,地元の牧場で作られたソフトクリームなんぞを味わえるらしい。
 栃木県でもそんな図書館ができたんですねぇ。いい感じだね。運営はなかなか厳しかろうと思うが。

● 県央エリア。烏山や馬頭,氏家,喜連川も含まれている。鹿沼や上三川も入る。ぼくもこのエリアの住人になるのだが,ピンと来ない区分けだよね。県南,県央,県北と分けると県北に入っていたからね。
 日帰り温泉にも長らく行ってないんだけど,やっぱ喜連川温泉でいいかねぇ。市営の露天風呂。まごうかたなき源泉かけ流し。あんな贅沢な温泉,そうそうないかもなぁ。

● 紅葉を愛でる趣味はないけれども,もしそれをやるんだったら,朝まだきの時間に家を出て,いろは坂を登って奥日光まで行かんでも,烏山の落石で充分かもなぁ。
 わりと自宅の近くで間に合うもんだなと思いましたよ。光を観るのは近場でもできるね,と。

● 県南エリア。この観光パンフで文句なしに惹かれたのは,佐野の蓬莱山。
 勝道上人の開山らしいのだが,そういうところは車じゃないと行けない。しかも狭い道を走らないといけないんじゃないか。それゆえにこそ,有難味もあるというものだろうけどね。
 ま,この場所に限らず,車は必須でしょうなぁ。公共機関と徒歩だけで何とかしたいとなると,行けるところはかなり限られてくるねぇ。ここが東京との大きな違いだ。

● 栃木市に「岩下の新生姜ミュージアム」があるんだそうだ。ぼくはぜんぜん知らなかったんだけど,「岩下の新生姜」って栃木と何か関係があったんですか。
 このエリアはいわゆる両毛地区が過半を占める。同じ栃木県とはいえ,県北の人間からすると謎めいたところだ。ので,旅行先の候補になる。

● JRでも両毛地域だけのパンフを作っている。電車で行くんだったら東武の周遊券を使うのが吉ですかね。群馬の館林と大田も一緒に巡れる。
 が,宇都宮から東武で行くとなると,いったん東武動物公園まで出なければいけなくなる。東武で栃木まで行って,栃木からJR両毛線で佐野に出て,東武の周遊券が使えれば一番いいんだけどね。
 それ以前に,宇都宮からではこの切符は買えない。JRで久喜まで出て,東武久喜駅で買うしかない。3日間有効でけっこう使えるっぽいんだけどねぇ。

● 県東エリア。芳賀郡に相当。他のエリアに比べるとだいぶコンパクト。
 このエリアでは益子の存在感がダントツ。栃木県で勢いを感じる町が2つあって,益子町と那須町だ。よそから流れてくる人が多い。よそ者が面白いことをやってくれる。傍から見る分には,淀まないですんでいるというふうに見える。
 そのことによって多くの問題を抱えることにもなっているんだろうけど,淀むよりはマシかなぁ。

● 茂木の “未成線「長倉線」ツァー” が紹介されているんだけども,長倉線って何? 下野中川駅という言葉もある。
 烏山と茂木を鉄道でつなげる計画があったのだが,それのことだろうか。だとすると,烏山-茂木間は国道294号に沿うのではなくて,那珂川に沿って敷かれる計画だったのか。
 烏茂線(?)とは別の路線のことですかねぇ。どっちにしても,今となっては夢幻の如くなり,だな。仮に敷設されていたとしても廃線になっていたでしょうなぁ。

● このパンフレットのモデルを務めているのは小池里奈さん。TBSドラマ「美少女戦士セーラームーン」のセーラールナ役でデビューしたとある。「美少女戦士」の主題歌はぼくのウォークマンに入っておりますよ。
 とっつきやすい美人という印象。美人に生まれたばっかりにイヤな思いをすることもあったんじゃないかな。とちぎ未来大使なんて雑用にも駆りだされるし。
 不美人が美人を羨ましがることはないと思いますよ。多数派に属していた方が楽に決まっているわけで。

2017年7月27日木曜日

2017.07.27 「青春18きっぷ」で東京へ。ついでに烏山

● 「青春18きっぷ」を持って,出かけた。行き先は決めず。宇都宮線の上りか下りの早く来る方に乗ろうと思った。上りが早かった。宇都宮行き。
 で,まずは宇都宮へ。駅構内の「いろり庵きらく」で朝食そば。380円。

● ぼく的3大朝食というのがあって,一番目は宝積寺駅前の「ちょっ蔵食堂」の250円の朝食。
ごはんと生卵(または目玉焼き),味噌汁,お新香。洋食セットもあって,トーストとハムエッグになる。味噌汁も付く。コーヒーを飲みたければ,100円玉を入れると動くコーヒーメーカーがある。
 次は,吉野家の納豆定食。あまりにも有名。
 で,もうひとつが,この「いろり庵きらく」の朝食そば。
納豆と卵,ごはん,汁がわりのかけそば,という420円の定食もあって,こちらを食べたかったんだけど,すでに売り切れていた。

● 朝食を出すのは大変だと思う。朝から準備を始めるのでは,とんでもなく早起きしなければならないだろうから,あらかた前日までに用意しておくのだろう。
 それでもって質を保つというのはなかなかねぇ。だから,火を通さなければならないメニューは少なくなる。

● 「ちょっ蔵食堂」の朝食は,この点でもちょっと驚異なんですな。百パーセント,手作りだし。
 7時から営業している(以前は6時からだった)。スタッフは何時に店に入っているんだろう。田舎であまり数も出ないだろう。だからできるのでもあるのだろうけど。
 250円は安くしすぎかもしれないね。そこは,店の考えというものがあるんでしょうけどね。

● モスのモーニングセットのお世話になることもある。どうしてもコーヒーを飲みたい,ってときとか。
 でも,ぼくの年代だと,基本,和食系になっちまうんですな。
 そもそも,朝食を外で食べるのは,ひじょうに限られた機会しかないわけなんですが。っていうか,普段は朝食って食べないもので。

● 宇都宮からは,湘南新宿ラインの逗子行き快速に乗った。このまま逗子まで行ってみるか。横須賀線は久里浜まで乗っているはずなんだけど,逗子で降りたことはなかったし。
 ところが,古河で先に出た小田原行き鈍行に追いついた。その鈍行に乗り換えた。逗子にこだわる理由はないや。長く乗ってられる方がいいや。

● 東大宮で30歳前後の男性が乗ってきた。ぼくは最後尾の車両の一番後ろの端に座ってたんだけど,その隣に彼が立った。
 ウワッ,何だこの臭いは。刺戟臭だ。饐えた汗の臭いだ。風呂に入っていないか,1週間ほど同じものを着てるか。昼も夜も。
 長袖のポロシャツとジーンズ。色白で眼鏡。小太り。絵に描いたようなオタク。オタクはけっこうなんだが,風呂には入れ。洗濯もたまにはしろ。

● ひょっとすると(ひょっとしなくても),ぼくも同じような臭いを撒き散らしているかもしれん。相方によく言われるんで。
 うぅむ,しかし,ここまで強烈なのはめったにないな。大宮で降りてくれたから,ぼくはそのまま乗り続けたけど,もし彼が乗り続けていれば,ぼくが大宮で降りたろう。

● さて,どこまで行こうか。終点の小田原まで乗っていようか。
 小田原といえば,内山理名の出身地じゃなかったでしたっけ? 好きな女優さんの一人ですな。って,どうでもいいですな。

● 結局,上野で降りてしまいましたとさ。
 駅構内の「ブックエキスプレス」に下川裕治さんの新書があったので,購入。
隣の「Angers」も覗いた。京都に本店のある文具店。

● 上野駅の改札口を出てみたものの,特に行くところもない。アメ横って話にもならない。入谷口を出たところにあるコンビニで,パンとお茶を買った。昼食はこれ。350円。
 はい,では次はどうしよう。常磐線で水戸に行ってみるか。高崎線で高崎に出てみるか。
 ここでも,一番早く来る列車が宇都宮線だったので,そのまま宇都宮に舞い戻ってしまった。
 結局,アレですかね。電車に乗り続けるにも体力が必要で,だんだんその体力が減耗しているってことですかねぇ。

● 宇都宮駅構内のモス。ビールも商うようになっていた。チーズバーガーのポテトSセット。140円を追加すれば,アイスコーヒーやオレンジジュースに代えてビールを選べる。
 ポテトを肴にビールを飲んだ。が,これは人様にはお勧めできない。ハンバーガーはどうしたかって? 家に持ち帰りましたよ。

● これだけで帰宅するのも何なので,烏山まで往復してみることにした。烏山線に乗るのは久しぶり。
 山上げ祭が終わって,静かになった烏山。

● 駅前に“山上げそば”なる立ち食いそばの店がある(テーブル席もある)。ここは,そばよりうどんが吉。大盛りたぬきうどん。380円。これが夕食。
 粉を精白しすぎていないからか,野趣のあるうどんだ。このうどん,お勧めです。おまえの勧めにしたがって喰ってみたけど,あまり旨くなかったぞ,と仰る向きもあるかもしれませんが。

● うどんを喰ったら,しかし,他にすることがない。
 仕方がないから,折り返し運転の“アキュム”にまた乗って,わが家に帰還。