2025年11月13日木曜日

2025.11.12 洲崎,日本橋,日比谷

● さて,今日はどこに行こうか。久しぶりに洲崎まで歩いてみるか。
 潮見から行くには “しおかぜ橋” を渡るのが近い。“しおかぜ橋” は工事中でしたが,通れます。

● このルートだと,洲崎には裏口から入ることなる。もちろん,当時はこんな橋はなかった。この辺は海だった。
 したがって,遊女がこちらから逃げることはできなかった。

● 洲崎橋跡。この近くに大門があったんでしょうね。洲崎遊郭の遺構はほぼ残っていない。
 遊郭なんてのは,ない方がいいに決まっている。人間の値段が安かったから成立した。

● 今の風俗はというと,少し厄介な問題をはらむ。が,人類がこの世にある限り,売買春が消えることはない。
 単純な話で,ヒトも哺乳類だからだ。そんなに崇高にはてきていないので。

● このあたりは深川になる。メトロの最寄駅は東西線の木場。
 久方ぶりにメトロ24時間券を買った。100円値上げの700円。本音はもっと上げたいだろうけどねぇ。便利に使わせていただきますよ。

● 日本橋乗り換えで三越前。メトロはやっぱ銀座線。メトロに乗ったという気がする。わずかひと駅だけど。
 かつては日本橋が東京のセンター。銀座なんか場末だった。今でもその面影は残ってますよね。
 問題はそういう格式高いところと自分との相性の悪さ。日本橋三越にも長くは居られないッス。

● 半蔵門線で水天宮前。隅田川を眺めに来た。いいよねぇ,隅田川。
 ちなみにアレですよ。ぼくは隅田川の上流端から東京湾に注ぐまでの全区間を堤防沿いに歩いてますからね。よっぽど暇だったんですな。今も暇だけど。

● 人形町って,魅惑的な街ですよねぇ。はるかな昔,たった40年だけど,吉原がここにあった。その後も色街だった。
 そういうことも効いてるんですかねぇ。只者じゃない感がありますねぇ。

● 人形町から日比谷線に乗った。行きたいところはもうない。とりあえず,日比谷で降りた。
 ペニンシュラホテル脇の出口に出たので,丸の内仲通りを歩いて,東京駅へ。

● 24時間券の元は取れていないが,歩き疲れた。JRで帰還する。
 何かね,目的なしにフラフラしようとしても,すでに知ってるところに行ってしまうね。人間の習性かね。年寄りの習性なのか。

● 疲れたのでプチ贅沢。セブンティーンアイスの自販機で,300円のガトーショコラを買ってやったよ。

2025年11月1日土曜日

2025.10.31 さよならWi-Fi,さよなら固定電話

● 脱タブレットを考えている。と言っても,タブレットでやってるのは Amazon Prime で映画を見ることだけだ。それもスマホでやってしまいたい。 
 ので,画面が大きめのスマホにしよう,と。と言いながら,わずかな大きさの違いを気にするのも,意味がないかなと思うしね。どうしたものかい。

● Xperia10-Ⅲもバッテリーがヘタってきた。これを機に買い替えるか。何にしますかねぇ。
 iPhone を使うほど貧乏しちゃいないしなぁ(うちの奥さんは iPhone 族)。iPhone はね,5のときに使ったことがあるんだけど,2カ月が限界でしたね。囲われてる感が鬱陶しくて仕方がなかった。
 皆さんは平気なんですか。柵の中の牧場が世界のすべてで。

● Amazon を見ていたら Motorola motog05 が引っかかった。17,300円。イヤホンジャックも付いてるし,これにしようかと思ってますわ。
 ぼくの使い方だと3桁スマホは要らんですわ。あまり細かく検討するのも性に合わない。

● というようなことを考え出したのも,今日限りでわが家から Wi-Fi と固定電話が消えるからですわ。明日からはスマホをテザリングして使うことが増えるだろう。
 テザリングも鬱陶しいなと思えてきてね。スマホでできることはスマホで片付けたいな,その方が面倒がなくていいな,と。テザリングって別に面倒じゃないんだろうけどさ。

● 以後はネットも通話も無線回線のみになる。月50GBあれば足りると思うが,もし足りなければ100GBにする。
 ネットは好むと好まざるとにかかわらず,背を向けることはできないからねぇ。潤沢に使うがよろし。

● 日付が変わった途端に Wi-Fi が切れるところを見たかったのだが,まだつながっている。勤務開始時刻まではこうなのかい?
 1時過ぎに Wi-Fi が切れた。固定電話も使えなくなった。

● “Wi-Fi ネットワークを探して自動で接続” もOFFに。それと Bluetooth も使うときだけONにして,印刷もOFF。アプリ通知も LINE と電話を除いてすべてOFF。
 バッテリーの保ちがだいぶ回復した。

● 次はレンタル機器の返却。固定電話も処分。のたうち回っていたケーブル類も撤去してスッキリした。スッゲー,ダサかったんだな。
 ついさっきまではのべつスマホをいじっていたが,今日からは少し締まるかもしれない。そうなってくれると,時間の有効活用の観点からも望ましいっちゃ望ましい。

● Amazon Prime は今までは Wi-Fi だったから,単純に再生していたが,これからはダウンロードして観ることになるだろうな。通信量を節約するためだ。
 そういった細かい変化はいくつか出てくるかもしれない。

2025年10月29日水曜日

2025.10.29 本も Amazon で買うようになった?

● 本を買わない人間になってるんだけども,買うときはリアル書店でと思っていて,本を買うのに Amazon を利用することはほぼなかった。
 が,このところ,続けざまに Amazon でポチっている。新刊だと予約段階でポチる。買いたいものがピンポイントで決まっていれば,Amazon に傾くようになりつつる。

● 立ち読みってのはしない質なのだが,背表紙を眺めるだけでも,書店に行く価値はあるもんねぇ。
 世の中の世相を最も簡単に知る方法は書店を覗くことだ。特に新刊売場と各コーナーで平積みになってるのを見ていくこと。

● 書店の効用はそれだけではなく,同好の士に囲まれている安心感の中で,広場の孤独に浸れることだ。
 街の喧騒を逃れるための避難場所にもなる。日本の街はとにかく騒音を発する。駅の中も本来業務に関係のない構内放送がひっきりなしに流れているし,最近はエスカレーターのガイド音声が呪いたくなるほどうるさい。書店に行けばそうした騒音から隔離してもらえる。

● 書店がなくなっては困るから,極力リアル書店で,とは思ってるんだけどね。
 ただね,本を読まなくなってきたというのが決定的かな。書店への依存度は総体的に下がる。

● かつては,書店の存在がその街の文化度のバロメーター的なところがあって,自治体は大学誘致と並んで,大型書店を引っ張って来ようとしていた。
 少子化がここまで来れば,今さら大学誘致はない。大学もつぶれる時代になっている。

● 大型書店いらっしゃい,もなくなったように思う。それがあることが街のステイタスである時代は終わっている感がある。
 これはひとえにインターネットの影響だ。情報は書店ではなくネットにあるようになった。

● ついでに申さば,“大型” の魅力が減じているようにも感じる。現時点で大型が幅を利かせているのはショッピングモールくらいではないだろうか。
 ホテルも Small & Luxury が好まれるようになっているように見える。少なくとも,自分の好みはそちらに移行しつつある。

2025年10月27日月曜日

2025.10.27 浅草橋と小岩

● 東京周遊。浅草橋に来た。隅田川テラスでボーッとしていると,何ともリラックスできる。
 東京ってパリより優雅な街じゃないですか。って,パリを知ってるわけじゃないんだけど。
● 小岩。快速が停まる新小岩には何度か来ているが,小岩は初めて。小岩は江戸川区で,新小岩は葛飾区ですよね。小岩ってのは,両区にまたがっているんですか。小岩の中に区境ができちゃった?
 昭和40年代と現代が隣り合っている。街の本屋が生き残っている。高層マンションがニョキニョキ生えている。
 北口は再開発がだいぶ進んでいる。再開発がしやすい土地がらだったんですかね。

● 昭和が残るのは都市だからこそ。新小岩もそうだ。港区や中央区ではそうは行くまいが,葛飾や江戸川には残ってますよね。周辺部に残るってことですか。
 けど,田舎には残らない。ポツリポツリとはあるかもしれないけれども,エリアとして残ることはない。

● 浅草橋も小岩も,ここに宿をとって,ひと晩,夜の時間を過ごしてみたいと思わせるところだ。墨田区の曳舟や江東区の深川もそうだ。
 東京にはそういう街が多い。実際に住んでる人に言わせればそうそういいことばかりではないのだろうけれども,インターネットで情報の地域間格差はなくなったと言いながら,インターネットの及ばないところは多い。

● と言ってもな。酒も弱くなってるし,夜の時間を愉しめるほどの体力が,今の自分にあるとは思えない。
 手遅れというのが,どんな分野にもあるよなぁ。

2025年10月11日土曜日

2025.10.11 日本通信,開通

● 日本通信の物理SIMが届いたので,さっそく設定。日本通信のアプリで開通手続き。
 SIMの差し替え。これだけでOKと思ってた。つながらない。APNの設定をしないといけませんな。「スタートガイド」をよく見るよろし。

● APN設定をしたらこの画面になりましたよ。つながったはず。
 ところが。アプリを起動すると,「オフライン。Wi-FiをONにしてみてください」「インターネットに接続されていません」と言われちゃう。要するに,ネットにつながってない。

● どういうこと? SIMの初期不良? そんなことがあるんですかね。
 SIMを外してまた入れてみるのも何度かやってみたんだけれども,状態は変わらず。もちろん,再起動は何度もしてる。

● docomo から楽天(MVNO)に移ったときにはいたって順調だったので,こんなことがあるんだと新鮮な驚き。
 つーか,どうすりゃいいんだよ。

● バタバタすること,数時間。解決した。APN設定を削除して,再び設定し直したら,ちゃんとつながった。
 理由はわからないが,こういうことがあるんだな。ともあれ,胸をなで下ろしたんでした。

● ちなみに,ぼくの通信量は月に33GB程度であるらしい。50GBプランで正解でした。
 日本通信の場合,50GBの下は20GB。20GBでは足りないんだからね。余った分の繰り越しもできないから。

2025年10月9日木曜日

2025.10.09 Wi-Fi の解約など

● スマホは楽天モバイル(MVNOの方)のデータ通信専用SIM で運用している。したがって,携帯番号は050から始まる。音質も悪くて,事実上使いものにならない。
 が,家族間のやりとりはLINEの電話でOK。そもそも電話嫌いだし。

● ところが,そうも言ってられない事情も起きうる年齢になった。ahamo の通話SIM に変えることにして,楽天は解約。
 ついでに,自宅の Wi-Fi(au光)も固定電話も解約することにした。固定電話なんて,いかがわしい会社や詐欺集団の営業ツールを費用こちら持ちで負担してやっているようなものだ。

● ブロバイダはSo-net。そのSo-netに連絡するだけで,すべての手続きが終了するのだな。ありがたいわ。
 解約金を16,500円ほど払うことになるのだけど。17年も使ってきたのに,手切れ金は勘弁してもらえないんだな。

● 以後は ahamo の通信容量だけでやっていく。月に30GBもあれば,テザリングしても充分かなと思う。
 ところが,ahamo の契約ができない。問題は本人確認。運転免許証でやろうとしたんだけども、運転免許証を受領したときの暗証番号2種の入力を求められるのだ。
 そんなもの,憶えているわけがない。手帳に控えてもいない。そんな暗証番号を使うことはないからだ。
 しかし,困ったぞ。マイナンバーカードは作ってないしな。怠慢のツケが出ているかい?

● 結局,日本通信SIM にしました。またMVNOです。こういう結果になるなら,楽天のプラン変更で良かったかもしれないですね。
 ホリエモバイルも考えたのだけれども,結局,安さで選んでしまった。50GBプランで月額2,180円は安い。そんなには要らないと思うんだけど,試してみて20GBで足りるようだったら,プランを変更しましょ。初期費用は3,300円。

● 来月から,これ以外に回線はなくなるんですわ。固定電話もなし。Wi-Fi もなし。パソコンもタブレットもスマホのテザリングで使います。パソコンもタブレットも外に持ち出すことはないから,問題はないと思うんだけどね。
 端末は変えないで今のを使い続ける。Xperia 10Ⅲ なので,eSIM には対応していない。従来どおりのSIMカードを装着。

● 次は docomo のDカードの解約だな。こういうのが期せずして終活になってくると思うんですよ。諸々の契約を極力減らしていく。

2025年10月3日金曜日

2025.10.03 龍宮城の最終日

● 今朝のスムージーはリンゴとパイナップルとココナツミルク。

● これでしばらくお別れの丸青食堂。今日頼んだのは,ホッケ焼き単品とせんべい汁。豊盃の純米吟醸。
 せんべい汁は700円。ドーミーインに泊まると,朝食のバイキングメニューにある。バイキングなのでせんべい汁のせんべい抜きなんて酔狂もできるのだが,そういうことはここではなし。

● ドーミーインのものとは別物と言いたくなるほど違うものだった。牛蒡がこれでもかというほどにびっしりと入っている。鶏肉もスカスカじゃなくて,昨日獲ってきたという趣。そこにせんべいが散らしてあって,ひと言で表現すると野趣に富む。
 昔の,元々のせんべい汁に近いような気がする。元々のせんべい汁がどんなものだったかを知らないわけだから,気がするも何もないものだが,これだけで1食にするという気概(?)を感じさせる。

● それらを肴にしてやる豊盃も乙なものだ。いや,乙以上のものだ。青森最後の晩餐(朝だけど)はピタリと決まった。

● この後は再びダイエットモードに戻る。ダイエットを始めたとき以上の体重になっているだろうが,それはいいのだ。
 またひとつ,レンガを積むことから始めるのだ。その繰り返しが人生だ(本当か)。

● お世話になったホテルは,今年の全国知事会の会場になったようで,ロビーに各県知事の寄書き色紙が飾ってある。
 それを見てみると,高校3年生が卒業記念に残す寄書きと同じレベルなんだな。字も下手くそなのが多い。
 知事の頭が高校生なみというよりも,寄書きってのが高校生なみであることを強制する表現様式なんだろうけどね。

● ホテルをチェックアウトした後,新幹線の発車時刻までけっこうな時間があった。そういうようにスケジュールを組んでいるというよりは,このあたりは大雑把に決めているわけだが,最後に「おさない食堂」に寄っていくというのは考えていなかった。全然,腹は空いていない。というか満腹に近い。連日のことだが,朝から飲んでしまってもいる。
 のだが,このまま「おさない食堂」を無視して帰宅の途につくのは,間違っているような気がする。

● 夕方よりは短い行列に並んだ。ぼくらより歳上と思しき夫婦がいて,奥さんの方が「何が美味しいんですか?」とぼくに訊ねてきた。
 「おさない食堂」に来ている回数は青森県民(青森市民じゃないですよ)の平均をすでに上回っていると思う。自信を持って答えたよ。どれでも美味しいです。
 貝焼き味噌定食,美味しそうねぇ,と仰るから,美味しいですよ,夜に食べたいですね,と返したしたよ。

● 夜はもういないのよ,ということだ。ぼくらと同じく「大人の休日パス」で来ているらしかった。「大人の休日パス」の使用期間は今日までだから,今日中に帰らなくちゃいけないのはお互い様だ。
 最終日まで「おさない食堂」に来ていなかったということは,しごく真っ当に周遊型の旅行をして,青森には1泊しかしなかったのだろう。

● 旅行は総花的であるよりも,一所集中の方が面白いんですよ。バランスを取ろうとするよりも,アンバランスを志向する方が収穫量は増えるかもしれませんよ。
 と言ってしまっては,我田引水が過ぎるかもしれない。しかし,おそらくそうではないかと思う。ぼくらは期せずして,面白い旅をしているのかもしれない。これを旅と呼べるのであれば,だが。

● この時間帯では飲む気にならず。身体もへばっている。飲んでるお客さんもいなかった。
 帆立塩ラーメンを注文。前回,けの汁ラーメンを食べた。中華麺に味噌汁をかけたような感じで,ラーメン成分はないと感じた。帆立塩ラーメンは間違いなくラーメンだった。しかも,いいダシのラーメンですわ。

● 相方が注文したのはカレーそば。食べさせてもらったんだけども,青森で唯一???と思うのがそばなんですよ。
 麺が軟らかすぎる。茹で時間をあと30秒ほど短くしてもらえると。こういうところもそれぞれの地域の文化なのかもしれないけれど。

● 復りも鉄路何事もなく,宇都宮着。仙台からは指定席ではなく,ガラガラの指定席に着座(すみません)。新白河,那須塩原にも停まる「やまびこ」。
 福島でも郡山でも乗ってくる人はいなかったのだが,新白河で大勢乗ってきた。那須塩原でも多かった。ふぅぅむ,そういうことか,と思っていたら,宇都宮でも大勢の人が並んでいた。

● 前の席には若い男性が乗っていて,彼はNECのノートパソコンを開いて,MS-Office で仕事をしている。どれほど効率が上がっているのかは知らないけれども,ONの状態でいる人って,基本,カッコいい。緊張と集中モードを発散しているからだろうか。
 で,緊張と集中は自然じゃないところがいいんだよね。音楽やダンスのライブに惹かれるのもここのところだ。半自然の美しさなんだよね。自然に逆らっている様が美しい,というところがあるんですよ。

● 青森から宇都宮に着くと,宇都宮は都会だなと感じる。宇都宮には人口圧がある。
 宇都宮テラスができて,LRTが走るようになってから,宇都宮の都会度が上がったような気がする。だから何? という話ではあるんだけど。