が,このところ,続けざまに Amazon でポチっている。新刊だと予約段階でポチる。買いたいものがピンポイントで決まっていれば,Amazon に傾くようになりつつる。
● 立ち読みってのはしない質なのだが,背表紙を眺めるだけでも,書店に行く価値はあるもんねぇ。
世の中の世相を最も簡単に知る方法は書店を覗くことだ。特に新刊売場と各コーナーで平積みになってるのを見ていくこと。
● 書店の効用はそれだけではなく,同好の士に囲まれている安心感の中で,広場の孤独に浸れることだ。
街の喧騒を逃れるための避難場所にもなる。日本の街はとにかく騒音を発する。駅の中も本来業務に関係のない構内放送がひっきりなしに流れているし,最近はエスカレーターのガイド音声が呪いたくなるほどうるさい。書店に行けばそうした騒音から隔離してもらえる。
● 書店がなくなっては困るから,極力リアル書店で,とは思ってるんだけどね。
ただね,本を読まなくなってきたというのが決定的かな。書店への依存度は総体的に下がる。
● かつては,書店の存在がその街の文化度のバロメーター的なところがあって,自治体は大学誘致と並んで,大型書店を引っ張って来ようとしていた。
少子化がここまで来れば,今さら大学誘致はない。大学もつぶれる時代になっている。
● 大型書店いらっしゃい,もなくなったように思う。それがあることが街のステイタスである時代は終わっている感がある。
これはひとえにインターネットの影響だ。情報は書店ではなくネットにあるようになった。
● ついでに申さば,“大型” の魅力が減じているようにも感じる。現時点で大型が幅を利かせているのはショッピングモールくらいではないだろうか。
ホテルも Small & Luxury が好まれるようになっているように見える。少なくとも,自分の好みはそちらに移行しつつある。
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