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2016年12月29日木曜日

2016.12.25 弁当のおかずを肴に缶ビールを飲むプチ贅沢

● 羽田空港第1ターミナル。これから沖縄に向かうんだけど,その前にご飯を食べておこうというわけで。
 崎陽軒の弁当のおかずを肴に缶ビールを飲む。飛行機の発着を見ながら。何気に贅沢してる感あり。

● このビルに入っている諸々のレストランや売店を使ってする食事で,これが最も安い方法だったと思うんですけどね。これから沖縄に遊びに行くところっていう解放感も与って力あるんでしょう。
 さらに焼売で缶ハイボールを追加。ま,2本も飲めば充分。

● 若い頃,電車に乗って,駅弁のおかずでビールを飲むのが,とんでもない贅沢に思えた。だから,たまに実行してたんだけど,そうした思い方の型って,歳をとってもずっとそのまま残るようなんだよねぇ。

● ただし,崎陽軒だからね,味には多少の忍耐を要するところがある。それでも売れているのが,崎陽軒の不思議でもあり,すごいところでもある。
 いや,皮肉じゃなしにね。これで売れているというのは,かなり凄い。といいながら,ぼくらも買ってしまうわけで。自分でも気づかない魅力が崎陽軒の商品にはあるんだろうか。

2016年1月12日火曜日

2016.01.10 旧新橋停車場-駅弁むかし物語

● 旧新橋停車場の鉄道歴史展示室で開催中の「駅弁むかし物語」を見てきましたよ,と。

● 駅弁の発祥は1885(明治18)年に宇都宮駅で誕生したという説がある。この展示パンフレットによれば,それが通説になっているらしい。
 「握り飯に香の物を添えて竹の皮に包んだもの」で,今の華やかな弁当とは別物だった。

● ぼくの地元栃木県ではほかにも駅弁にゆかりがあったりする。横川駅の「峠の釜めし」の容器は益子で焼いたものだ。
 長野新幹線ができてしまって,「峠の釜めし」の販売数も減ってしまっているんだろうけど。

● そういう縁があってか,この展示に出品されている駅弁の容器,特にお茶を入れる容器は,ほとんどすべてが,栃木県立博物館が所蔵しているものだ。こういうものを一所懸命に集めていたのか,栃木県立博物館
 お茶も昔は陶器に入れて売っていた。冷めにくいし,容器の臭いがお茶に移らない。が,この頃から容器のポイ捨てが問題になってきたようだ。
 今は缶かペットボトル。しかも,リサイクルの流通経路も整備されている。こういうところ,社会は確実に進歩しているのだなと思う。もっとも,陶器だったら長い間には土に戻るのかもしれないけどさ。

● 昔,電車に乗るということ自体がたまの贅沢だった時期があった。っていうか,そういう時期が長く続いた。
 駅弁なんて,たとえ今の目から見れば粗末なものだったとしても,庶民層には手が届かないものだったはずだ。
 「鯛めし」の掛け紙を見ながら,そんなことを思った。