● 青森,2日目。丸青食堂で朝食。今日はサバ焼き定食。1,000円。サバも美味。やはり焼き方の問題かと思う。遠慮なく醤油をかけて食べた。
貝焼き味噌の単品。これで田酒の特別純米酒をやるつもりが,サバを肴に飲んで,貝焼きを貝焼き味噌をご飯にかけて食べた。
● 田酒と同じ西田酒造の「善知鳥」(ウトウと読む)を飲む機会を得た。いや,驚いた。田酒はかすかに重さと苦味があるが,「善知鳥」にはどちらもなく,水に深みとほのかな甘味だけを加えたような。
いや,これはとんでもないものだと思った。日本酒にこんな風景があったのか。幻の酒と呼ぶに相応しいのではないか(実際には,楽天で買うことができる。決して幻ではないわけだが,名前を知らないんだから,検索もできないわけだった)。
ぼくなどが飲んではいけない酒だろう。田酒を飲んだくらいで知ったかぶりをしてはいけないと思った。
● 駅前のAファクトリーで,リンゴ飴。これも青森に来る楽しみの1つ。リンゴって普段は食べなくなってるんだけどね。
リンゴに砂糖を塗りつける。旨いッス。ただし,リンゴを丸々1個使ってると思うんだけど,2人で1つ頼むんでいいかもしれない。けっこう食べでがある。
● 赤いリンゴじゃないのが好みって人もいるだろうけど(この店でも赤いリンゴじゃないときがある),リンゴとイチゴは赤いに決まっているのだぞ。
リンゴってさ,名前がいいですよね。林檎と漢字で書けば,何となく名前の由来が想像できるんだけど,リンゴという音の響きがとても良くないですか。
● ホテルのラウンジに本物のリンゴがある時間帯。最初に出すだけで,補充はしないっぽい。
リンゴはいくら食べても食べ過ぎにはならないもんね。
● ホテルのドリンクサービス。田酒(特別純米酒)。1杯だけ無料なんで,その1杯をツマミなしで飲む。そうしてから夕食へ。
ただし,この飲み方は甚だよろしからず。タダだから飲まなきゃ損だと考えがちなんだけど,このサービスはこれだけでやめておくことにした。
● 「おさない食堂」が休みなので,駅ビルに入っている「青森食堂」へ。機会があれば一度入ってみたいと思っていた。その機会が来た。
結局,八戸には行かなかったわけだ。
● タブレットで注文する方式。アルバイトのお嬢さんたちが支えている店だ。半分は居酒屋。
メガハイボールにマグロ山かけ。味噌おでん。味噌に生姜がたっぷり入っている。慣れの問題もあると思うが,普通のおでんの方がいいと思った。旨かったですけどね。山かけも旨かったですよ。これは文句なし。
● 青森産の焼酎(そんなのがあったのか)に切り替えて,ニシンの山椒ナントカ。
はい,これは一度でいいです。かつては小樽にニシン御殿が立ち並ぶほどに富をもたらしたことは知識として知っているが,そんなに旨いとは思えない。臭いも結構きついから,山椒でごまかす。
京都のニシン蕎麦も(ぼくは,だいぶ前に,一度しか食べたことがないんだけど)そんなに珍重するもんじゃないよね。
● たぶん,ここでしか食べられないだろうと思うのは,リンゴの天ぷら。塩をつけて食べる。なくはないと思った。リンゴが酒の肴になる。が,これも一度でいいですわ。
でも,この店,面白かったですよ。また行きたい店のリストに載せておこう。
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