2025年7月2日水曜日

2025.07.02 龍宮城へ

● 東京駅新幹線ホーム。また,青森に行きます。待ってろよぉ,田酒とホタテ。待ってろよぉ,焼きホッケと銀鱈。待ってろよぉ,イカの一夜干しとリンゴ。
 待ってろよぉ,オレの龍宮城。今から行くぞ。

● 東京駅から下りの「はやぶさ」に乗るのは今日が初めてではないけれども,大宮を出ると次の停車駅は仙台です,には感動がある。宇都宮にも郡山にも福島にも停まらないのだ。
 仙台の次は盛岡。盛岡から先は各駅に停まるタイプなのだが(最速の「はやぶさ」ではない),本来これは盛岡以北に住む人たちのための新幹線だと思えなくもない。

● しかし,乗客の主力は仙台に用がある人。仙台でドッと降りる。乗ってくる人はあまり多くない。現実はそういうことだよね。

● 二戸に到着。けっこうな雨。ところが,八戸まで来ると,降ってない。青空が出ている。
 局所的な雨だったのか,一時的な雨だったのか。こういうの,何だか嬉しくなる。

● ぼくが乗っていた車両で,新青森まで乗っていた人は10人。これって,盛岡以北の新幹線は要らなかったってことじゃないのかねぇ。
 その代わり,在来線を東北本線のまま,JRに持ってもらってた方が良かったんじゃないのか。青森には空港もあったんだし。LCCじゃなくても,飛行機の方が安くない?
 そういうことじゃないのか。そんな単純な話じゃないのか,青森にとっては。

● 新幹線は速いし,快適だけども,唯一,Wi-Fi が極めて遅くて不安定。仕方がないのかもしれないけどね。新幹線の車中ではパソコンやスマホで遊ぶんじゃなくて,静かに読書して過ごすのが最善かもしらんね。
 これって,飛行機も同じ。飛行機の場合は,Wi-Fi につながること自体が僥倖に属する。本を読むか寝るかだな。

● ともかく,青森龍宮城に着いた。宿は駅ビルの4階から上に入居している ReLabo。
 青森にいる間は,極端に言うと,おさない食堂と魚市場の丸青食堂にしか行かない。駅から半径200メートルが,ぼくにとっての青森だ。
 龍宮城を満喫するにはエリアを限って,そこに入り浸ることだと心得ている。そのための拠点として,ReLabo の立地は申し分ない。

● まずは,ReLabo のラウンジでリンゴとリンゴジュース。旨いぜ。
 そうして,おさない食堂。わずか数日前のことなのに,この行列が懐かしい。帰ってきたという気がする。

● ホタテ組合せ定食。ホタテの刺身(ヒモサシも付いている)とバター焼きがこれでもかというほどに出てくる。これで2,800円。あり得ん。
 田酒を2合。それをホタテの刺身でやる。これ以上の至福があったら教えて欲しい。

● ちなみに,焼魚定食,煮魚定食もあって,それらは850円。カレーは550円。ジモティーはこちらを頼むのだと思う。
 ホタテ,ホタテと騒いでいるのは,他所から来た観光客だけかもしれん。ジモティーにとっては,ホタテの旨さは日常性に染まったあたりまえのものとして存在するのだろうから。

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