● 宇都宮スパ屋に限らず,糖尿病だと言われてから,みやこ家にも行ってない。立食い蕎麦のスタンドにも行かなくなった。炭水化物の摂取を抑えようとしているのでね。
空腹と仲良くするのはさほどに苦痛ではないんだけど,街に出るとお店のほとんどが飲食店なので(そのように見えるのだ),それらがことごとく自分には無縁な場所になったのだなと思うと,ちょっと妙な気分になってくる。
● 文字どおり,一生そうしていなければならないとなったら,生きていても仕方がないかとなりかねない。ので,息抜きの場は作らなければならない,ストイックなだけが能ではない,と自分に言い聞かせている。
いや,言い聞かせるまでもなく,そういう思いが兆してくる。
● で,今日は夕食を宇都宮スパ屋で食べることにした。というのも,相方が早くクーポンを使わないと期限切れになっちゃうというものだから。
とはいえ,糖尿病&肝臓ヘタレの人間には,鬼門であることに変わりはない。いくら息抜きといってもセットメニューを注文しちゃいけないな。
ところが,そのセットメニューを。割安感に負けるわけね。
● そのセット,セットメニューでワインが付いてくる。ソフトドリンクも選べるのだけど,ワインを選びたくなるものだからね。
ニンニクとトマトのパスタ。海鮮物が載った辛いピザ。しみじみ旨いですよ。
ワインはデキャンタで追加してしまった。ピザを肴にして飲めちゃうもんでね。で,一滴も余さずに飲んじゃったよ,と。肝臓はどうなっちゃうの,と。
おまけにデザートまで食べるわけでね。糖尿病,昂進。
● じつはさ,今朝は蕎麦を茹でて食べちゃってるんだよね。昼は完抜きだったけど,トータルで糖質摂取過剰だろうし,アルコールもねぇ。
でもさ,こういうときの合言葉。ま,いっかぁ。
● 相方が唐突にこんなホテルがあるんだよと言いだした。わが家のホテル奉行は彼女であるから,いろんなことを言いだすわけだけれども,彼女の情報源はYouTubeのようだ。
内外のホテルをウォッチしているユーチューバーがいるらしい。そのユーチューバーが THE BLOSSOM HIBIYA を取りあげたようだ。
● 最寄駅はJRなら新橋になる。2019年8月20日に開業。できて間もないホテルだ。これが相方が惹かれた2番目の理由だろうと思う。新しいということ。
20,000円ほどで泊まれるらしい。朝食付きの料金。わが家のホテル奉行は,自慢にもならないが,一休のダイヤモンド会員になっている。ダイヤモンド会員には部屋の冷蔵庫の中身がフリーになるんだそうだ。このホテルにラウンジはないけれど,部屋がラウンジになるようなものだ。
● 部屋は当然いくつかのタイプがある。いわゆるスタンダードの部屋(ツイン)だと25㎡。けっこう狭い。しかし,それで充分なんだよね,本当は。1泊しかしないなら,ほんと,これで充分。ぼくはあまり部屋にはいないので尚更だ。
朝食も2,500円。かなり安い方。ロイヤルパークホテルの“シンフォニー”は5,000円くらいだったか。その代わり,品数が少ないのだろうと思う。が,これまたその少ない品数で足りるんだよね。そもそもが,食べられる量には限りがあるわけで。
● このあたり,なまじなラグジュアリーよりこちらに刺さる提案をしているのは,MUJIホテルじゃないかと思う。そういう意味で,銀座のMUJIホテルに一度は泊まってみたいと思っているのだが,どうもホテル奉行が首を縦に振りそうにない。
THE BLOSSOM HIBIYA はその代替になり得るかもしれない。
● ともあれ。この場所で朝食付きで20,000円(1人あたり,10,000円)ならありがたい(というより,ありがたいを取り越している)と言うべきだろう。ということは,省けるサービスは省いているはずで,ビジネスホテル+αくらいに思っていた方がいいだろう。
それでどの程度の仕上がりになっているのか。ごちゃごちゃとうるさいサービスはないのがサービスだ。けっこういい具合に仕上がっているかもね。確かめてみたくなった。百聞は一泊にしかず,なのだから。
● というわけで,ホテル奉行のご決定を受けて,8日,このホテルに入ってみた。けっこう喜び勇んで。
フロントが18階にあり,客室は19~27階。ぼくらの部屋は2412号室。フィットネスルームとミーティングルームも19階にある。運営はJR九州ホテル&リゾーツが担当。
部屋は狭いが,非常に機能的。バスタブは充分な長さと深さ。洗い場もある。これはポイントが高い。クローゼットもよく考えられた造り。
コンセントも充分に多い。ベッド脇に2つあるのは助かる。これ,1つしかないところが多いから。わが家でもぼくはAndroidにWALKMAN,相方はiPhoneにiPad2台,と充電を要する機器をけっこうな数,持ち歩いているのでね。
ベッドもいい。相方によると,まったく痒くならなかった初めてのホテルベッドだそうだ。
● 人手を要するサービスは極力省く方式。ベルボーイはいない。荷物はお客が自分で運ぶ。チェックイン&アウトも機械でできる。レストランは1つしかない。
氷は製氷室に自分で取りに行く。コインランドリーと飲物の自販機もある。自販機は市中料金。
● ではビジネスホテルか。そうかもしれない。が,ハードとメリハリのあるサービスシステムがビジネスホテル化を防いでいると言った方が適切だろう。
フロントロビーにはソファが多く置かれ,新聞も読める(各部屋に新聞を届けるサービスはない)。日がな1日,本を読んでいてもいいだろう。眺望もいい。快適に過ごせそうだ。
アメニティは福岡県遠賀町は(株)フィードのもの。ぼくが言っても説得力はないと思うが,かなりの逸品だ。ロクシタンよりこっちの方がいいと言う人もいるかもしれない。
● さて,ダイヤモンド会員特典の冷蔵庫の中身がフリーなんだけど。
冷蔵庫にあったのは缶ビールとみかんジュースとペットボトルの水が2本ずつ。これではちょっと足りないので(ただし,ホテルの名誉のために言っておくが,缶ビールはヱビスのけっこういいやつ,オレンジジュースは熊本みかんのストレート果汁でめっぽう旨い),銀座まで酒と肴の買い出しに行った。
三越で肴を買い,セブンイレブンでウィスキーを買って,部屋で飲んだ。今日は週に一度の飲んでもいい日なのだ。外で飲み食いするのは,銀座では臆するところがありますのでね。
● で,こうして部屋でソファに座って,ウィスキーの水割りを飲むのも悪くないなぁと思った。昔はこういうのを貧乏臭いと思っていた。いや,今でも客観的にはそうなのかもしれないのだが,酔ったら目の前にあるベッドで寝ちゃえばいいという安心感は例えようもない。歳を取ったのだろうな。どう言い繕っても歳を取ったということなのだと思う。
● もうひとつ,いくつかのホテルにあるエグゼクティブ・ラウンジというものの価値がだいぶ減少しているせいもある。ラウンジで飲んでいると,けっこう惨めな気分になることがある。今,俺はどこの大衆居酒屋にいるんだろうかって。
ぼくも誰かをそういう気分にさせているかもしれず,そこはお互い様かと思うんだけど,ともかくラウンジの効用が低下しているかに思える。だったら部屋で飲む方がいいよね,っていうことになるかならないか。
● 部屋からの夜明けの眺望。大都会が目覚める。というより,そもそもこの街は寝ていないのだろうが。
THE BLOSSOM HIBIYA は新橋と銀座を,というより東京の中心地を後背地(?)にしているわけだから,まさしくこれが東京なのだという景観を部屋から眺めることができる。
それ自体がひとつの価値とまでは言わないけれど,ぼくは名所旧跡よりもこうした都市景観に惹かれる。田舎人間の宿命かとも思うが。
● 館内唯一のレストラン「十十六(そとろく)」で朝食。2,500円とあってはそれなりのものだと思ってたんだけども,とんでもハップン。和洋中とメニューも豊富。
九州の明太子が食べたかったら,ここに来ればよろしい。ご飯に明太子を載せて,それだけ食べてもひとつのご馳走たり得るのは,白米の魔法だろうか。
蕎麦もある。こういう場での蕎麦というのは,蕎麦であるだけでありがたがるもの,味を云々してはいけないもの,という認識でいたが,この蕎麦はかなり旨い。片栗粉でごまかしているわけでもない。ぼくは食べなかったが,天ぷらもあった。
● この朝食,宿泊者じゃなくても2,500円出せば食べられるんだろうか。だとしたら,朝食だけ食べに来たいという人もかなりいそうだ。
ただし,オヤッと思ったものもなくはなかった。ひとつは卵焼き。卵料理はほかにもいくつかあって,目玉焼きもあったから,次はそちらにしてみよう。
少々幻惑されて,妙な取り方をしてしまった。次回は落ち着いてやろう。
● 窓際にカウンター席がある。お1人様にも対応している。ここ,けっこう重要なところだと思う。親子3世代→夫婦と小さな子供→カップル→お一人様。この流れは厳然とあるように思える。
お1人様が気兼ねなく入れるかどうか。その店の盛衰を決める要因のひとつはここにある。4人がけのテーブルしかないような店には,ぼくなら入らない。
● というわけで,このホテル,かなり得点が高い。20,000円なら断然,ここで決まり。
しかし,ホテル奉行によると,この価格は3月までで,4月からは2倍近くになるらしい。3月まではオープン特価?
おそらく4月いっぱいは新型肺炎騒ぎが残っているだろうから,インバウンド需要は減少したままの可能性が高い。4月からバッと上げられるかどうかはわからないけれど,5月には新型肺炎も収束しているだろう。
● わが家の東京での定宿は,今のところは蛎殻町のロイヤルパークホテルなのだが,ひょっとしてこのホテルがそれに取って代わるか。
が,4月以降はロイヤルパークの方が安くなる。となると,ロイヤルパークが定宿であり続けるだろうな。宿泊料の高安は重要だ。
っていうか,4月以降はぼくは無職になる予定なのだ。東京のホテルに泊まることじたいが大幅に減少するはずだ。
● 豊洲から有楽町線で有楽町に出た。今夜は新橋のホテルに泊まるんだけど,有楽町から歩いて行こうと思う。
まずは駅前の三省堂書店を覗いてみる。ビジネス街の書店というと,大手町の丸善ということになる。ビジネス書や自己啓発書が読みたければ,大手町の丸善に行けば,100%の確率で見つかるだろう。
有楽町も基本的にはビジネス街だと思うのだが,よそ者(田舎から来た人,外国人)もけっこう立ち寄るのだろう。そういう品揃えになっている。旅行ガイドのコーナーがいい場所にある。そこには東京のガイドブックがドサッと取り揃えられている。
● 東京ミッドタウン日比谷。来ようと思って来たのではない。迷いこんでしまった。
こういうイルミネーションを見ると,田舎者は条件反射的にカメラ(スマホだけど)を向けてしまうんだな。俺,田舎者だわ,と思う瞬間ね。
● すぐ隣に帝国ホテルがある。都内にもリッツ・カールトンやペニンシュラ,マンダリン・オリエンタルといった外資系が出揃って,香港やシンガポールに行かないと泊まれないと思っていたホテルに,東京でも泊まれるようになった(お金さえあれば)。
が,そういう状況にあっても,帝国ホテルの存在感はみじんも揺らいでいないように思われる。東京で最後まで残るホテルはやはり帝国ホテルではないか,と多くの人が思っているだろう。
● ぼくが今夜泊まるホテルはもとより帝国ホテルではない。新橋にあるホテルにチェックインしたあと,銀座に出た。
今春通りの今春湯。銭湯なんでしょ。こういうものが残るのも都会なればこそ。とはいえ,よくぞ残ってるよねぇ。こういうものが残ってるってことは,銀座に住んでいる人がいるってことなんでしょ。銀座に住む。なんかすごいねぇ。
● 相方の腕時計が止まってしまったらしい。ボンボンウォッチで買ったもの。ちょっと見てもらってくるという。その間,ぼくはG-SIXの蔦屋書店を冷やかすことにした。
が,エスカレーターで蔦屋書店に着いたときに,相方から時計が直ったと電話があった。ありゃま。もっとゆっくり直してもらえばいいのに。
● 三越の地階,食品売場へ。これが東京に来たときの定番コースになった。華やぎがある。さすが銀座だ,三越だ,っていう。閉店時刻が近くなると,タイムサービスで安くなるのは三越とて例外ではない。
でもって,3割ほど安くなった韓国チヂミとローストビーフやらを買いこんで,ホテルに戻った。ホテルの部屋で1杯やった。
● ところで。銀座には普通に中国人がいるというか多いというか。何度も彼らとすれ違った。武漢や湖北省の人たちではないんでしょうけどね。武漢は中国が閉鎖しているんだから。
ともかく,中国人が普通にいるよ,と。
● 今日も南宇都宮駅から東武電車。このパターンが増えた。
向かう先は豊洲。13時までには着きたい。乗換案内アプリによると,9:55発の電車に乗れば13時に豊洲に着く。経路も時刻も乗換駅での番線も,ピンポイントで教えてくれるんだから凄いよね。
ここまで,思惑どおりに来ている。
● 栃木駅を発車していくスペーシア。浅草行き特急けごん。ぼくは乗らないで見送る側。
富裕層をどう定義するかという問題。ひとつには,こういうのに乗れるっていうことかい? 最短で行ける列車に躊躇なく乗れるということ。
● 南栗橋行きの車内はのどかだ。空いているのも一因。
昨日,今日とだいぶ寒いんだが(今朝は外の水道が凍った),それでも陽ざしは強くなっているように思える。
● 草加で中目黒行きに乗換えた。このまま半蔵門線,東急田園都市線直通の中央林間行きに乗り続けて,清澄白河で都営線に乗換えた方がたぶん豊洲には早く着くと思うのだが,乗換えアプリが提示した方を試してみよう。
中目黒行きは日比谷線直通で,東武線内は各駅停車。かなり混んでました。乗り換えるんじゃなかったと思った。
● 日比谷線は名前は華やかながら,印象は地味。千住線と名を変えたらと悪態をつきそうになるが,千住線でも名が体を表していないようだな。
築地で東西線に乗換え。といっても,駅の外に出て,新富町駅まで一般道を歩くんだよね。これを乗換えの範疇に入れていいのか,よくわからない。ぼくは二度目なんだけど,迷ってしまった。すぐに修正できたけどねぇ。
● 新富町駅構内で中国人の3人組が大きな声で何事かを喚いていた。たぶん,普通に喋っているだけなんだと思うのだが,時期がらを考えて存在感を消すという発想はないらしい。なくていいのかもしれないが。
● 乗換えアプリが示したとおり,13時前に豊洲に着いた。
● 横浜からの帰りは,新橋でJR線からメトロ銀座線に乗換え。三越前で半蔵門線。今週末もロイヤルパークホテルに投宿。
● でもって,ラウンジでハイボールを飲む。今夜は週に一度の“飲んでもいい日”なのだ。そう決めたのだ。あまりセーブをかけないで,ハイボールを3杯飲んじゃった。
あとの6日は飲まないんだから,肝臓も許してくれるに違いないのだ。肝硬変の疑いは晴れたしね。
● いやね,やっぱり酒はいいですなぁ。体がほぐれていくというか,頭が軽くなっていくというか。誰かと談論風発しつつ飲む酒もいいものだろうけれども,ぼくはもう談論風発に気が行かなくなっている。若山牧水的に静かに飲むべかりけりと行きたいものだ。
ホテルのラウンジで飲むのは,外飲みと家飲みの中間のようなもの。酔えば部屋に戻ってベッドに寝てしまえばいい。が,飲んでいるときは他のお客さんもいるので,ほどよく気を遣うことになる。
● 部屋は今回も1648号室。4回連続だ。なんだかなぁ。いや,イヤなんじゃないんだけど。これ,オレの部屋かって。もちろん,そんなことはないんだけどもさ。
● 飲んだあとは相方と散歩に出た。東京駅から銀座を経巡って,今日は帰りも歩いて戻った。万歩計が30,000歩になったと,相方が喜んでいた。
● ホテルのラウンジで朝食。いつものメニュー。今日の食事はこれで終わり。つまり,これ以上炭水化物を摂ってはいけない。糖尿病は悲しかりけり 肝硬変(の疑いは晴れたのだが,酒はまだ禁止されている)も悲しかりけり
さて,今日は早めに宇都宮まで戻ろうと思っている。10時前にチェックアウトした。
● ぼくらはホテルに宿泊しても,宿泊費以外にお金を使わない。それがラウンジを使える恩恵なのだし,それだからこれだけの頻度で宿泊できるのであるけれども,少しはお金を落としてあげないとと思わないでもないのだ。
● ロイヤルパークホテルは食の水準が高いと思っている。ラウンジと同じ20階にある鉄板焼きの店の入口にはン万円のディナーメニューが置いてある。いつか食べてみたいねと相方と話すんだけど,もちろん実際に自分たちがここでご飯を食べられることがあるとは思っていない(ランチは安くなるのだけど,簡単には
予約が取れないと聞いたことがある)。
中華も和食もバーもある。たいていの需要には応じてくれるだろう。いつかは中華のコースを食べた後にバーで飲むとか,そんなことをしてみたいものだ。
● っていうか,それだけのお金を
持ってみたいものだ。ぼくは4月から無職になって収入はゼロになる予定だ。そういう夢を見る前に,このホテルに泊まれるのも3月までになる可能性が高い(厳密にはもう少し先になるだろうけど。つまり,多少の貯金があるから)。
泊まれるときに泊まっておこうというのが今であるわけだ。わりとヤ
ケクソ気味なところがあるのだ。
● 蛎殻町のロイヤルパークホテルに投宿。夜は散歩。日本橋三越の食品売場を覗いてから,明治屋で買物をして(相方が先週と同じチョコレートを買った),東京駅へ。
ただし,昼に立食いそばを食べているので,兎屋は自重した。
● 三越の食品売場ではいろんなものが半額になっていて,ぼくらのような人間は目を剥いてしまいがちなのだが,もちろん買って帰るわけにはいかない。買って帰ってもいいけれど,食べるわけにはいかない。
いつかマンダリンオリエンタルに泊まるようなことがあれば,ここで買ってホテルの部屋で食べることになるかな。少ぉし貧乏臭いかもしれないけど,ぼくらはたぶんそうすると思う。
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| 東京駅八重洲口 |
● 八重洲の地下街。ラーメンストリートでは六厘舎が人気のようだ。にしても,賑わってるなぁ。これが田舎にはないものの筆頭なんだよね。賑わいって,それ自体が観光資源になるねぇ。しかも,神社仏閣なんぞより吸引力のある感応資源じゃなかろうかねぇ。
丸の内口に回って,地下を歩いて行くとKITTEの地階に通じていた。ローソンがあり成城石井がある。東京に来ると,正常石井ってコンビニなんだなと思う。宇都宮だと小さいスーパーだなと思うんだが。
● 東京駅から有楽町駅までのガード下の飲食店街。っていうか,飲み屋街。賑わっておりますわ。飲み屋は賑わっていないといけませんなぁ。
ここでもやっぱり賑わいに惹かれる。もちろん,入って飲むわけにはいかない。医者からは酒を禁じられているところに,さきほどはホテルで飲んでいるんだからね。
でも,ホテルのラウンジよりこういうところで飲む方がずっと旨いはずで,かといって,こういうところに1人で来るのは憚られる。相方は基本飲まない。
賑わいの中で1人で静かに飲むのも悪くはない。が,この歳になっても,こういうところに1人で入るとなると,やや臆するところがあるんだな。
● 中には高級レストランを志向しているかに見える店もあるんだけど,そういうところはやはり静かな雰囲気を保っているっぽい。つまり,あまりお客は入っていない。
高級とはそういうものかもしれないのだが,ガード下でも高級店が不似合いと感じないのは,やはり場の力というものだろうか。
● 銀座に出る。歩くことが目的なので,銀座で何をしたいわけではない。もう酒場以外は閉まっている時刻だし。
MUJIホテルのエントランスを確認。並木通りからは入れないようなんだよね。レンガ通りになる。
で,レンガ通りって銀座の中の下町っていう感じなんですな。こういう入れ子構造ってやっぱりあるんだねぇ。浅草でも上野でも山手的な雰囲気の場所ってあるんでしょうね。上野の場合は上野駅から動物園に至るエリアがそうなのかもしれない。
● ただ,銀座はもう何度も歩いているのに,自分が知っているのはわずかに過ぎないのだなってことを知らされる。極論すると中央通りと並木通りの沿線しか知らないわけだ。これで銀座を語っちゃいけないわなぁ。
あと,タモリのすごさね。あの人,めっちゃ忙しいはずなのに,いろんな街に関するあの蘊蓄をいつどうやって得たんだろうとおもいますわな。
● 今日は帰りも地下鉄を使わずに,ホテルまで歩いた。さすがに,足に来たか。が,この3ヶ月で6kgほど減量したので,歩くのも軽やかになった実感がある。
がんばってあと10kgは落とそう。歩くのがさらに軽やかになればもっと歩くようになるだろう。
● 今日はこれから横浜に向かう。湘南新宿ライン(横須賀線直通)でも上野東京ライン(東海道線直通)でも,宇都宮から乗換えなし。
切符は宇都宮駅前の金券ショップの自動券売機で回数券のバラ売りを買う。2,180円。しかし,厳密には桜木町まで乗りたいので,横浜~桜木町の140円が別途,かかってしまう。宇都宮駅で桜木町までの切符を買うと,横浜でも桜木町でも同じ料金ではないかと思う。結局,Suicaで乗ってしまってもよかったなということ。
セコい話が続いて申しわけないけれども,山手線内までの回数券を買って桜木町で乗越精算をするのが,最も賢いやり方ではないかと思う。
● ともかく,鉄路つつがなく横浜に着いた。が,横浜駅はあまり好きな駅ではない。新宿駅や池袋駅が好きじゃないというのと同じ理由による。むやみに混雑するからだ。
街も駅も,横浜より川崎の方が好ましい。横浜はハイソで川崎はゴミゴミしているというイメージがあるかもしれないが,今の川崎は決してそんなことはない。
● ただし,根岸線に入ると事情は変わる。桜木町,関内,石川町。いずれも他にはない垢抜けた佇まい。横浜は根岸線にあり。
が,コロナ・ウィルスが喧伝されるこの時期に,中華街に行ってみようとは思わない。そもそもが1人で中華街に行っても仕方がない。
● 桜木町駅の川村屋で天ぷらそば。390円。朝は抜いているから,これくらいは食べてもいいと思ったんだけど,糖尿病患者としては我慢のしどころだったか。とはいえ,桜木町に来て川村屋に寄らないで帰るってのはあり得ないでしょうよ,ねぇ。
川村屋ってそんなにいいのかと言
われると,返事に窮する。要するに,立ち食いそば屋だから。しかし,独特の風情がある。雰囲気が柔らかい。
駅そばのスタンドは「いろり庵きらく」が席巻するようになった。「いろり庵きらく」は「いろり庵きらく」で好きなのだが,独立系が健在となれば立ち寄ってみたくなる。
● みなとみらいに春色が濃い。ほんと,もう春ですか?
バブルがはじけて,みなとみらいはゴーストタウンになるのではないかと思ったことがある。実際にはそういうことにはならず,相変わらず人でごった返している。日本有数のショッピングモールであり続けている。慶賀にたえない。
● みなとみらいに3つあるホテルには,そのいずれにも泊まっている。最も多く泊まったのはヨットの帆の形をしたインターコンチネンタルだろうか。
初めてここに泊まったとき,小さかった息子を窓際に呼んで,サッとカーテンを開けた。観覧車に代表される横浜の夜景が現れる。それを見て,息子がピョンピョンと跳びはねて喜んだのを鮮やかに思いだした。
● が,このあたりの景観の醍醐味は,夜景ではなくて桜木町駅からみなとみらいの間に広がる空き地(広場)がつくる開放感だと思う。広場の先に見える海景がいい。
九龍半島の突端(尖沙咀)から眺める香港島に比すわけにはいかないけれども,ここはここでなかなかだと思う。だったら山下公園に行けばって言われますか。