● 相方と待ち合わせて,氏家の「みやこ家」。ぼくは前回(2月1日)に続いてまた,海老つけ麺を食す。
相方は濃厚つけ麺に唐辛子をドッサリ入れる。どのくらいドッサリかというと,唐辛子の容器の3分の1くらい。そこに酢をかけ回す。
そうすると東南アジアの味になるんだそうだ。スッパ辛いのは東南アジアの味だったのか。
● 海老は腎臓の働きを助けるんだっけ。コレステロールを海老は食べるなと言われたこともあったと思うんだけど(今も言われている?),身体にいい悪いはべつにして,旨いものは喰いたい。
人生は有限なんだからね。腎臓だのコレステロールだのって考えたところで,どうせ死ぬんだ。
● ぼくの年齢だと,「みやこ家」の大盛りつけ麺を食べれば,それだけで食べ過ぎになる。男でもそうなんだから,女性なら尚更そうだ。
にもかかわらず,女性客も少なくない数,いらっしゃる。ガッツリ食べたい女性もいるんだよね。若ければ特にそうだと思う。
● 「みやこ家」のあと,さらに「魚米」に。一皿100円の回転鮨屋。一皿か二皿,鮨も食べたいと相方が言うものでね。
でも,これ,自らをブロイラーにする所業であるなぁ。ブロイラーというかね,豚になりたいのかお前は,って言ってあげないとねぇ。
● 回転鮨は鮨なのかというそもそも論があるにしても,子供の頃は鮨というのはとんでもなく高級な食べものだった。死ぬまでに一度は喰ってみたいなぁと思っていた。
今は百円で2貫食べられる。鮪ばかり注文するのは客のマナーとしてよろしくないとも言われたものだけど,回転鮨ならその辺の気兼ねも無用。食べたいものを食べたいだけ食べればいいと,単純化されている。これを進歩と呼んでいいと,ぼくは思う。
● 午後3時過ぎに昼食。宇都宮市は駒生にある「ジパング軒」。
全商品元気入り,とな。なるほど,気合が入っていそうだ。食べたのは“つけ麺”。680円。麺は大盛り無料。つけ汁は濃厚。
無料トッピングコーナーがあって,きざみネギやおろしニンニク,辛もやし,豆板醤,紅生姜など好きなだけ投入できる。
● が,“つけ麺”には不要かも。テーブルに置いてある“柚入り一味唐辛子”で足りる感じ。680円でこれだけのものを食べられれば,ぼく的には文句なし。
麺はお店で作っているらしい。極太とあるけれど,「みやこ家」の中太麺くらいか。ストレートのツルツルした麺だ。
● アルバイト店員の対応も好感が持てる。飲食店はバイトさんで決まるといってもいいくらいのものだ。
いいバイトさんが来てくれるかどうかは運かね。店サイドの教育なの?
● 次は“ジパング麺”を注文してみようと思う。つけ麺ではないラーメンの方だ。トッピングをごっそり入れて喰ってみようと思う。
ただし,わが家からは遠い。次はいつになるか。
● この店でサザンの「TSUNAMI」が流れていた。いい歌なのに,東日本大震災があって,この歌を歌ったり流したりするのが憚られる空気があったと思う。
どうやらこの歌をかけても大丈夫なようになったか。
● 相方が夕食の用意をするのが面倒だという。こういうことに関してぼくは鷹揚である。そうか,そうか。
ま,ぼくはご飯さえ炊きたてであれば,オカズは何でもいい派なので,自分で準備してもいいんだけど,相方はご飯は炊きたてにこだわらないものの,オカズは品数を多くしたいようなのだ。
● だから用意するのが面倒になるのだろうな。面倒なのは今日だけではないわけで,わが家では外食の頻度がよそ様より多めではないかと思う。
● で,「みんみん」の高根沢店へ。「みんみん」で食べようとすると,行列に並ぶのを覚悟しなければならないけれど,ここなら並ばすに食べられる。
とはいえ,お客さんはたくさん入っていて,店内は活気がある。焼きダブルにごはんで560円。これで一食になるもんね。安くてすむ。ぼくは焼き餃子でハイボールを飲んだんだけど。
● ここの雰囲気は氏家の「登竜」に似ている気がする。旨いものを安く喰わせる店に特有の空気が流れている。
この空気の源にあるのは,たぶん,お客の満足感だと思う。
● 「みやこ家」の西那須野店に初めて行った。ほとんど大田原市との境にあったんですな。このあたりに用事があって出かけたんだけどね。
「みやこ家」の看板を見つければ,入ってみないわけにはいくまい。
● 基本メニューは氏家店や宇都宮店と同じ。だけど,バラエティの付け方は店によって違うようで,ここではカレーと麻婆豆腐(あと,ごはん)が350円追加で食べ放題になるんでした。
メインの麺を注文すれば,350円追加でカレーと麻婆豆腐がいくらでも喰えるよ,ってこと。
● 「みやこ家」で一番軽いメニューは“煮干しそば”だと思うので,その“煮干しそば”に食べ放題を付けるのが,いいですかね。二食くらい抜いて,腹ペコにしていくことだな。
ただし,それを注文していた人は,ぼくがいた間は一人もいなかった。
● やっぱりね,「みやこ家」はつけ麺を食べるところなんでしょうね。多くのお客さんにとって。
つけ麺だと単品でガツンと腹一杯になる。何かを追加する必要はない。何かを追加できるだけの空きが腹になるならば,つけ麺を大盛りにしたり特盛りにした方がいいよ,と。
ちなみに,ぼくも煮干しつけ麺の“濃厚”を注文した。
● それから,酒の肴メニューが氏家店より豊富。“ニンニクもやし”というのがあって,180円だったかな。食べてみたいと思った。
あ,でも,「みやこ家」のカレーと麻婆豆腐は,やっぱり食べてみたいかな。
● 相方と待ち合わせて,またも氏家の「登竜」でご飯を食べて帰る。醤油ラーメン。「登竜」で最も出るのは味噌ラーメンのようだ。
が,麺を味わうならやっぱりさっぱりと醤油がいいなぁ。
ちなみに,相方が注文したのはチャーハンセット。うむ,チャーハンも旨いぞ。以前はキムチチャーハンもあったのだがな。
● 「登竜」の麺は太めというか,かなり太い縮れ麺。この麺は店で打っているんだろうか。昼前から夜中まで店を開けてて,休みは元日だけ。打っているとすれば,どこで誰がやっているのか,と。
「登竜」を名乗っている店は他にもある。支店というより,暖簾分けで独立した店舗なのだと思う。その店の分も打っているのだろうか。
委託製麺なんだろうかねぇ。ま,訊いてみればわかることなんだけどさ。
● ラーメンでも蕎麦でもうどんでも,結局は麺そのもので決まる。何だかんだいって,麺じたいを食べにいくわけでね。
麺が旨い店で,汁はダメってところはまずないわけだけど。
● 「登竜」も麺が旨い。汁も旨い。麺以外も旨い。レバニラとか野菜炒めとかホルモン炒めとかキムチとか。
なんだか,また行きたくなってきた。安くて豪勢な料理で1杯300円のウィスキーも水割りをやりたくなってきた。3杯飲んで食べて,2千円でお釣りがくるんだよ。
● スーパーのイートイン・スペース。おっ,こんなのができたのか,と思ったのはいつだったろう。今や,たいていのスーパーにあるようになった。
何もしないで休憩もできるし,スーパーで買った弁当や総菜をそこで食べることもできる。箸も調味料もあるし,食べる前に手を洗うことができるのは当然として,食べたあとゴミになった容器や缶もその場で処分できる。
● 今のところは,氏家のヨークベニマルのイートイン・スペースをありがたく使わせてもらっている。どう使っているかといえば,大衆パブ(?)として使っている。
ヨークベニマルで売っているセブンプレミアムのストロング缶酎ハイと,総菜売場にあるイカリングの唐揚げなんぞを買って,イートイン・スペースのカウンター席で飲むという図式。
● 一応,食べ物の持込みと飲酒はご遠慮ください,と書いてあるんだけど,今のところ,スタッフに注意されたことはない。申しわけなさそうに,缶酎ハイを隠すように飲んでいれば,まず大丈夫だろう。
それに1本しか飲まないしね。何本も飲んで,飲んだそばから空き缶を並べていたんでは叱られるかもしれないけどさ。
● これは,基本的には都市型施設だと思う。都市だとこれがしっくり馴染む感じがする。
たぶん思いこみのイメージなんだけど,都市型生活=個的生活で,ひとりひとりがバラバラに動いている。食事の時間も違えば,起きる時刻もバラバラだ。個的生活だとこうした施設から受ける便益は大きそうだ。
● ところが,田舎だと少し様相が違ってくる。露骨にいえば,貧乏人のための施設という趣になる。つまり,こういうところにしか来れない人が来るところというイメージ。
友だちのいない年寄りが独りで飯を食べるところ,食堂に行くお金がない人がスーパーの弁当を食べるところ,そんなイメージだ。実際,そういう人が多いような気がする。
ということはだ,ぼくの強い味方になる。だから,とてもありがたいぞ。
● 相方と氏家のヨークベニマルで落ち合って,今日は「みやこ家」へ。濃厚海老つけ麺を注文。たぶん3月いっぱいの季節限定。
以前に比べると海老が薄くなった(つまり,スープに投入される海老が少なくなった)ような気がするんだけど,それこそ気のせいかね。
● スープの味も日によってややブレがあるようにも感じる。ただ,だからダメだとは一概には言えない。 人間が作っているんだから,誤差は生じる。毎日同じ人が作っているわけでもないようだ。人によって違ったりもするんだろう。
だから,多少のブレは仕方がない。そのブレが一定のレンジに収まってくれていれば。
● スープは石焼きで供されるから,グラグラと煮立っている。この濃厚スープに合わせるのは,やはり極太麺がいいと思う。
が,ときにその濃厚さが足りないと思うことがあって,今日はそれだった。これなら中太麺でもいいかなと思った。
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| トイレの芸術 |
● まぁ,しかし。「みやこ家」の麺はオンリーワン。ぼくは多くの店に出かけて比較するということをしないので,ごく限られた範囲でオンリーワンと言っているだけなんだが。
中太麺の“まぜそば”や“煮干しつけ麺”もいい。対して,濃厚に合わせる極太麺も「みやこ家」ならではだ(石焼きつけ麺は“あっさり”であっても,極太麺がデフォルトなんだが)。
● ところで。「みやこ家」はトイレの中もちゃんと飾っている。トイレにも芸術(?)がある。
ここはあまり高尚であってはならない。これくらいがちょうどいいと思う。