2019年10月14日月曜日

2019.10.14 “みやこ家若大将”を食す

● 昼時に氏家の「みやこ家」へ。何を食べようかとメニューを見ていたら,新メニューが出ていた。“みやこ家若大将”という。
 どんなものなのか。まずは食べてみなければ始まらない。ので,それを注文。ロートルが“若大将”を注文してどうするんだという話。

● つけ汁の背脂と麺に載っているニンニクが特徴。麺は極太麺ではなく,かといって中太麺(平打麺)でもなく,もっと細い。平打麺からこの麺に変わったんだろうか。
 モヤシ,キャベツ,ニンジンもどっさり付いてくる。モヤシが多いわけだが,たしかにこれは“若大将”向けなのかな。

● 今まで「みやこ家」で食べてきたものをモノサシというか絶対善にして,新しいのを判断しちゃうから,新メニューというのは,新メニューであるというそのことによってハンディを負わされている。
 それを前提に言うのだが,これより旨いのが「みやこ家」にはあると思った。いや,“若大将”も旨いのだ。旨いのだが・・・・・・。

● 「みやこ家」は客足を落としてきた。が,今日はかなり店内に活気があった。まぁ昼飯時だったからね,少し待たされるくらいにはお客さんがいて不思議はないっちゃないんだが。
 それでも,お客が戻ってきている気配を感じる。あくまで気配を感じるというにとどまるんだけど。

● 理由があるとすれば,値下げだ。消費税が10%になる今月から税率以上に本体の値段を下げた。
 やっぱりお客さんってね,金なんかいくらでええよという人はいなくてさ,品物と値段の見合いで,安いか高いかを決める。
 「みやこ家」ほどにオリジナルがあるつけ麺を出していても,その例外にはならない。なるほど,時代はデフレなのだなと思う。

● デフレなのに値段を上げるのは,かなり勇気が必要な決定だろう。その勇気をふるってきた企業のひとつに東京ディズニーリゾートがあるけれども,そのTDRにしてもこれ以上の値上げはおそらくできない。TDRといえども消費者のデフレマインドから自由でいられるわけがないからだ。
 入場料を上げて入場者が減ってしまったら,物販や飲食,宿泊のすべてに響いてくるのだ。むしろ,入場料は引き下げる方向に動くのではないかと思っているのだが。

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