2014年12月31日水曜日

2014.12.31 ふらんすへ行きたしと思へども

● 「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し せめては新しき背広をきて きままなる旅にいでてみん」と詠った詩人がいた。
 この詩が発表されたのは,大正2(1913)年のこと。この頃のフランス行きは冒険でもあったろうから,今と比較するのは笑止だと思う。

● そのうえで。
 フランス,行きたいですか。ぼくはいいなぁ,行かなくても。むしろ,背広の代わりにフリースのうえにダウンジャケットをはおって,近場に「きままなる旅」に出る方がいい。
 近場と「きまま」は完全に両立するからね。

● 旅って,つまるところは脱日常だと思うんですよ。脱日常は遠くへ行かなくても達成される。隣町のホテルに泊まるだけで充分だったりする。
 普段やっていないことを,普段いるところではない場所でやれば,それでいい。そんなものだと思う。

● 自分に引きつけて言うと,フランスまで出かけてベルサイユ宮殿やオルセー美術館を見て,リッツやクリヨンに泊まるのと(泊まったことはないけれども),東京に行って新大久保や不忍池を歩いて,上野のカプセルホテルに泊まるのは,ほとんど等価だ。
 実際のところ,脱日常の度合いはそんなに変わらないと思う。

2014年12月30日火曜日

2014.12.30 Android vs iPhone

● Androidを3台使って,よんどころない事情でiPhoneに乗り換えたんだけど,AndroidとiPhone,どっちがいいか。
 そんなものはそれぞれの好みによる。以上が結論だ。

● 以下は,そのうえでの話。
 マニアックに使い倒したいというなら,Androidだろう。実際,そういう人たちはAndroidを選んでいると思う。iPhoneを持っている場合でも,比較対象としてだろう。
 Androidは外に開かれているという印象がある。細部の統一が取れていないとか,バラバラだとかという批判を受けることもあるんだと思うんだけど,外に対してオープンさを保とうとすれば,そうなるのは必然だ。

● 自由を保障しようとしているように感じられる。端末を生産するメーカーがOSに手を加えることを認めているようだし,同じことはユーザーにも許されているのじゃないか。
 腕に覚えのある人なら,Androidの方が遊べると思う。

● 対して,iPhoneにはiPhoneの世界があるという印象。世界があるというのは,その世界で閉じているということであって,勝手に外に出るのは許されない。
 この中で楽しんでね,っていう感じ。バッテリーの交換すら,ユーザーが勝手にはできないようになっているんだからね。

● が,その世界にいる分には,すこぶる快適に過ごせる。迷いや戸惑いに遭遇することは,最小限になるよう周到に配慮されている。
 しかも,その世界は閉じられているとはいえ,充分に広い。

● ほとんどの人にとって,“スマホを使う=アプリを使う”のはずだ。ゲームやSNS,PowerPointでのプレゼン,音楽や動画,スケジュール管理,メール,ネット検索,などなど。自分がやりたいことをやれるアプリを探してインストールして,そのアプリを使うことが,つまりスマホを使うということ。
 これに関して,iPhoneではできないけれどもAndroidならできるってことはあまりないような気がする。ってか,そんなのまずないでしょ。

● スマホにキーボードやマウスやUSBメモリをつないで使うのは,Androidならできる。iPhoneではできない。けれども,それをやりたいと考える人は,そんなにいないと思う。パソコンがあるんだから。
 やらないけれどもできた方がいいと思う人は,ぼくも含めてかなりいるかもしれないけど。

● おまえはどっちがいいと思っているのだ? 身も蓋もない言い方なんだけど,どっちでもいいかなぁ。
 いや,じつはですね。iPhoneの使い勝手の良さにだんだん取り込まれそうになっているんですよ。だものだから,ちょっとそれに抵抗したいという気味合いがあって,こんなことを書いてみたんですけどね。
 取り込まれりゃいいじゃん,妙な抵抗なんてするなよ,と自分でも思うんですけど。

2014年12月29日月曜日

2014.12.29 iPhoneの環境を整える

● “Sleep Cycle”とGoogleニュースを読むためのアプリをインストール。“CamScanner”も入れた。 “CamScanner for Nakabayashi”というのがあって,これ,タダなんですけど。普通に“CamScanner+”でも100円なんだけど,タダの方をインストール。
 あとは,Androidの“My Tracks”にあたるアプリを入れれば,ほぼ完成だ。

● だいぶグズグズしちゃったんだけど,25日の夜に,楽曲もiPhoneに入れた。パソコンに溜まっている楽曲データは120GBほどになっているので,とても全部は入らないし(豚児から譲り受けたiPhone5Cは32GBタイプ),入れても意味がない。今までF-02Eで聴いていたのを中心にした。

● iTunes経由で転送するから,諸々の作業はすべてパソコン側で行える。これは助かる。プレイリストはどうしたって必要で,それをパソコンで作れるのが特に。

● その作業をしながら,iTunesについて自分が知るところが少ないことを痛感。AndroidだとmicroSDカードにデータをコピーしてやれば,スマホが勝手に認識してくれたけど,iPhoneはそうではない。これからはいやでもiTunesに詳しくなっていくだろう。
 そうなった曉には,音楽プレーヤーとしてはiPhoneの方が使い勝手がいいだろうという予感は,現時点ですでにある。さすがにiPod以来の蓄積がある。

● ほかに,iPhoneのいいところ。
 OCNのSIMでテザリングできる。持ったときのフィット感。重心のバランス。
 ぼくの場合,大画面は必ずしも必要ない。この大きさで充分かも。バッテリーがもつのも吉。

2014年12月28日日曜日

2014.12.28 OCN+iPhoneでテザリング

● 豚児がiPhoneを使えと言ってきた理由のひとつは,iPhoneならOCNのSIMでもテザリングができるから。
 わが家でも無線LANは入れているんだけど,事情があってぼくはその無線LANを使えない場所にいることが多い。
 なので,docomoのモバイルルータでネットにつないでいたんだけど,そのルータを解約して,OCN1本で行くことにしたんでした。

● iPhoneをルータにして,パソコンをネットにつなぐ。パソコンをネットにつなぐ理由の主たるものは,このブログをアップするためだ。
 ご覧のとおり,テキストだけのブログなので,OCNでもほぼ問題ない。待たされることはない。
 動画の再生は無理だけどね。が,動画の再生などできなくても,ぼくの場合はあまり痛痒を感じない。問題なし。

● ここのところは豚児に感謝。docomoのルータは解約して正解。
 これ,Androidではできないんですよね。キャリアのSIMじゃないとテザリングできない。裏技はあるらしいんだけど。それがiPhoneならできる。

● いきおい,iPhoneを使っている時間が長くなる。どういう形でであれ,長く使う道具には愛着が生まれる。
 iPhoneと自分の間の距離がどんどん短くなってくるのを感じる。iPhoneが自分の懐に入ってくる感じ。iPhoneが愛らしい道具に思えてくる。

2014年12月27日土曜日

2014.12.27 おにぎりの不思議 2

● 宝積寺駅東口を出るとちょっ蔵広場。隈研吾さんの設計。大谷石を多用した改造蔵をはじめ,何だか気持ちが良くなる空間。
 とくに夏。けっこう風が通るんで,所在ないときはここに来て,しばらくボーッとしていることがある。

● で,ここに“ちょっ蔵食堂”というのがありましてね。鰻丼だとか天ぷらうどんだとか,まぁ普通の食堂の料理を出す。
 でも,ぼくのお気に入りはおにぎりなんですよ。シャケ,タラコ,オカカ,昆布,梅といった,何の変哲もないおにぎりなんだけど。
 シャケにしてもタラコにしても,こだわりの逸品を使用しているなんてこともない。その辺のスーパーで売ってるやつを使っているんだと思う。値段が1個100円だから。

● ところが,コンビニのおにぎりよりずっと旨い。手作りだからね。お店のオネーチャン(年齢は70歳を過ぎていると思われる)が握っている。
 ぼくはだいたいテイクアウトなんだけど,中で食べてももちろんいいんだと思う。お茶や味噌汁があるのかどうかは聞きそびれている。

● おにぎりって不思議ですよね。茶碗にご飯をよそって,シャケをおかずに食べても,旨いっちゃ旨い。けれども,おにぎりにするともっと旨い。冷えたご飯を食べるのはイヤだけど,おにぎりなら冷えても食べられる。
 これ,何で? 握ることによって何かが入るのかね。

● 海苔でくるむから? 違うよなぁ。海苔でくるんだ方が持ちやすいから,ぜひそうして欲しいんだけど,塩むすびでも旨いもんね。
 梅干しとご飯じゃ,ご馳走だとはぼくでも思えないけれど,これがおにぎりになるとひとつのご馳走たり得る。この不思議。

● おにぎりはどこででも喰える。携帯食だよね。ぼくはここでテイクアウトして,駅のホームで食べたりする。電車を待っている時間を有効に(?)使える。
 歩きながらだって食べられる。行儀が悪いと言われそうだけど,おにぎりって元々そうした用途のためにあるんじゃないかとも思う。タイムセービングのために考案されたんじゃないかって。

● この店,平日は相当に早くから営業してるっぽい。7時前に,オネーチャン(くどいようだけど,年齢は70歳を超えていると思われる)が入り口の前に立って,通行人に声をかけているのを見かけたことが一再ならずある。
 そのオネーチャンからエネルギーをもらえる感もある。

2014年12月26日金曜日

2014.12.26 新装なった“とちぎグランマルシェ”

● JR宇都宮駅の改札手前にあるコンビニ(NEW DAYS)と餃子などの飲食店。ここのエリアを改装して,なんだかエキナカっぽくなった。“っぽくなった”だけでエキナカとは申せないが(そもそもが,改札口の外にある),以前よりは確実によくなったと思う。

● 栃木土産はだいたいここで手に入る。ぼくは地元の人間なので土産は買わないんだけど,スイーツとかにちょっと惹かれる瞬間があったりする。
 きぶな(黄鮒)のケータイストラップなんかもあって,買おうかと一瞬思った(買わなかったけど)。

● 千本松牧場の出店もある。ソフトクリームがメインになるけど,普通にコーヒーもあって,店の中で飲むこともできる。カフェとして使える。
 すぐ近くに,スタバもありモスもありタリーズもありサーティーワンもあるんだけど,ここは独自な感じ。たぶん,近いうちに入ってみることになると思う。

● 「宮の餅」もあった。失礼ながら,もうなくなっていたのかと思っていたんですよ。
 大昔は,宇都宮駅に近づくと「宮の餅」の大きな看板が電車の中から見えた。“名物に美味いものあり,宮の餅”っていうやつ。
 その看板はとっくになくなっているし,実物も長らく目にしたことがなかったので,もう製造されていないんだと思ってた。

● でも,圧倒的にお世話になるのは,間違いなくNEW DAYSだろう。缶ビールとおつまみを買うからね。オヤジが電車に乗る楽しみのひとつは(というか,その筆頭にくるわけだけど)車内でアルコールを飲むことだもんね。
 できるだけ,ほかのお客さんの迷惑にならないようにしたいとは思ってますよ。一応ね。でも,あれですよ,動くパブタイムを味わえるのが,電車の醍醐味だからなぁ。自分で運転してたんじゃ,絶対できないことだからね,これ。
 そのNEW DAYSも買いやすくなった。これが一番ありがたいかな。

● しかし,こうした確実によくなったと思われる小さな変化を何度か繰り返すと,昔がよかったと言いだすヤツが必ず出てくるんだよな。

2014年12月25日木曜日

2014.12.25 appleの良さ??

● apple製品といえば,細部の作りこみがすごいとか,基板まで美しいとか,トリセツなしでも使えるわかりやすさとか,シンプルさの追求だとか,まぁそういったことが喧伝される。
 細部へのこだわり。デザイン面での妥協のなさ。そいういうことですよね。

● iPhoneでいうと,ボタンは1個にすることにスティーブ・ジョブズがこだわった話はよく聞くじゃないですか。
 たしかにホームボタンは1個だけど,ほかに電源や音量を調節するボタンはあるわけだし,あんまりここを持ちあげるのはどうなのよ。
 それにAndroidにある戻るボタン(物理的なボタンではなくなっているけど)はあった方がわかりやすくないですか。

● ぼくが使っているのは5Cという廉価版であるせいなのか,デザインも含めて,巷で云々されるappleの良さってのは,どうもピンと来ないんですよ,正直。
 まだ使いこんでいないせいかもしれないんですけどね。ガシガシ使いこんでいくと,印象も変わってくるかもしれないんだけど。

2014年12月24日水曜日

2014.12.24 iPhoneユーザーの多さを実感する日々

● 望んだことではないけれども,AndroidからiPhoneに乗り換えた。それで気づいたことがある。なに,たいしたことではないんですけどね。

● iPhoneユーザーがやたらに多いってことなんです。電車に乗ると,そっちもこっちもiPhoneだらけ。iPhoneって,iPhoneだとすぐにわかる形とデザインじゃないですか。AndroidがAndroidだとわかるのは,iPhoneじゃないからだよね。
 で,巷はiPhoneで溢れているという印象なんですよ。ぼくが使っているのは5Cのブルーなんだけど,同じのを使っている人をけっこう見かけるわけですよ。

● これって,あんまり気分のいいもんじゃないね。自分は大勢の中の一人なんだなと思うんですよね。いや,大勢の中の一人だってのは,最初からわかりきっていることなんだけどね。
 これだけ多いと,オレは違うのを使いたいよって方に流れる,かな。

● スマートフォンはアレもコレもソレもできる多機能ガジェットだから,同じiPhoneでも使い方はそれぞれ違っているはずだよね。
 ぼくと同じ使い方をしている人はいないはずだし,ぼくが誰かとそっくり同じ使い方をできるはずもない。
 そうではあるんだけど,こんなに多いとさすがにちょっと考えるよね。

● 米IDC調べの2014年世界シェア見通しによれば,Androidが82.3%で,iPhoneは13.8%。が,日本に関してはとてもこんなものじゃないね。ぼくの体感では,iPhoneが50%以下ってことはありえない。
 iPhoneは高価で高級というイメージがあって,その高価な方に集まっているんですかねぇ。Androidだって,日本で売られているのは国産の高価な機種がメインのはずだけど。
 横並び発想なんですかねぇ。ちょっと異様な感じを受ける。自分でも使っていながら,申しわけないんだけど。

2014年12月23日火曜日

2014.12.23 宇都宮東武百貨店のデパ地下

● 栃木県で最も高級な総菜を売っているところだよね。といっても,百貨店なので,そこは自ずと限界がある。
 ホンマモンのお金持ちしか買えないようなものしかないってことになると,よほどの工夫がないと商売として成立しないだろう。

● ぼくは年に1回か2回,立ち寄ることがある程度なんだけど,それでもぼくでも何か買えるくらいじゃないとな。
 といっても,ぼくは(というか,わが家では)タイムサービスで安くなったものしか買ったことはないはずだ。

● こういうものを買える人がいるんだなぁと思うことが多い。いいものを少し,という人向けだろう。年寄り世帯か,女性の単身世帯ってことになるのかね。
 育ち盛りの子どもを抱えたところじゃ,普段使いのお店にはならないよなぁ(なる人もいるのか)。たまに行く晴れの場だな。

● これが銀座の松屋とか三越のデパ地下になると,ぼく的には別世界。なんでこれを買える人がいるのか想像がつかない。そういう場面に次々に遭遇することになる。
 お金持ちってのは都市にいるんだね。

● で,それを羨ましいと思うかっていうと,そうでもない。1万円のワインを普段飲みにする必要なんかまるでない。千円のワインで充分だ。そもそも,おまえにワインの味がわかるのか,オレよ。

2014年12月22日月曜日

2014.12.22 JR宇都宮駅ビルにあるスーパー

● 「えきの市場」という名前なんですけどね。ぼくもときどき利用させてもらっている。

● 品揃えの特徴としては,地元野菜が豊富ということですかねぇ。あと,総菜。普通のスーパーに比べると,売り場面積は広くないので,何でもあるというわけには参らない。
 それと,価格もそんなに安くない。特売とかあんまりしていないっぽい。作ってから時間が経った総菜なんかが,20%引きで売られていたりはするけど。
 閉店時刻間際のタイムサービスなんかも,ないかもしれない。閉店間際に行ったことはないんで,よくわからないけど。印象としては,そんなに値引きはしませんよという感じ。

● しかし,それが許される立地だね。ここで買ってしまえば,車を使って郊外のスーパーまで行く必要がなくなるのでね。
 要するに,時間も売ってるんだよ,と。タイムセービングのためにはこの価格でやむを得ないでしょ,家賃も高いんだし,ということだろうな,と。

● したがって,このスーパーの競合店はよそのスーパーじゃなくて,コンビニだと思う。コンビニになくて,でも必要なものをどれだけ供給できるか。
 だから,野菜とか精肉とか魚とかね。安けりゃいいというお客さんと,質にこだわるお客さんがいるとすると,後者に照準を合わせた品揃えになる。
 実際,そういうお客さんが多そうな印象だし,そうじゃないと店じたいが立ち行かないと思われるので。

2014年12月20日土曜日

2014.12.20 電車の中での高校生の会話

 女子2人,男子1人の3人。どうやら3人とも3年生で,東京の大学を受験するらしい。そんな彼らの夜の電車の中でのお話。


 池袋,行ったことある?

 あるけど。

 オレの友達でさ,一度も池袋,行ったことないのに,ものすごく詳しいヤツがいんの。東武は駅の西にあって,西武は駅の東にあるとか。
 ナントカ通りはどーとか。

 へえぇ。
 池袋って,一度行ったけど,出口間違うとひどいよね。

 そうそう。私も迷った。出られなくなっちゃうんだよね。


 秋葉原は?

 行ったことあるよ。

 ホコテンって知ってる?

 なに? それ。

 歩行者天国。

 ああー。

 道路の真ん中歩くって,落ち着かないよ。端っこしか歩いたことないから。

 そうだよねー。いつも端っこ歩いてるもんねー。


 頑張れ,わが田舎の高校生。っていうか,彼らの年齢なら,ひと月も東京の空気を吸えば,ずっと前から東京人って風情になるんだろうな。
 池袋なんか,自分の庭のように自由自在に歩き回れるようになるよ。日曜日に都大路の真ん中を歩くのも,すぐに慣れる。

2014年12月19日金曜日

2014.12.19 iPhoneにまだ慣れない

● 豚児から払い下げられたiPhone5C。ポツポツ使っているんだけど,まだまだ馴染んでいませんね。積極的に馴染もうという気にも,今のところはなっていないかな。
 とはいっても,今まで使っていたAndroid(F-02E)は豚児の手に渡っているので,もうiPhoneで行くしかない。

● iPhoneのキーボードにはカーソルキーがない。これ,けっこう不便じゃない?(どこかいじれば出てくるようになるのか)
 そこでYahooキーボードを導入。「設定」もすませたんだけど,デフォルトのキーボードが表示されてしまう。なんで?
 数時間後にいじってみたら,今度はYahooキーボードが表示された。これもなんで? 結果オーライだからいいんだけど。

● GmailもAndroidとは少し使い勝手が違う。返信する際,相手方から来た文面を表示しない設定がAndroidでは簡単にできる。iPhoneでは,デリートキーで文章を削除しないといけない。
 ワンタッチで表示させない設定がiPhoneでもできるのかもしれないけれども,今のところ,その方法がわからない。

● まだ音楽は入れていない。iTunes経由で簡単にできることはわかっているんだけど。ま,これは早急にやるということで。
 Androidを使っていて面倒だなと思っていたのが,楽曲のプレイリストを作ることだったんだけど,iPhoneならばパソコン側で作って転送できる。これはだいぶ便利だろうと思う。

● Androidで最も頻繁に使っていたアプリは“Sleep as Android”。アラームで起こしてくれるアプリですね。睡眠の深さもグラフにしてくれる。
 毎晩使うわけだから,頻繁に使いますよね。稼働している時間も最も長い。
 Androidのこのアプリはけっこう高額。Googleドライブにバックアップしてくれるアプリまで揃えるとかなりの額になった(といっても,1,000円に満たない)。
 iPhoneアプリの“Sleep Cycle”は100円だったか。だいぶ安いので,羨ましかったものですな。
 その“Sleep Cycle”もまだ入れていない。これもサッサと入れましょう,と。
 
● “CamScanner”のようなめったに使わないアプリはボチボチでいいけれども,Androidと同様に使える環境を早く整えたい。使い勝手を云々するのは,その後のこと。

● バッテリーのもちは,F-02Eに比べるとはるかにいい。薄型で軽いので,寝転がって使うには便利だ。SDカードが使えないことのデメリットは,今のところ特に感じていない。

2014年12月18日木曜日

2014.12.18 百均のレトルトパスタソース,再び

● ダイソーでレトルトのミートソースを買いましたよ,と。セブンイレブンで売っているのと比較すると,セブンイレブンの方に軍配が上がるかな,と。
 ということを,先日,書いちゃっているんですよね。総じて,食品に関しては百均は必ずしも安くない,とも。

● ところが,ダイソーに行くたびに,食品売場を回るようになっちゃってましてね。特に,スパイスが並んでいる棚の前に立つと,しばらく動けないくらい。
 へー,こういうものも売っているのか,って。

● 税抜き百円という価格が絶妙で,そこが敵の狙いだとわかっていても,何だかんだと買ってしまうんですよねぇ。
 でね,まずタバスコを買った。タバスコじたいはなかったんだけど,類似の商品があったので,それを。

● パスタのレトルトソースもね。セブンイレブンにあるセブンプレミアムのレトルト商品は,ミートソースとナポリタンが税込み百円なんだけど,カルボナーラはもっと高い。対して,ダイソーにはカルボナーラも,それ以外のものも色々ある。
 で,カルボナーラと明太子クリームと“彩り野菜のトマトソース”を買った。味? まだ試していない。

2014年12月17日水曜日

2014.12.17 iPhoneへ転向

● パソコンはWindows,スマートフォンはAndroid。アンチappleではないけれども,あまり考えることもなく,多数派にしたがってきた(スマホはiPhoneが多数派なのかもしれないけど)。
 その環境に慣れてしまうと,別のプラットフォームに移るのは億劫になる。ソフトや周辺器機を変えなければならなくなる場合もあるだろう。物入りだしね。

● ところが,豚児がiPhone5Cを使わないかと言ってきた。やつは,iPhoneは出るたびに買っているし,Androidまでいくつも持っているどうしようもないタイプだ。持ち物で勝負しようと考えるんだな。たぶん,中身に自信がないのだろうな。
 自身はiPhone6PlusのSIMフリー版を買うという,バカを地で行くような選択をしたので,5Cと5Sその他があまっている。5Sは彼の母親に払い下げられた。
 5Cをぼくのところに持ってきたというわけ。

● ひとつには,L-04DにOCNのSIMをさしてルーターとして使うための設定がうまくいっていないのがあって,iPhoneを使えば,iPhone自体がルーターにもなるよ,ということ。
 しかも,L-04DとAndroid端末(F-02E)のOCN SIMを解約すれば,通信代が半額になるという。そうなのか。OCNは1契約で複数のSIMが使えるんじゃなかったのか。

● で,L-04DとF-02Eをくれ,と。売れるから。
 はぁ,だったら,おまえのiPhoneを売ればいいじゃん,と思うんだけど。

● ともかく。
 iPhoneの設定をいろいろとやってくれた。ぼくもいじってみたが,なるほどこれがapple流かと感じ入るところがあった。
 文字を入力すると,タッチしたキーが大きく表示されるところとか(タイプミスに気づきやすくなる),アイコンを長押しするとすべてのアイコンが揺れだし,アンインストールできるアプリには×印が表示され,その×印をタッチするとアンインストールされるところとか。
 いや,ぼくが知らないだけで,設定しだいでAndroidでもできるのかもしれないけど。

● なるほどiPhoneいいかも,と思った。が,その後にF-02Eをいじってみると,使い慣れている分,やはりこっちの方が使いやすいかなとも思った。
 豚児がだいぶ整えてくれたとはいえ,もう一度いくつかのアプリを入れるのが面倒だと思ってしまう。昔はそうした作業をむしろ楽しめたんだけどねぇ。

● せこい話ながら,有料アプリもいくつかあるし。同じアプリでもアップルストアから買うと,またお金がかかるのだろう。
 それ以前に,今使っているアプリと同じものがiPhoneにもあるのかどうか。ぼくはGoogle派で,Google謹製のアプリを多用している。クラウドも今のところは,Googleドライブしか使っていない。

● そのGoogleアプリ。“Blogger”はiPhone版もあって,すぐに入れたんだけど,“My Tracks”がない。同名のアプリはあるんだけど,まるで別のもののようだ。
 Googole命で行くなら,Androidがいいに決まっている。“Safari”なんていうまず使わないだろうブラウザが,最初から入っているなんてことがない。

● ワンセグもない。テレビはまったく見なくなったけど,見たくなることがあるかもしれない。そのときに,ワンセグが使えれば重宝だろう。
 日本のキー局の番組をストリーミング配信するサイトが中国にあるようだ。だから,ネットにつながりさえすれば,ワンセグなどなくてもテレビが見れる。
 が,これは使えない。良心が痛むとかそういうことではなくて,SIMがOCNで一定容量を超えると通信速度がガクンと落ちるからだ。動画をなめらかに再生するなどあり得ないから,iPhoneでワンセグを見るなら,各社から出ている別売のチューナーを買うしかない。

● USBホスト機能がないこともひっかかる。外付けのキーボードやUSBメモリを結線して使うことができない。Bluetoothは接続が必ずしも安定しないので,USBホスト機能は欲しいところだ。

● “てきぱき家計簿マム”でこづかい帳なんかもつけている。もうかなり長く使っている。最近,クラウドサービスも始めて,スマホでも入力できるようになったらしい。
 が,これもAndroidのみの対応になっている。

● しかし。Androidの“My Tracks”に代わるiPhoneアプリはいくつもある。AndroidのUSBホスト機能を実際に使ったことは一度もない。“てきぱき家計簿マム”にしたってクラウドサービスなんて使うかどうかわからない。
 Androidで使っている有料アプリにしたって,全部合わせても1,000円くらいのものだから,買い直したって知れている。ワンセグもまず使わないはずだ。
 っていうか,ビジネスアプリが典型的にそうなんだけど,まず使わないんですよね。使わないんだけど,入っていると安心なんだね。

● 長く生きていると,気づくこともある。たとえば,迷って決められないっていう場合,その理由はひとつしかない。どっちでもいいから迷うのだ。迷うのはどっちでもいいっていうサインだ。
 で,ぼくもどうしようかなぁと迷っているんだけど,要するにどっちでもいいからなんですよ。どっちでもいいんだったら,豚児の顔を立ててiPhone5Cを使ってみようかと思う。

● ビジネスアプリ話で蛇足を加えると,iPhone5CだとMicrosoftの“Office Mobile”も使えるしね
 しかし,これも実際にどれだけ使うかはかなりの程度,疑問だな。わが事ながら。

2014年12月16日火曜日

2014.12.16 駅ビルで出逢った無礼者

● JR宇都宮駅の駅ビル(パセオ)にはスーパーが入っていて(“えきの市場”と申す),ぼくも時々利用させてもらっている。
 某日,豆腐とネギと白菜と豚こまを買った。

● そのとき,酒の売場をウロウロしていたら,とあるオバサンから日本酒はお好きですか,と訊かれた。何事かと思ったら,栃木のお酒で美味しいのはどれなのか教えて欲しいということだった。
 そんなのは好きずきだけどね。こういうときはためらうことなく,ぼく自身の好みを伝えることにしている。
 惣誉と天鷹でしょうね,と即答したね。そしたら,どっちがいいんでしょうと畳みかけてくるから,そこは好きずきでしょうと答えるしかなかった。

● ぼく自身,惣誉の“初しぼり”が出ていないかと探していたんだけど,天鷹の“心”もいいからね。
 だいぶ昔のことになるんだけど,天鷹酒造がある湯津上に住む人と酒を飲んだことがあった。もちろん天鷹。
 ぼくはどうしても吟醸酒の“心”に手が伸びるんだけど,彼は俺はこっちの方がいいですよと言って,その昔は2級酒と呼ばれていた一升瓶を自分のグラスに向けた。かっこいいなぁ,こいつには勝てないなぁと思ったことを憶えている。何がかっこよくて,何が勝てないのか,自分でもよくはわからないんだけどね。

● それはさておき。ぼくに訊ねたオバサン,さらに店員をつかまえて,あの人はこれとこれがいいと言うんだけどどうなのよ,と訊いていた。
 結局,惣誉でも天鷹でもないものを選んだようだ。無礼なババア(ババアになっちまったよ)であるな。人に訊いて答えてもらったら,無理にでもそれを選べよ。礼儀だろ。

2014年12月15日月曜日

2014.12.15 真冬でもスタバではコーヒーフラペチーノ

● 氷を細かく砕くわけでね。その破片をストローですすりこむんだから,冷たさは格別。旨いよね,スタバのフラペチーノ。
 っていうか,普通のアイスコーヒーだったら,セブンイレブンでよくないですか。

● 外に面したカウンター席に座ったんだけど(ぼくが座っていい席かどうかは,かなり疑問),隣ではスーツを着た若い男が建物(だと思う)の設計図面に線を入れていた。
 教科書やノートを開いている高校生や,ノートパソコンをいじっているビジネスマンはよく見かけるけれど,図面を引いているのは初めて見た。
 なるほどカウンター席ならこういう使い方もできるのか。

● 大昔の喫茶店はカップルのデートの場っていうね,そんなイメージがありましたね。ぎこちなく座っている男女がそちこちにいたような気がする。
 今のカフェは一人で行くところだね。しかも,何かタスクを抱えて。コーヒーは添えもの。
 カウンターやテーブルは作業机。その作業机と椅子の使用料がつまりドリンク代なんだろうな。

● 図書館の学習室の代わりだったり,打合室の代わりだったり,書斎の代わりにカフェが使われている。
 かといって,だからドリンクの質は問われないかといえば,そんなことはない。旨い飲みものを出す店でなければ,“代わりに”使ってもらえない。

2014年12月14日日曜日

2014.12.14 お釣りをもらい忘れた

● 13日,宇都宮市文化会館でコンサートのチケットを2枚買った。併せて,2,200円。高いのはね,なかなか行けませんやね。
 で,1万円札と百円玉を2枚渡して,8,000円のお釣り。そのお釣りをもらわないできたのに,帰宅してから気がついた。

● こういうことなんですよ。お金を払って,販売員のオネーチャンがチケットを渡してくれて内容の確認をする。ハイハイと聞いて,わかりました,と。
 じゃ,レシートも入れておきますね,と言われて,わかりました,と。

● そのまま帰ってきたんだけど,チケットの内容確認の前にお釣りもらっていませんでしたよ,ってことですね。
 こういうのって,こちらが気づけば,どういうわけか相手に伝わって,相手も気がつく。ところが,こちらもお釣りはもらった気になってたからね。

● オネーチャンがけっこう(というか,かなり)美人だったのもいけないね。こっちはもう,説明なんかうわの空ですよ。

● ま,宇都宮市文化会館にはお世話になってますからね。“うつのみや文化創造財団”に寄付したつもりになればいいかな,と。
 何ていうんですか,あんまり悔しくないっていうか,地団駄踏むような気分ではないんですよ。

● しかし,気をつけましょうね,美人に弱いご同輩。8,000円は大きいからね。ぼくなら,8回分の散髪代だからね。

2014年12月13日土曜日

2014.12.13 物欲がなくなっただけではない

● アドレナリンが出なくなった。規則正しい生活リズムが定着して久しい。
 それ自体はもちろんいいことなんだろうけど,興奮して眠れなくなって,深夜まで騒ぐといったことができなくなっている。
 年のせいと言ってしまうと,それまでなんだけどね。

● 仕事であれ遊びであれ,ひとかどの働きをする人は,そうしたリズムからの逸脱(ときには破天荒なほどの)があるんじゃないですかね。
 生命力が水管に収まりきらずに,間欠的に外に溢れでるということじゃないかと思っているんですけどね。

● 当然,若い人に多いはずだ。不良というのは,大人がやれば問題のないことを子どものうちからやってしまう少年少女のことだけれども,これも生命力が旺盛で,既存の規範に収まりきらないからだろうと思っている。
 だから,元不良からは所を得て大化けするのが出る。

2014年12月12日金曜日

2014.12.12 物欲を刺激したい

● パソコンは17,000円で買った中古のThinkPad。それで充分。最新型を使ってみたいとはまったく思わない。
 スマートフォンだってヤフオクで落としたF-02E。不満がなくはないけれども,じゃあ最新型が欲しいかといえば,ノーってことになる。

● 靴はヨークベニマルで買った4,000円足らずの,半分サンダルみたいなやつ。これでいいやと思ってる。
 洋服は,下着やソックスを含めて,ほぼユニクロ。これまた不満なし。

● 散髪は千円カット。美容院で切ってもらいたいなんて思ったことはない。安くて速いんだから,言うことはない。
 ちなみに申せば,全部機械がやってくれる散髪屋があればいいのに,と思う。将来,必ず必要になるであろう介護だって,できうれば生身の人間じゃなくて,介護ロボットにやってもらいたい。

● ノートは100円のダイスキン。ペンは200円のPreppy。それですこぶる満足している。

● 部屋は,実質,8畳一間。調度品は折りたたみ式のテーブルと大きめのカラーボックスが1個ずつ。それで何か不便があるかといえば,ない。

● 出勤する日は朝食抜き。休日には,セブンプレミアムのスパゲッティを茹でて,セブンプレミアムのレトルトミートソースをかけて喰う。
 昼食は仕事先の近くのうどん屋。ここに決めている。高いものでも500円でお釣りがくる。
 夜はけっこう飲みに行く。うどん屋が夜は居酒屋になるので,もっぱらそこで。ハイボール2杯とモツ煮込みが定番。これでちょうど千円。安くて旨い。それ以上のものを求める気持ちはない。

● というわけで,衣食住の万般について不足感がない。
 これでも,高級とされるホテルに宿泊したことはあるし,レストランでメシも喰った。しかし,断言するけれども,そういうものは集中的にやってしまうと,必ず飽きる。
 モンブランやクロスを使ってみたことも,一再ならずある。良ければ今も使っているはずだ。ぼくの印象は,それらはPreppyに劣るというものだ。

● なので,物欲がない。欲しいものがない。でもねぇ,これ,いいことなんですかねぇ。生命力が枯渇してきたってことなんじゃないのかなぁ。
 少なくとも,足るを知ってしまったというと,綺麗ごとになりすぎますね。

2014年12月11日木曜日

2014.12.11 モバイルルータもOCNで・・・・・・と思ったけど,設定できない

● スマートフォンの通信料を下げたいなと思って,docomoを解約してOCNのSIMをさしたのは,1年前のこと。通話用にガラケーを復活させて2台持ちという少々嬉しからざる事態にはなったものの,通信料はかなり削減されることになった。

● ネットにつなぐよりスタンドアローンで使っている時間の方が長かったので,通信料に6千円も7千円も払うのがバカらしくなったんですね。
 実際,OCNの一番安いプランでさほど不都合を感じることはなかった。

● 30M/日を超えるとガクンと速度が落ちる(今は70M/日になった?)。動画なんか見てた日には(YouTubeであっても)あっという間だ。が,ぼくの使用法(Gmail,LINE,ブログ閲覧程度)だとまぁ問題ありませんでしたよ,と。
 ただし,それはネット接続はだいたい自宅のパソコンでやっていたからでもありますね。

● 自宅では当然,無線LAN。ところが,わけあって自宅ではない場所にいることが多い。あまり長くはならずに自宅に戻るだろうと思ってたんで,そこに光ファイバーを引っぱるなんてのは考慮の外。
 で,docomoのモバイルルータ(L-04D)を買って,それでパソコンをネットにつなぐことにした。持ち歩くことのないモバイルルータ。
 7G/月の縛りはあるものの,パソコンでも動画をジャブジャブ見るなんてことはしないから,まぁまぁ普通に使ってきましたよ。

● ところが,やはりお金の問題から,このルータもOCNのSIMで動かすことにした。パソコンもOCNで接続する。プランは一番安いやつのまま。
 かなりムリめだけれども,パソコンのネット接続の最大用途は,自分のブログをアップすることで,そのブログというのが,画像は一切なしというクラシックタイプだから,まぁ何とかなるだろう,と。

● で,11月30日,ルータの回線契約も解除してきた。2年縛りが切れて,解約金がかからないのがその日までだったので。
 3千円でSIMをもう1枚買い足して,L-04Dに装着。が,そのままでは使えない。そりゃそうだ。
 では,どうすればいい? こういうときもありがたい情報がネットにある。OCNのサイトにちゃんと説明があるわけで。

● でも,これがなかなか厄介だ。書いてあるとおりにいかない。L-04Dのキーナンバーを入力する画面が出てこない。
 docomoで使っていたわけだから,それが表示されてしまうようだ。これを削除しなきゃいけないのかね。

● さて,どうすりゃいいかね。けっこう,すったもんだするね。

2014年12月10日水曜日

2014.12.10 スマホの音楽再生アプリを変えた

● ま,どうでもいいことなんだけど。自分の迂闊さを書きとめておくことにする。
 スマホはdocomoのF-02Eを使用中。ヤフオクで買って,SIMはOCN。ネットにつながるよりもスタンドアロンで使う時間の方が長いので,通信料を5千円も6千円も払うのがバカバカしくなって。

● スタンドアロンで使う時間が長いのは,音楽再生プレーヤーとして使う時間が最も長いからだ。
 その再生アプリ,デフォルトがGoogleのPlay Music。ちょっと使いづらいと感じたので,Meridianをダウンロードして使っていた。が,これ,時々,ブラウザが立ちあがってしまうことがある。
 そのまんまにしておくと,それでなくてもバッテリーがもたないF-02Eなのに,ますます,使えんな,このスマホ,と思うことになる。

● で,“メディアプレーヤー”にしてみた。これも最初から入っていたアプリですよ。実際,ビデオ再生なんかはこれを使ったこともあるんですよ。
 にもかかわらず,これで音楽も再生すればいいじゃんとは1ミリも思いつかなかった。何かいいアプリはないかと探して,Meridianをダウンロードしたわけでね。

● こういうチョンボって,あるんですかね。ぼくだけですか。最初からこれを使ってればよかったよ。
 ぼくとしては,あまり高度な機能は要らないんですよ。プレイリストが作れて,あとは再生と一時停止ができれば,それで良し。

2014年12月9日火曜日

2014.12.09 自分はどういう人間か

音楽を聴く人です。
自転車に乗る人です。
そして,書くのが好きな人です。

感情を隠せない人です。
短気です。

大喰いな人です。
ただし,毎日同じものでも平気なほうです。
バカ舌だと言われます。

短期決戦で勝てる勝負しかしない人です。
だからめったに勝負はしません。

細部をおろそかにする人です。
細部にこだわる人を軽蔑する人です。

祭りごとが嫌いな人です。
酒は好きですが,花見はしません。

身なりに無頓着な人です。
暑さ寒さを言わないほうです。

肝っ玉が小さい人です。
クヨクヨします。
後悔はしますが,反省はしません。

熱しやすく冷めやすい人です。
お節介が嫌いです。するのもされるのも。

ハマるとノル人です。
ハマらなければシラけています。
両極端です。

2014年12月8日月曜日

2014.12.08 池袋,新宿,渋谷

● 湘南新宿ラインは栃木から東京に向かう際には,かなり便利な路線だ。横浜まで乗り換えなしで行ける。
 横浜まで行くことは滅多にないんだけど,池袋,新宿,渋谷,恵比寿に出ることはたまにあって,もう何て便利なのと思う。

● ただし,湘南新宿ラインが運んでくれる池袋,新宿,渋谷の各駅は,ぼくにとっては鬼門でもある。要するに,駅構内で迷子になることがあるんですよ。最後は現在地がわからなくなる。
 池袋では外にでられなくてウロウロしてしまったこともあるしね。

● 中でも新宿。大昔は駅構内で迷子になることはなかったんですよ。なかったと思う。
 サザンテラスができてからだな。サザンテラス口が新設されてからだ。あれでわけがわからなくなった。

● だいたいさ,なんであんなに人が多いんだよ。多すぎるだろうよ。よく空気が足りなくならないもんだと思うもんね。
 っていうか,自分は根っからの田舎人間だなと思わされるんだよね。都会の人って,なんだかんだいって垢抜けてるしね。

● たとえば,学生時代は東京で過ごしたって経験があれば,また違うのかもしれないけど,ぼくは田舎暮らししかしたことがないんで,あの雑踏には身がすくむところまでは行かないけれども,ちょっと退きたくなるのは事実だな。

2014年12月4日木曜日

2014.12.04 百均の食品をまた

● 今度はダイソーでレトルトのミートソースを買ってみた。貧しいぼくの食事の中で,レトルトのミートソースは使用頻度が高いもののひとつ。
 で,これについてのぼく的決定版はセブンイレブンのPBブランドのミートソースだ。決定版というのは,買う頻度が最も高いということでね。これ以外を買うことはほとんどないといっていいくらいなので。

● そのセブンイレブンのミートソースも税込みで100円だ。ダイソーよりも数円安い。が,ダイソーのは量が多い。
 こういうレトルトものってのは,一度に使いきれた方がいい。ひとり暮らしでダイソーのミートソースを全部片づけることのできる人は,相当な大食漢でしょうね。

● セブンイレブンの方には生産国(タイ)の表示があるが,ダイソーにはない。味はどうかというと,ぼく的にはセブンイレブンに一票。

● というわけで,このミートソースもこれが最初で最後になる予定。

2014年11月28日金曜日

2014.11.28 あわやダブルブッキング

● 命に関わるようなことじゃない。ごく些細なことなんですけどね。
 来月7日に栃木県総合文化センターで「ミラノ大聖堂聖歌隊 クリスマス・コンサート」というのがあって,行こうかなどうしよかな,と考えつつも,チケットは買わないでいた。

● でも,これ買っちゃいけなかったんでした。なぜなら同じ日に別のところで,別のステージがあって,そのチケットはすでに買っていたんだから。
 そのことは,手帳にも書いてあるんですよ。にもかかわらず,どうしよっかなぁ,買っちゃおっかなぁと,ずっと迷っていたわけですよ。同じ日に別なのがあるってことに気づかずに。

● なんでこんなことが起こるのか。ひとつには手帳を開かなくなっているから。書いてはみても,見返すことがない。
 何で手帳を開かなくなっているかっていうと,スケジュールは会社のイントラネットで主に見ているからなんだよね。

● とはいっても,プライベートの用事は(めったにないんだけど)手帳に書いておくしかないわけで,そのようにしていたわけですよ。なんだけど,その手帳を見ることがないっていうのは,どうなのよ。
 それ以前にボーッとしすぎかなぁ。

● ちなみに,このチケットは3,000円。ぼくとすれば高額。買わずにすんで良かったけど,このあたり,ちょっと考えないといけないねぇ。

2014年11月27日木曜日

2014.11.27 年寄り話,さらにさらに

● 海外に行きたいとは思わなくなった。どこぞの商店街のくじ引きにあたってハワイに行けることになっても,誰かに譲るんじゃないかと思う。
 いいホテルに泊まりたいとか,旨いものを喰いたいという欲望もなくなった。いい時計をしたりいい洋服を着たいとも思わなくなった。
 よろず,高級という言葉に響かなくなった。年のせいかね。

● 昔,美人を見ても何も感じなくなった。どうしちゃったんだ,オレ,とか思ったんだけど,結局,それが復活することはなく,そのまま現在に至る。
 美人なんて自分には無縁の世界にいる人って達観しちゃったのかね。ちょっかいを出しても洟もひっかけられないとわかってるし。だいたい,年齢が違いすぎるんだから。

● 物欲というものがなくなってきた。これ,いいことだと思ってないんですよ。物欲って,地に足が着いている度合いを示すモノサシだとも思っていてね。
 物欲が希薄になるってのは,根が浅くなってきたってことですよ。もうすぐ毛が抜けてしまうんですよ。

● 足るを知る? つまるところ,年のせいなんだろうかなぁ。あるいは,生来のケチ根性のせいかもしれないけどね。

2014年11月26日水曜日

2014.11.26 年寄り話,さらに

● 先日,年寄りの集まりに行ってきた。人間ってね,年を重ねても基本は変わらないものだよ。
 人間の基本は愚かだってことだと思うんだけど,年をとったくらいではここの基本は変わりようがないね。

● 小学生の頃を思いだしたね。始業前のクラスのたたずまい。そこで展開されたことが,ほぼ同じように年寄りの間で繰り広げられるんだよ。
 大きな声で誰かに話しかけ,ここにオレがいるぞと言いたげな目立ちたがり。それに阿諛追従するコバンザメ。このコバンザメがまた,他の人に阿諛追従を求めるんだな。

● でね,婆の中にはロングヘアとかさ,若作りの人がいるわけですよ。年寄りの若作りは,若い人たちもいるところでは滑稽か悲惨でしかないけれども,年寄りだけの集団だと実際に若く見える。注目をひく。
 これ,新鮮な発見でしたよ。

● 爺婆が小学校や中学校の同窓会をやるとさ,その頃のクラスのヒエラルキーがそのまま再現されるんじゃないかねぇ。
 成功した劣等生もいるだろうし,没落した優等生はそれ以上にいるだろうから(そういう人は同窓会に出てこないだろうけど),文字どおりそのままではないにしても,少なくとも壮年者の同窓会よりは子供返りの度合いが強くなっているんじゃないか。

2014年11月25日火曜日

2014.11.25 女子大生取材,第5弾

● さらに3人の女子大生と話す機会があった。ケータイは3人ともスマホで,ふたりはiPhone5Sで,ひとりがdocomoのAndroid。
 ちなみに,彼女たちの多くはスマホという言葉をあまり使っていないようだ。ケータイと言っている。

● LINEは絶対だろうから,それ以外にどんなふうに使っているのか訊ねてみる。
 ひとりは,ゲームとTwitterと答えた。公開範囲を制限してTwitterを使っている。それだったらLINEだけでいいんじゃないのと訊くと,ほかの人が何をつぶやいているかがわかるから,と言う。安心材料であるらしい。それと休講情報などもTwitterでわかることがある。誰かがつぶやいてくれるんだね。
 もうひとりの子。Twitterは始めたばかりだという。1行日記のような使い方ができる,とのこと。いわゆる交流的なことはしていない。彼女は自分で小説を書いていたりする子で,読む方も相当なものらしいんだけどね。
 マップも使われているようだ。

● 3人ともスマホで入力するのは苦にならないんだろうか。かなり速く入力できるのか。どうもそうでもないらしい。遅いですよぉと言うんだよね。
 でも,彼女たちの世界ではってことなんだろうな。ぼくから見れば,充分に速いんだと思う。私,キーボードがダメで,スマホよりも遅いんですよぉ,って言ってた子もいたからね。

● 手帳は,紙がふたり。ひとりはiPhoneでやっている。ふたりともマンスリーの手帳。見開き1ヶ月のものを使っているそうだ。
 それで充分というか,その方が使いやすいということなんでしょうね。それでも,手帳に書くのはなかなか続かないことでもあるようだ。iPhoneでやっている子も,紙の手帳を買ったんだけど続かなかったからと言っていた。

● 講義ノートはルーズリーフがメインストリーム。なんだけど,3年まではルーズリーフを使っていたけれども,普通のノートに替えたという子がいた。
 横罫がイヤになったからだそうだ。縦に線を引くこともあって,そういうときに頭にくる,と。で,無地のノートにした。4年生になると科目数も少なくなるので,科目ごとに1冊のノートを用意してもたいした荷物にはならない。
 だったら,無地のルーズリーフを使えばいいじゃないかというと,ルーズリーフはどこかに行っちゃうんですよ,と。何なんだよ,それ。3年生まではどうしてたんだよ。

2014.11.24 舟木一夫

● 宇都宮駅ビル(パセオ)の八重洲ブックセンターで芸能雑誌を立ち読みした。舟木一夫が表紙のやつ。「歌の手帖」という月刊雑誌。
 この表紙を見て思うところがあってね。彼,69歳。精一杯の若作りをして写っている。が,首筋あたりに隠しようのない老いが見てとれる。カツラと化粧と衣装では消しきれない老い。

● これを無残あるいはムダな抵抗と見るか。自分のイメージを堅持しようとする健気な努力と見るか。
 若い人は前者の見方に傾きがちじゃないかと思う。カラオケで若い人たちに人気の歌を得意気に歌っている年寄りを見ると,顔をそむけたくなるよね。頭がカラッポなのか,おまえは,と毒づきたくもなる。あの感じに近いもの。

● かつてのぼくも,自分が若いゆえに,余裕をもって年寄りの若作りをシニカルに見ていたところがあったと思う。
 が,自分も充分に歳をとってみると,そうした努力にシンパシーを感じるようになってきた。何か,不思議な気分でもあるんだけどね。
 実際,彼の場合は体が商売道具だろうからね,体型を維持するためにトレーニングも欠かさないだろうしね。たいしたもんだなぁっていう。

● 若さをもって良しとする文化が,牢固として抜きがたくある。今の日本は生存者の半分が爺婆だけど,ほぼ例外なく,若く見られると嬉しいと思うだろう。
 こういうのってお国がらじゃないよね。アメリカ人だってドイツ人だって中国人だって同じだろう。生命体としての宿命のようなものだろうね。

● 青春時代に戻してやると言われても,謹んで辞退申しあげる。けれども,さらに歳をとったとき,10年前,あるいは15年前に戻してやると言われたら,お願いしますと答えるかもしれない。
 このへんは,実際に歳をとってみないとわからないことだけどね。

2014年11月23日日曜日

2014.11.23 上野東京ライン

● 来年の3月14日に「上野東京ライン」が開業するわけですけど。
 宇都宮線の列車も何本かは東京駅まで走ることになる。が,ぼく一個にはあまり関係のない話かも。
 上野界隈に用事があることはあっても,東京駅の近くに用事があって出かけるってことは,あまりないのでね。

● 銀座に出るには有楽町か新橋まで行かなければいけないわけで,どっちにしたって山手線に乗り換えることになる。上野で乗り換えようが,東京で乗り換えようが,あんまり差はないかなと思うしね。
 池袋や新宿,渋谷に行くには,湘南新宿ラインがすでにあって,こちらはけっこう便利に使わせてもらっている。その先,横浜まで行くときにも乗り換えなしで行けるんで。

● しかし。宇都宮線が東京駅までつながって困ることは何もない。実際にそうなってみると,やっぱり便利になったわと思うのかもしれない。
 栃木から東京に出る場合,東京駅より北側のエリアで用事はすませようとの無意識が働いているかもしれなくてね。東京駅まで乗り換えなしで行けるようになれば,南側がぐっと身近になって,こちらの意識が変わる可能性はあるな。

● JRとしては,「京浜東北線と山手線の混雑緩和」が狙いの最たるものなんでしょうかね。
 で,けっこう楽しみなんですよね,上野東京ライン。

2014年11月22日土曜日

2014.11.22 世間話ができること

● 大人として一番大切なことは何か。誰とでも世間話ができることではないかと思うことがある。頭の回転が速いとか仕事ができるとか,そんなことじゃなくてね。
 自分ができないからかもしれないんですけどね。っていうか,若い頃はそれで良しとしちゃってましたけどね。アホですな。

● 人間関係の取り結び方は大切だ。それができるかどうかは,少なくとも学校の成績よりは大切だ。ぼくが思っている以上に大切なのかもしれない。
 ただ,基本的な価値観の大枠を共有していないと,世間話に花は咲かない。

● けれども,日本人の場合は,この大枠の外にいる人は極めて稀だろう。
 差がないのは貧富だけじゃない。教養もそうだ。東大を出ていても,驚くほどの教養の持ち主はそんなに多くない(っていうか,ほとんどいないんじゃないか)。中学しか出ていなくても,端倪すべからざる教養の持ち主はけっこういる(いそうな気がする)。
 人生において何を大事だと考えるかっていうあたりになると,ほぼひと色ではあるまいか。
 むしろ,わずかな差違でいがみあうことになることが多いんだろうな。

● でもね,特に男性の場合は,世間話の場も職場に限られそうだ。職場で世間話ができること,職場における人間関係の取り結び方ってことになると,この大枠がかなり狭くなっていることが多いかもしれない。
 ここでは,自分がその大枠の中にいられるかどうか,いられなくてもいるふりをすることができるかどうか,がモノを言いそうだ。

● ぼくはこの点において十全じゃなかったと思いますね。十全じゃないどころか,全然ダメだったかな。

2014年11月21日金曜日

2014.11.21 自転車通学の中学生を見て

● 朝,自転車で通学する中学生の群れを見かけることがあって。この時期でも手袋をしないで素手でハンドルを握っている子があたりまえにいる。
 さすが中学生はすごいというべきですか。自分も中学生のときは自転車通学だったんだけど,同じようだったのか。

● 冷たくないのかなぁ。今の自分ではたぶん我慢できないと思うんですよね。
 女の子なんてストッキングもはいてないわけだからね。素足にスカートで自転車に乗ってる。

● 若さのなせるワザだとすれば,やはり若いって羨ましいぞ。具体的な事象を見せられると,勝てないなと思ってしまうね。
 でもな。あんまり無理はするなよ。特に女の子は体を冷やすなよ。

2014年11月20日木曜日

2014.11.20 女子大生取材,第4弾

● 今度も女子大生二人と話をする機会があって。
 持っているスマホは,ひとりがiPhone5,ひとりがAndroid。
 何でiPhoneなのかといえば,iPodをずっと使ってきたから。今でも音楽を聴くのはiPodを使っている。iPhoneでTwitterとFacebookをやっているけど,最近,ちょっと飽きてきたという。

● でも,Androidの彼女もiPodは使っている。iPhoneだろうとAndroidだろうとどっちでもよくて,iPhoneを扱うようになる以前からdocomoのスマホを使っていて,そのままその路線を踏襲しているらしい。
 それが最も賢いような気もする。あれこれ比較して私はこれを選びました,っていうのより。

● 二人とも手帳は紙。スケジュールをデジタル化するというのは,そもそも発想の外にあるような感じだ。
 若い彼女たちだから,スマホで入力するのはさほど苦にしないように思えるんだけれども,なぜスマホでカレンダーアプリを使わないのかと訊ねても,ニコニコしているだけで確たる回答は返ってこなかった。

● LINEを使っているのは当然の前提。LINEを使いたい(使わなければならない)からスマホにしている。そうなんだろうと推測する。

2014.11.20 ステータスとか“押し出し”とか

● ステータス。自分の地位とか力とか富とかを誇示するための象徴となるモノのことでしょう。そうした意味でのステータスを求める人はいるんだろうか。たとえば,家とか車,洋服,鞄,靴,時計といったもの。
 ひと頃,日本人の間をブランドブームが覆った感があったけれども,それは小なりといえどもステータスを求めた結果なのだろうか。単純に良いモノを持ちたいと思っただけなのか。あるいは,もっと単純に横並びの発想によるものだったのか。

● ぼくはそういうモノに意識が向かなくなっている。それがいいことなのかどうかはわからない。
 高価なモノを高価だからという理由で欲しがることは絶無だ。恥ずかしながら,若いときにはあった。誰でも同じだろうが,高価=高品質という前提(あるいは思いこみ)があって,その品質の方に憧れたのだと思う。
 それがなくなったのは,低価格でも高品質なモノが出てきていることにあるかもしれない。衣料品のユニクロに代表されるような。

● いや,時代の空気のようなものですかね。今はわりとブランドとかステータスといったものに,時代が冷淡になっているのかも。
 いくら高齢化社会だといったって,時代をリードするのは常に若者だ。その若者が高級車や豪邸を見捨て始めている。どうせ無理だからと諦めているんじゃなくて,見捨てているように思われる。

● 斎藤一人さんが言われる“押し出し”は生きていくうえで大事な技術だと思うけれども,そのためにヴィトンのバッグやロレックスの時計が必要かどうか。
 それに,ヴィトンもロレックスも普及しすぎた。押し出しの道具としての神通力はだいぶ弱くなっているのではないか。
 理想的には,自分の内部に押し出せる糧になるものがあることだろう。内なるパワーというか,オーラのようなもの。

● 言っちゃなんだけども,ぼくは全身ユニクロで,どんなところにも行ける(でもないか。いざその局面に立たされると臆してしまうか)。来られる方は迷惑かもしれないけど。
 同じモノをまとっていても,それしか持てない(買えない)からと思っている人と,それをあえて選んでいる人,あるいはそもそも拘泥していない人との差はあるに違いない。つまり,モノが自分を押し出してくれるわけではない。自分の中の気分が問題だ。

● ステータスという考え方はそもそも成立しづらくなっているのだろうな。遠い将来はどうか知らないけれど,今のところは,その考え方じたいが時代遅れのように思う。

2014年11月19日水曜日

2014.11.19 上野駅のエキナカ

● 特に用もないけどフラッとどこかに行ってみるかと思った場合。ぼくなんかだと,たいていは宇都宮ですんじゃうんだけど,ちょっと遠くまで行ってみるかと思ったとして。
 普段は田舎に住んでいるので,都会に出かけたくなる。とすれば,東京ってことになる。フラッと行くんだから,都内に目的地があるわけじゃない。そういう場合。

● 上野駅のエキナカ(エキュート上野)なんかちょうどいいなぁと思うんですよ。エキナカに関しては,地域振興の観点からもいろいろな議論があるんだと思う。鉄道の利用者を駅が囲い込むのはいかがなものか,とかさ。
 が,駅そのものを魅力的な場所にしないと,これから熾烈化が予想される交通戦争(LCCが主役になるんでしょ)に遅れをとるかもしれない。

● スイーツのお店が一番多いですか。和洋いろんなお店があるようだ。カフェやレストランにも事欠かない。
 KINOKUNIYAのような高級スーパーもあれば,NEWDAYS(コンビニ)もある。
 あまりお金を持たない人(ぼくのことだけど)にとっては,充分にハレの場になる。
 ぼく的には,Book Express(書店)とANGERS(文具店)は必ず立ち寄るとして,“ほんのり屋”でおにぎりを買って立ち食いするかな。コーヒーは自販機の缶コーヒーでいいや。

● ともあれ。エキナカで用が足りるんだから,改札を出ることなくUターンすると思うんですよ。切符はどうしましょうね。
 買わないような気がするな。往きはともかく,復りの切符は買いたくても買えないわけで。
 もちろん,これ,まずいわけだけど。

2014年11月18日火曜日

2014.11.18 都区内フリーきっぷの復活を切に望む

● 2013年3月31日をもって廃止された“都区内フリーきっぷ”。なくなってみると,便利さが今さら身に染みる。これがあるとないとじゃ,都内にとどまる時間が違ってきそうだ。
 いちいち切符を買うのは面倒だ。面倒だからサッサと帰るか,となりがちじゃないか。

● ぼくはもともとついでに何かをしてくる方ではない。用事があるから東京に行くわけで,その用事がすんだら寄り道せずに帰りたくなる方だ。
 それでも,多少の影響はあると思うんだよな。

● “青春18きっぷ”はその点でも便利至極だけれども,あれは人のいる改札口を探さなければならない。“都区内フリーきっぷ”なら自動改札を通れるのでね。

● 東京に着けば都区内パス(750円)が買えるんだけど,750円分乗るかっていうとなぁ。そちこち行くとあらかじめわかっているなら,買うけどね。メトロの1日乗車券とか。
 急に思いついてあそこに行ってみようかっていうのが大半だと思うんだよなぁ。そのときに,あそこに行くか行かないか。持っている切符が“都区内フリーきっぷ”かどうかによるなぁ。

● それともあれか,Suicaを使えば似たようなサービスを今でも受けられるんですか。

2014年11月17日月曜日

2014.11.17 掌を包んでくれる

● 最近,気づいたこと。買いものをすると,釣り銭とレシートを,こちらの掌を包むようにして返してくれる。落とすのを防ぐためだろうけど,急速に普及してきた感じ。百均でも吉野家でもそうなっている。
 最初にやり始めたところはどこなのだろう。

● これ,けっこう嬉しいね。若い女の子だったりすると,かなり得した気分になる。オバサンでも嬉しいぞ。
 たまに男だったりもする。これはゾッとしないな。

● ただ,渡す側の人はどう思っているんだろうね。オッサンの掌を包むなんてヤダろうな。お客さんだから仕方ないと思ってるんですかね。
 ま,何事も慣れなんだけど。

● ともあれ。スキンシップが増えた感じね。ひょっとすると,接客の画期になるかもしれないなと思ったりするんですけどね。

2014年11月16日日曜日

2014.11.16 ダイソーから男性化粧品が消えてますね

● 以前は,化粧品売場に男性用のクリームがあった。ベトナム製で100円。ぼくも買って何度か使ったことがある。何度か使っただけで,その後は紛失するか処分するかしてしまった。
 その後,日本製に変わって価格も200円になった。これもふたつ買って,何度か使った。その後は,使わないまま手元にある。

● ぼくだけじゃないんでしょう。あまり使われないんだろうな。だから売れない。売れないから店頭から消える。そういうことなんでしょうね。

● 百均製品を顔につけることに抵抗があるというわけじゃないんだけどね。要は,面倒だから。
 女の人は毎日,化粧するんだよなぁ。偉いなぁ。

● その前は普通にニベアのクリームを使っていた。マツキヨで買ったんですけどね。これは使いきった記憶がある。
 ということはですよ,意識はしないでも品物の選別ってしてるんですかね。無意識が選別してるってことなのかなぁ。
 だとすると,何でもかんでも百均で間に合わせようというのは,かえってお金をムダにしていることになるんですかねぇ。

(追記)

 いや,ちょっとありましたね。ひげ剃り用のカミソリが置いてあるところにローションがあった。
 ただし,それだけ。

2014年11月15日土曜日

2014.11.15 年寄りより若者が賢い

● 昔と今を比較すれば,今の人の方がたくさんの文字を書いているよね。SNSでネットに書きこむのまで加えると,圧倒的に今の人の筆記量が多い。
 たぶん,読むのも同じだろう。今の人が昔の人より読んでいる。読書離れだとか街に書店がなくなったとかっていうのは,現象の一面であって,それで今を代表させちゃいけないよね。
 生涯読書量のデータが取れれば,本を読まないのは,断然,昔の人(今の若者は本を読まなくなったって言ってるやつ=年寄り)だってことがわかるはずだと思うんだけどね。

● 要はさ,時代とともに,求められる知識量が増えているから,否でも応でもそれに対応せざるを得ないわけでさ。
 ぼくの見るところでは,経験値を含めてみても,若い人の方が年寄りよりしっかりしている。
 問題はさ,多くの場面で判定者に年寄りが就いているってことだね。これでだいぶブレーキがかかっちゃってるような気がするなぁ。

● ここで年寄りを定義しておこうか。年寄りとは50歳以上の男女を指す。半世紀も生きてれば,充分に年寄りでしょ。
 自殺もしないで半世紀も生きてきたのは,それじたいが称賛に値するとは思うけれども,積みあげたものより失ったものが多いはずだぞ。

● 年寄りは若者を畏れないといけない。今の社会に最も欠けているのは,ここのところだ。若者に年寄りを尊敬せよというのは,白を黒と思えというのに等しい。
 逆だ。年寄りが若者を畏れないといけないのだ。

2014年11月14日金曜日

2014.11.14 百円ショップの乾麺,再び

● 百円ショップで売っている乾麺はどうもね,という感想を書いた。だけど,百均で売っている乾麺は,うどんにしろ蕎麦にしろ,ひとつではない。いくつかある。
 ひとつだけで全体を測ってはいけない。

● というわけで,ダイソーで別の乾麺を買ってみた。前に買ったのは,うどんも蕎麦も内容量が400グラムのやつ。今回買ったのは,うどんが360グラム,蕎麦は300グラム。
 で,普通に茹でて喰ってみた。

● まず,蕎麦。ううむ。蕎麦粉はあまり入っていないようだ。蕎麦だと思えば蕎麦である。が,蕎麦の乾麺の多くはそうしたものだ。百均製品に限らない。
 ぼくはバカ舌だと人にも言われるし,自分でもそう思っている。ゆえに,食事は限りなく餌に近いものでも,そうそう文句はない。
 しかし。この麺を人さまに勧めるかといえば,どうもお勧めはしにくい。この類のものは,百均で買うとかえって割高になるようでもある。普通のスーパーで,一番安いものを買った方が,たぶんお得でしょうね。

● 次に,うどん。乾麺にしてはふっくらと炊ける。充分だと思った。
 乾麺にしてはなどと乾麺を見下すような言い方をしてしまったけれども,うどんに関しては乾麺で困ることはあまりない。“稲庭”という怪物が存在するくらいだから。
 稲庭は高くて,常用するというわけにはいかないけれども,ダイソー乾麺なら好きなだけ常用できる。

● ちなみに,ダイソーのこの製品は,愛媛たいき農業協同組合五十崎製麺工場が製造している。
 ただし,これも普通のスーパーでもっとコスパのいい製品が売られているかもしれない。このあたりはなお,調査を要する。って,これ以上,調査する気にはなれないけど。

2014年11月13日木曜日

2014.11.13 四国遍路に行きたいかな

● 今から10数年も前になるけど,四国の八十八箇所を歩いてみたいと思った。実際に歩いた人の体験記もたくさん出版されているので,いくつかを読んだ。
 一過性の思いつきだったようで,最近はそんなことを考えることもなくなっていた。

● なんだけど,先日,松長有慶『高野山』を読んで,ヤケボックリに火がついた感じになった。もちろん,今すぐは行けない。一月半ほどはかかるんだろうから。時間と,それからお金もないと。
 歩けるだけの健康も必要だから,あんまり年を取ってからでは困るんだけど。

● 行くときは,ちくま学芸文庫から出ている『空海コレクション』4巻を持っていこう。遍路中にできれば読み終えたいんだけど,たぶん,まったく読まないで終わるだろう。それでも持っていきたいかな,と。

● スマートフォンも必須だね。Bluetooth接続の折りたたみ式外付けキーボードも持っていく。
 “マップ”で道順を確かめ,“My Tracks”で歩いたコースのログをとる。カメラも多用するだろうな。
 宿に着いたら,その日の出来事をキーボードで入力して,ブログにアップする。以上のことがスマホだけでできてしまう。

● それだけではない。スマホ以前と以後とでは,四国遍路の心得も大きく変わったのではないだろうか。
 地図やガイドブックを持つ必要がなくなっているはずだ。幹線道路を行くわけじゃないから,詳細な地図が必要だ。それも八十八箇所分。その必要がなくなっているはずだよね。それどころか,ナビさえしてくれるんだろうね。だいぶ荷物を軽量化できるよなぁ。
 その頃は,それだけ使ってもまる1日はバッテリーがもつようになっているだろうしね(もうなっているのかもしれない)。

● 四国を巡り終えたら,南海フェリーで徳島港から和歌山港に出るんですよ。翌日の早朝,九度山から町石道を歩いて高野山に行く。高野山の宿坊で一泊して帰る。
 これで気がすむ感じ。

2014年11月12日水曜日

2014.11.12 ムダを重ねるのが人生だよね

● お気に入りの筆記具が1本ある。でも,ペンはけっこうな数,溜まってしまった。では,お気に入りの1本以外の筆記具をすべて捨ててしまおうか。そうすれば,否応なしにその1本のみを使っていくことになる。気に入っていて,最も多用しているんだから,それでいいわけだ。
 使わないモノが身辺から消える。シンプルライフの極致を行けることになる。
 が,そんなことはできないね。かりに捨てたところで,また買ってしまうだろうな。

● そういうことを人間はできないようになっているんだよな。ムダを必要としている。ムダなしには生きられない。浪費は人にビルトインされているものだと思うべきだろうな。

● ムダと意識しないでやっているムダが膨大にあるはずだもんね。自分が必要だと思ってやったことの大半が,じつはムダだったってこともありそうだ。
 大学を出たのもムダ。結婚したのもムダ。出世したのもムダ。家を建てたのもムダ。ま,ぼくは出世というムダはしなくてすんだんだけど。
 ひょっとすると,生きていることじたいがムダかもしれないもん。それを言ったら終わりだけどさ。

● 人はムダに絡めとられて,ムダをムダと思わずに生きているもの。とすれば,ペンやノートでどれほどムダをしようが,知れている話だね。
 ムダとわかってやっているムダなんか,たいしたことないものなんだよね。

2014年11月10日月曜日

2014.11.10 コンビニが世界

● どこに住みたいか? 若い頃は都会に憧れたものでしたよ。一度は東京に住んでみたいよな,とかね。札幌か博多はどうだろう,オレは博多がいいな,とか。
 今はね,東京はパス。いかんせん,田舎で長く過ごしてしまった人間にとっては,人が多すぎるし,刺激が強すぎる。ま,住んでしまえば慣れるんだとは思うんだけど。

● 田舎でいいと思ってるんですよ。ただし,条件があって,自宅から徒歩圏内に鉄道の駅とコンビニがあること。これはほぼ絶対だと思ってますね。
 東京には行きたいわけでね。住むのはヤダけど。たまに遊びには行きたい。駅までのアクセスが簡便であることは,どうしたって必要でね。駅まで車で行かなきゃいけないってことになると,駐車場はどうすんだよとか,煩わしいことが出てきて,出かけることじたいが億劫になりそうだ。

● それとコンビニですね。賛否両論あるんだろうけど,24時間開いているのは便利だし,大昔のよろずやと違うのは,公共料金の支払いができたり,宅急便やメール便を扱ってくれることだ。
 たいていのことはコンビニですんじゃうもんね。便利の極致。

● 逆に,コンビニにあるもので間に合わせてしまおうっていう発想にもなりがちですよね。
 ぼくは,むしろ積極的にその方向に舵をきろうとしているかもしれない。コンビニで妥協する。妥協するってのも申し訳ない言い方だけれども。

● コンビニって,野菜や肉,魚など生鮮食品は扱っていないから,そういうものはスーパーなり商店街に買いに行く。それと衣料や家具も,コンビニってわけにはいかない。
 けれども,しばしば使う,あるいはしばしば補充しなければならないものは,コンビニで完結させてしまいたいっていうかね。
 そう思わせるだけの企業努力をコンビニはしていると思う。

● わが家の近くにあるコンビニはセブンイレブンなんだけど,セブンのPB(セブンプレミアム)商品にはお世話になりっぱなしだ。低価格,高品質っていうイメージがあってさ。
 家で酒を呑むときは,セブンプレミアムの甲類焼酎をセブンプレミアムの烏龍茶で割って,セブンプレミアムの生ハムロースを肴にする,みたいなね。
 それと,セブンプレミアムの蕎麦の乾麺を非常に評価するね,ぼく的にはね。製造は北海道の藤原製麺。よくできていると思うな。価格以上。

2014年11月9日日曜日

2014.11.09 GoogleのBloggerに障害発生

● ブログはGoogleのBloggerを使っている。っていうか,使わせていただいている。
 さすがに安心感があるからね。それに,無料なのに広告の表示を強制されない。一定期間更新しないでいると勝手に広告が出ちゃう,なんてことがない。

● ところが,ときたま,問題が発生する。
GoogleのBloggerサービスで障害が発生し,日本からブログページを閲覧できない状況になっていたようだ。8日21時17分の発表によれば,一部のユーザーについては既に復旧しており,12時間以内にすべて復旧する予定とのこと。
 たぶん,これ,今回が初めてではない。っていうか,これは想定の範囲内にしておくべきものでしょうね。Googleに限らないだろうし。

● とはいえ,困ることは困る。それでなくても少ないPVがさらに激減する。
 パソコンのエラーメッセージを読むと,自分の設定がおかしいのかと思ってしまう人が出るかもしれない。スマホのメッセージを見た人の中には,このブログ,閉鎖されたのかな,と思ってしまう人もいるかもしれない(いないか)。
 ともあれ,11月9日8:07現在,ぼくのところはまだ復旧していない。

● ま,でも,こういうことはありますわな。滅多にないことが起こってしまうってことね。
 この世界では,原発よりは滅多にないことの周期が短い。そのかわり,それにともなう被害は生命や健康には影響を及ぼさない。

2014年11月7日金曜日

2014.11.07 実利を取るタイプ

● 若い女の子で,パソコンはWindows,スマートフォンはAndroidを使っていると聞くと,この子は実利を取るタイプなんだなと思ってしまう。そつのない子なんだな,と。
 いや,実際はどうかわからないですよ。パソコンなんかWindowsユーザーが圧倒的に多いんだから。いろんなタイプがいるはずですよ。

● でも,何とはなしにそう考えてしまう。で,自分もそうだよなぁと思うわけですね。たしかに,実利を取ろういうタイプだな,オレ。
 実利を取ろうとするタイプの人って,チマチマしてて面白くないよな。自分を顧みてそう思う。

● じゃぁ,Macユーザーはチマチマしてないのか。iPhoneユーザーは実利を取りにいかないのか。
 そんなこともないでしょうね。つまりは,実利を取ろうとするのが,もう圧倒的という言い方を超えて多いわけだから。

2014年11月6日木曜日

2014.11.06 食品は百均の不得手と書いたんだけど

● でも,買ってしまいますよね。今だと,Seriaで買ったミル付きブラックペッパーをけっこう便利に使っているな。胡椒の質がどうなのかってのはあると思うんですけどね。
 ただ,ぼくのバカ舌ではそうそう敏感に違いがわかるわけではない。

● ダイソーにある“きなこもちチョコ”もお気に入りアイテムのひとつだ。一時,わが家で凝ったことがあった。
 ダイソーでしか売られていないものではないかもしれないけどね。

● それとグリコのビスコ。小さいのは3個で100円。大っきいやつは1個100円(既存のスーパーと比べて,別に安いわけではないね)。これ,豚児が小さい頃に好きでね。食が細くて心配したものだけど,ビスコを与えておくと自分から食べた。
 最近,3個で100円のを1,000円分買ってみた。豚児のやつ,なんだこんなの買ってきて,とホザいておったけれども,気がついたらきれいに食べ尽くしていた。

● 酒のつまみは,ダイソーで買うことが依然としてある。カシューナッツとかチーズサンドとかクラッツみたいなやつ。
 宇都宮に出た折りは,ララスクエアのダイソーでつまみを何品か買って,近くのセブンイレブンで缶ハイボールを買う。
 で,駅のホームで飲む。貧しいぼくのささやかな宴だ。

● あと,(つまみではないけれど)甘栗も買ってしまう。天津甘栗って昔あったけれど(今でもあるのかもしれないけど),高かったじゃないですか。けっこう高級品のイメージでしたよ。
 それが今は100円で買える。割れものでよければ,けっこうボリュームもあってね。小腹が空いたときは,甘栗は絶好のおやつになるよね。

2014年11月5日水曜日

2014.11.05 ARROWSがやっとなじんできた

● もうすぐ,各キャリアからスマホの最新機種が出ますね(っていうか,出てますね)。たいていの機種が音楽をハイレゾで再現再生する機能を備えるらしい。すごいもんだな。
 どんどんよくなる。だから,新しい機種が欲しくなるかといえば,ぼくの場合はそうでもない。2年前ので不都合はそうそうないからね。
 ハイレゾには惹かれるけれども,ハイレゾでなきゃいけないっていうほど,ぼくは音楽愛好家ではない。

● ぼくが使っているのは,昨年2月に発売されたARROWS X(F-02E)。これがなかなか愛着が持てなくてね,半ばしょうことなしに使ってきたってところがあるんだけど,ここに来てググッと自分に近づいた感じがする。
 バッテリーも大容量に交換して,1日はもつようになった。Bloggerを起動してブログの編集をしていると発生した文字飛び現象も,その後はまったく影をひそめた。

● 結局,こういうものは使っている時間に比例するということですかね。ともかく,じっと使っていれば自ずと愛着が湧いてくる,と。
 それと,アプリの影響が大きいでしょうね。使いづらいアプリを我慢して使っていてはいけませんよね。自分に合うものをどんどん試した方がいいんでしょうね。

● 自分の例をだすと,Googleニュースをスマホで読みたくて,あるアプリを入れたんだけど,どうも使いづらい。なので,ブラウザを起動してGoogleのトップ画面から入っていた。
 これだと,自ずと見なくなる。結果,Googleニュースはもっぱらパソコンで読むことになっていた。
 それが,Google謹製の“ニュースと天気”に変えたら,いやまぁ便利だこと。今はニュースはスマホで知るものになった。
 上記は,あまりにもお粗末な一例だけれども,使いやすいアプリを使うと,ハードにも愛着が出てくるのを実感しましたよ。

● ちなみに,ぼくの場合,ホーム画面に登録しているアプリアイコンは19個(カメラやワンセグのアイコンを含めて)。うち,9個がGoogle謹製のアプリ。
 Gmail,Chrome,Blogger,Keep,YouTube,MyTracks,Drive,ドキュメント,ニュースと天気。もちろん,この中にはほとんど使ってないのもあるんですよ。Keepやドキュメントがそう。スマホでメモをとることはまずないので。
 でも,お世話になってますね。Google様には。

2014年11月2日日曜日

2014.11.02 百円ショップの得手不得手

● 昨年6月に“ノートに手書き”を始めたときに,使ったノートはダイソーの“ペン差しカバー付きA6ノート”だった。これは1冊だけで,以後はダイスキンを愛用。
 目下,ダイソーのぼく的イチオシはこのダイスキン。

● 筆記具は三菱やゼブラのボールペンがSeriaにあるので,いくつか購入した。当然,問題のあろうはずがない。

● 自転車パンク修理キットも百均製品で間に合わせている。

● 洗濯物を乾すためのハンガーとかは,百均で何の問題もなし。しごく便利に使っている。製氷皿や麦茶を作る容器もしかり。
 プラスチック製品はおしなべて無問題。

● が,これはちょっとなぁというものもある。食品に多い。
 酒のおつまみ系っていうか乾き物はまぁまぁOKだ。「おかしのまちおか」の方が安かったりするけど。炭酸水も百均でぜんぜん問題ない。
 お菓子やパンもメーカー品だ。ヨソで買うのと変わりはない。ただし,普通にスーパーで買う方が安い場合が多いというだけ。

● 先日,うどんの乾麺を買ったんだけど,これはダメだった。ほとんど論外という感じ。
 一緒にソバの乾麺とスパゲッティも買ったんだけど,うぅん,食べられなくはないんだけどね。

● サプリメントもダイソー製品に置き換えてみたんだけど,順次,元(DHCなど)に戻すつもり。ダイソー製品に替えて特に変化は感じていない。もともとサプリなんて気休めだと思ってもいる。
 なんだけど,サプリを摂っているという感じが薄い。あくまで“感じ”なんだけどね。

2014年11月1日土曜日

2014.11.01 電車の中で見かけたあまりカッコよくない女の人

● 栃木にはボックス席の車両も走っている。で,対面に女の人が座っていた。トートバッグを横において,スマホにつながっているイヤホンを耳に入れていた。
 その彼女がトートの中から別のバッグを取りだした。チャックが付いている。そのチャックを開けると,MacBookProが現れた。パソコンカバーだったのだね。

● そのMacをいじりだした。スマホ(こちらはiPhoneではなかった)を見ながら,Macに何事かを入力しているようだった。
 その様子がどうもあまりかっこよくない。たぶん,今やらなければいけないことではなかったからだろう。暇つぶしをしている感があった。

● あるいは遊びだったのかもしれないけれど,子どもが遊んでいる様は,ときに美しいと感じさせることがある。遊びに没入しているからだろうと思う。一生懸命にというより,われを忘れて遊んでいる。
 それがある種の美を創る。そういうことなのだと思う。

● 外でパソコンをたたく,ノートに何かを書きつける,こうした仕草がかっこいいかどうかを決めるのも,同じなんだろうなと思った。
 たとえば,緊張感が漂っているかどうかってことではないでしょうね。没入度,集中度なんだと思う。集中の結果として,緊張感が付いてくることはあるんだろうけど。

2014年10月31日金曜日

2014.10.31 カフェで見かけたカッコいい女の人

● 某日,宇都宮駅ビルのカフェでノート(小型版ではなかった)を開いて,何やら書きこんでいる女の人を見かけた。40歳を少し過ぎたくらいか。
 学校の教師にしては垢抜けているし,保険の外交員でもなさそうだったし,もちろん専業主婦のはずはないし,いったい何をしている人なんだろ。

● その姿がカッコよくて,ちょっと見とれてしまった。カフェやファミレスで,パソコンやタブレットを使っている人は,今どき珍しくもないし,ノートに何か書いている人もけっこう見かける。かく申すぼくもその一人だ。
 が,姿の良さはそれぞれに違う。良い姿の人はあまりいない。

● 姿の良さって,何が作るんだろうかねぇ。顔かたちや体型じゃないのは当然として,服装は多少関係あるかなぁ。あんまりゆったりした恰好だとね。
 ゆったりした恰好が良くないとすれば,姿の良さの構成要素のひとつは緊張感ってことなんでしょうね。かといって,過ぎるとダメだね。
 見られている意識と言い換えてもいいんだと思う。緊張感って一人でポツンといるときにはなかなか持てないから。自分と周囲との関係性でしょうね。周囲との関係をどこまで意識するか。

● とすると,ぼくの姿は良くないはずだ。まるでダメだろう。まったく意識してないもんね。

2014年10月30日木曜日

2014.10.30 おにぎりの不思議

● 近くに,手作りおにぎりを商っているお店があってね。もちろん,おにぎりしかないわけじゃなくて,数あるメニューの中におにぎりもあるわけなんですけどね。
 頼んでから作ってくれる。1個百円。コンビニより安いし,作りたてなんだからコンビニより旨い。

● 昆布とかおかかとか鮭とか,ごく普通のおにぎり。中に入っている昆布は普通にスーパーで売っている佃煮だし,鮭は瓶詰めの鮭フレークなんだと思うんですよ。要するに,具材はごくありきたりなもの。
 これ,茶碗にご飯をよそって,昆布の佃煮を載せて食べたって,さほどに旨くはないと思うんだよねぇ。それ以前に,オカズ,これだけかよ,って言っちゃいそうだ。

● ところが,おにぎりにすると旨い。海苔でくるむからじゃないよね。海苔なくても旨いもん。海苔があった方が持ちやすいから,海苔でくるんでもらった方がありがたいけどね。
 なんでかねぇ。にぎるという手間を加えるだけで,どうしてこんなに違ってくるんだろう。にぎることによって,何かが入るんだよね。愛情とか訳のわからないものじゃなくて,何かが入るんだと思う。

● 茶碗によそったご飯を昆布の佃煮で食べるのも嫌いじゃないけど,これはどことなく貧乏くさい。でも,おにぎりにすると,ひとつのご馳走になる。これすなわち,おにぎりの不思議。大げさですか。

2014年10月29日水曜日

2014.10.29 回遊性と賑わい-都市の魅力

● ぼくは栃木の片田舎に居を構える者だけれども,週に一度は宇都宮に出かけている。用があって行くことはあまりない。行かなくてもいいんだけど,行っている。これ,何でなんだろうと思う。
 何でなんだろうって,リフレッシュなんでしょうね。田舎の人がたまに都市にでかけてリフレッシュするという,昔からあったことをぼくもやっているんだろう。

● もっと近くに,本屋やカフェがまとまって存在しているエリアがある。文具も扱っている本屋で,品揃えは宇都宮の本屋や文具店に劣るわけではない。
 購入だけが目的なら,そこですむ。ゆっくりとコーヒーを飲むことだってできる。ではそこで半日を過ごしてリフレッシュできるかといえば,どうもちょっと難しそうだ。

● けれども,宇都宮のベルモール(ショッピングモール)でなら,半日過ごせると思う。すべての店を片っ端から見ていくなんてするわけがない。ぼくが覗くお店は,ごく限られたものだ。それでも,何だかんだと半日はいられる。

● その違いを作る要因って何なのだろうね。ひとつは,回遊性なんでしょうね。経巡ることができること。
 本屋から文具店へ,文具店から洋服屋へ,洋服屋からケータイショップへ,ケータイショップから雑貨屋へ,と回遊できること。その合間に食事をしたり,お茶を飲むことができること。
 だから,ある程度の商業施設の集積があることは必須でしょうね。

● いくら品揃えのいい店であっても,その店しかないというのでは,なかなか厳しい。充分に用は足せますよとなっても,それだけではエンタテインメントが生まれない。
 回遊するついでに,買いものもするのであって,単純純粋にそのモノが欲しくて買いに行くって,そんなにないように思う。

● ま,ベルモールで半日過ごすってのは,実際にはあまりなくて,JR駅周辺(駅ビルとララスクエア)がぼくの出没エリアなんだけど,滞在時間はせいぜい3時間程度のものだと思うんですよ。
 その程度だったら近場で代用できないか。おそらくね,ダメなんですよね。リフレッシュできる度合いが違うんでしょう。

● その度合いを決めるものが,いわゆる賑わいってやつなんでしょうね。ある程度の人出があること。人の流れがあること。回遊性と賑わい。
 これが東京まで出て行くと,リフレッシュできすぎて疲れてしまうんだけどね。ちょうど程度のいい回遊性と賑わいがあると,ついつい引き寄せられてしまう。
 こういうのにも慣れがあって,だんだん宇都宮程度では物足りなくなるのかもしれないけどね。

● いつもその中に身を置いている人は,週末は田舎や自然の中で過ごしたくなるのだろう。行住坐臥を田舎で営んでいるぼくのような者は,その反対。

2014年10月28日火曜日

2014.10.28 駅の立喰いそばを食べなくなった件

● 昔は好きだったんですよ,駅の立喰いそば。上野から青森まで各駅のそばを食べ比べてみようかと思ったほど。
 とりわけ,宇都宮駅のそばは旨いと思っていた。駅そばを食べるために宇都宮に行くってこともあったり。

● アナウンスや電車が発着するときにはきだす音を聞きながら,そばを食べるのは,かすかな非日常感もあって,なかなかいいものだと思っていた。
 そば粉がほとんど入っていないそばなんだけど,これでいいよなぁ,と。

● それがすっかり遠のいたのはなぜか。前回食べたのがいつだったか思いだせないくらいだ。
 駅ビルの中に吉野家ができたことか。駅そばより安い値段で牛丼が食べられる。丸亀製麺ができたせいか。同じ値段で揚げ玉とネギを好きなだけ載せて,うどんを喰える。
 でも,そうじゃないと思うんですよねぇ。

● こちらの舌が肥えた? そんなことはあり得ない。
 いつの頃か,食券制になった。これはいい。事前に自動販売機で食券を買ってもらうようにすれば,スタッフの負担が減る。機械にやってもらえることは,機械にやってもらえばいい。ときたまあるだろう食い逃げも防止できる。

● メニューが増えた。昔は,かけと天ぷらと月見くらいしかなかったと思うんだけど,きつねだのコロッケそばだの,選択肢が増えてしまった。夏には冷たいそばも出すようになった。
 さらに,大盛りも売るようになった。これが良くない。ぼくなんかはつい大盛りにしてしまうんだけど,駅そばはたくさん食べるもんじゃない。高校生じゃないんだから。
 何だか,そのあたりから不味くなったような気がしててね。

● 宇都宮駅でも駅そばを商うスタンドはひとつになってしまった。お客さんが減っているんだろう。ぼくもだいたい素通りしている。
 フラッと寄ることがなくなった。事前に,よし,今日は駅そばを食べるぞ,と決めておかないと,向かえない場所になった。

2014年10月25日土曜日

2014.10.25 女子大生取材,第3弾

● またまた女子大生とお話しする機会があって。LINEは絶対のアプリ。まぁ,それはそうだろうね。
 あとはやっぱりTwitterとYouTubeとゲームなんだな。コミュニケーションと娯楽に使っている。

● ぜんぜん,それでOKだと思う。なんだけど,えっ,そんなことしてんの,と驚くような事例に出逢いたいっていうかさ。横並びで皆と同じっていうんじゃなくさ。
 それじゃ,おまえはどんな使い方をしてるんだよ,ってことになるね。やっぱり横並びなんで,彼女たちに過度な要求をしちゃいけないと思うんだけど,ちょっと驚いてみたいっていうのはあるな。

● 今度の3人は,3人ともAndroidだった。なんでiPhoneにしないのって言われない? って訊いたら,笑ってたけど。
 Androidなんですよ,3人ともね。

● 彼女たちは4年生で就活とかで忙しいらしい。手帳は必須だという。で,全員が紙の手帳を使っている。これは前回と同じ。
 どうしてスマホのスケジュールアプリを使わないのかと訊ねると,先生の前では使えないから,という答えが返ってきた。

● 授業ノートはルーズリーフ。普通のノートだと中途半端に余ってしまうことがあるので,という答えもあり。

2014年10月24日金曜日

2014.10.24 女子大生取材,第2弾

● 7月に続いて,3人の女子大生と話をする機会があった。スマホは3人ともiPhoneを使っていた。女子大生の間では圧倒的に強いな,iPhone。
 理由を聞いてみると,可愛いケースが多いからっていうのが一番のようだ。電池がもつからっていう人もいた。
 そうなのか。Androidもけっこうもつようになっていると思うんだけどね。

● 反応が速いとかアプリが多いとか,ありがちの答えも。たぶん,これらの理由は後付けなんだろうな。
 まずiPhoneありきなんだと思うんだよね。Androidに可愛いケースができても,彼女たちがiPhoneから乗り換えることはなさそうな気がする。

● まずiPhoneありきなのはなぜかっていうのを知りたい。デザインなのか,ムードなのか,みんなが使っているからなのか。iPhoneはAndroidにはないオーラを出しているのか。
 職場でもAndroidからiPhone6に乗り換えた子がいた。「iPhoneのどこがいいのかと訊かれると答えられないけど,雰囲気に流されて・・・・・・」と言っていたな。
 雰囲気かぁ。

● iPhoneで何をしているかといえば,例外なくLINE。あとはFacebookとTwitter。SNSが人気のようだ。面倒くさくないかと問うと,小学校の友人とか,なつかしい人とつながれるから,という子がいた。
 あとはゲーム。要するに,使い方はけっこう軽いように思う。軽いというか,コミュニケーションと遊びに使っている。ハードにとっては,軽い使い方をされる方が,より重い処理をしなくちゃいけないんだろうけど。

● 全員が手帳を使っていた。紙の手帳。せっかくiPhoneを持っているんだから,iPhoneでカレンダーアプリを使ってみたらというと,なんか違うから,との返答。

● ついでに授業に使っているノートについて訊ねてみたら,3人ともルーズリーフを使っていた。科目数が多いので,科目ごとにノートを用意するのは現実的じゃないということらしい。
 そうだろうな。ぼくも学生のときはルーズリーフを使っていた。

2014年9月27日土曜日

2014.09.27 第37回栃木県少年の主張発表県大会

栃木県総合文化センター サブホール

● ひょんなことから,この発表会の会場に行った。発表者は16人の中学3年生。県大会ということだから,その前に地区大会があって,そこで1位とか2位の生徒たちが登場しているのだろう。
 ちょっとだけ聞いて帰ろうと思っていたんだけど,あまりの見事さに最後まで席を立つことができなかった。

● 負うた子に教えられるということがある。人生の大事なことが彼ら彼女らの口から,次々に飛びだしてくる。こちらとしては,ほんとそうだよなぁ,そうなんだよ,と改めて教えられる。
 原則,反論の余地がない。

● 内容は,自分の内側から社会を見つめるというものが多かった。父親がいない,母親が日本人じゃない,というような。本人にとっては相当にシリアスなはずで,聞いているこちらも胸が圧迫される思いがする。
 こうした話が続くと,聴衆もその圧に耐え続けなければならない。けっこう辛いところではある。

● 今の中学生はこういうことを考えているのか。だとしたら,毎日が辛くないか。
 いや,今日はよそ行きね,ってことなんだろうな。そうであってもらいたい。

● 外に対してもの申す的なものもある。その話はどこかで聞いたぞとなりがちだ。その点ではちょっと損かもしれない。
 しかし,例外なく自分の頭を通している。コピペに終始しているものはない。

● どういう内容であれ,言語化能力が素晴らしい。いや,ぼくも中学生の時分は,それなりに考えてはいたと思うんですよ。しかし,それをここまで言語化できていたとはとても思えない。
 パフォーマンスに優れる子もいる。直立不動ではなく,身振り手振りを交えて,聴衆に訴える。弁論的というか,演劇的要素を盛りこんでいるというか。
 ただ,それがあまりに巧いと,中学生らしからぬという印象になる。

● それも,こちらに中学生らしさという固定観念があるのだろう。中学生ではなく,こちらの問題かもしれない。かもしれないじゃなくて,こちらの問題である。
 審査するのが大人だから,大人受けしないといけない。それは発表者もよくわかっているようで,巧く適応していた。そういう適応ができるのもすごいのだが,これ,審査も中学生がやるということにしたら,ずいぶん毛色の違った,しかし別の面白さを発揮する発表が現れるに違いない。

● 最後の発表者のものが面白かった。ユーモアを交えて,シリアスに満ちた場内の雰囲気に風を通した。
 貴重なもので,ぼくはそれを良しとするけれども,これはたぶん1位や2位には届かないだろう。内容がどうとかという問題ではなく。

● それにしてもだ,ぼくらは真面目で律儀な民族なのだなと思った。そんなことまで考えているのかよっていう。もっとラフに杜撰に生きたっていいじゃんと,どこかで思うんだよね。

● 後刻,知り合いの教師に聞いたところでは,こういうところに出てくる子は一を聞いて十を知る賢い子なんだよ,めったにいない子たちなんだよ,ということだった。
 そりゃそうだろう。中学生がみんなこんな子だったら,教職員なんて必要なくなる。
 ただね,彼ら彼女らがこれからどんな人生を歩むのか。何ていうのかなぁ,この種の賢さと健やかな人生との間にはあまり相関はないんだよなぁ。どう転ぶかわからないもんな。幸せであってほしいけれど。

● 16人の発表者のうち,12人が女子だった。あらゆる場で女性上位。どうしたって女子の方が早く大人になる。地に足が着いている。この年齢だと男子よりもずっと引き受けているものが多いはずだ。
 そういうことの反映かもしれないけれど,中年になってもそのまんまでしょ。中学生くらいだとまだ女子の発育の方が早いからだよ,ってことだけはないな,たぶん。

2014年9月26日金曜日

2014.09.26 ARROWS,いろいろと手なずけ中

● ARROWS(F-02E)で発生していた文字飛び現象,その後は出なくなった。正常に作動している。何だったんだ,あれ。
 ともかく,この現象がなくなれば,バッテリーも交換したことだし,普通に使えることになる。

● デフォルトの音楽再生アプリである“Google Play Music”,たいしたアプリなんだけど,端末にある音楽を再生するだけだと,ちょっと使いづらい感じ。
 これを別なアプリに置き換えれば,快適に使えると思う。あまり高機能じゃない方がいいみたい。ぼくの場合は。どうせ使いこなせないし。
 “Meridian”をインストールしてみました。なかなか以上にいいアプリだと思います。

● 昔懐かしい“上海”をインストールして遊んでたんだけど,これも最近はほとんど使わなくなった。
 ARROWSの強みだと思っていた辞書機能もまず使うことがない。電子辞書を買っても同じように使わないんだろうな。

● 見果てぬ夢は,スマホを入力マシンにすること。Bluetooth接続の折りたたみ式キーボードは持っているので,それをちょっと使ってみた。
 前に,SH-12Cで試みたときには使いものにならなかった。使い勝手がどうこういう以前に,接続が安定しない。しばしば切れた。キーボード側の問題なのか,SH-12Cに問題があったのか。
 なので,USBホスト機能があるスマホなら,Bluetoothではなくて,USBで有線接続した方がいいなと思っていた。

● ARROWSはどうか。試してみたら,けっこう使えそうだ。まず接続状態が安定する。
 もうひとつ。キーボードを接続したときに,画面上のソフトキーボードは消えてくれないと困るが,ARROWSデフォルトのATOKはちゃんと消えてくれる。

● 入力したテキストはGoogle Keepに保存。Evernoteは機能が膨大で,いくつかの手引書に目を通したけれども,その全容が理解できない。
 ぼくはほとんどテキストしか入れないので,Evernoteを使うのは通勤にプライベートジェットを使うようなもので,大げさに過ぎる。Keepが適当。
 もっというと,Keepすら要らなくて,Gmailに書いて自分あてに送っておけばいいかもしれない。

● ポメラの機動性には及ばないとしても,これなら使える。少なくとも,デスクやテーブルがあるところなら,ダイスキン+Preppyに取って代わることもできるかも。
 って,それはないですね。キーボードを取りだして,開いて,接続されるのを待って・・・・・・っていうのでは,1日に何度もチョコチョコ使うには少々不向き。一度セットしたら,ある程度の時間継続して使うってんじゃないと。
 PCにもしものことがあった時の保険にはなりそうだ。

2014年9月24日水曜日

2014.09.24 512GBのSDXCカード

● サンディスクが出しましたね。無期限保証が付く。この分野は無期限保証を付けやすいでしょうね。進歩のスピードが速いから,どうせそんなに長くは使わないもん。
 実売価格は日本円で9万円近くになるらしいんだけど,1年もすれば3万円になり,2年後には数千円か。
 その頃には1TBが出ているんだろう。

● にしても。512GBか。ハードディスク要らないじゃん。っていうか,ハードディスクはOSを起動するためのものになるのかも(もうなっているのか)。
 ぼくのデータは,大半がガラクタだけれども,容量は1TBになる。もうちょっとで,SDカードにそっくり収まってしまうんだなぁ。

● 昔,SDカードの上限が32GBってのがしばらく続いたあとに,64GBが出た。このとき,3万円台で買ってしまって,ひどく後悔したことがある。
 要は,グズグズして使わなかったんですよ。その間にどんどん価格が下落してね。今回は9万円近くするんだから,まず買えない。その点は安心だ。

● でも,この値段で買う人はけっこういるんだろう。切実に必要としている人がいるはずだ。どんどん売れて,早く価格がこなれてほしい。

2014年9月22日月曜日

2014.09.22 豚児がiPhone6Plusを使っている

● 今回はアップルストアに注文したらしい。6はSIMフリーのやつが欲しいと言っていたから。義父母から多額の借金(?)をしてね。
 で,それが20日に届いたようだ。

● 見せてもらったところ,形はGalaxyNoteにそっくり。iPhoneってデザイン的には4Sが一番よくありません? 5や5Sでも格調の高さを維持していたと思うんだけど,どうなんだろ,6Plus。
 でも,売れてますね,iPhone。売れてるんだから,デザインも含めてアップルの戦略は正しいんだろうな。

● わけがわからないのが豚児の行動で,iPhoneの新製品がでると我慢がきかない。アップルからSIMフリーを買えば,キャリアを通して買うのより割高になる。
 それでも,OCNとかのSIMをさして使えば,1年で元は取れる。だけど,そのままdocomoで使ってるんだよなぁ。だったら,docomoで買った方がよかったんじゃないの。
 SIMフリーの恩恵を実感できるのは,主に海外に行ったときだと思うんだけど,そうそう海外に出ることもあるまいに。

● iPhoneを使っているんじゃなくて,iPhoneに使われている気配が濃厚。猿回しの猿。猿が豚児で,猿回しがアップルということね。
 わが子ながらバカを地で行っているように見える。バカにバカと言っても仕方がないので,黙っている。

2014年9月16日火曜日

2014.09.16 テレビ,その後

● 今年の4月からテレビを見なくなりまして。一切,まったく,何も。
 ところが7月からフジテレビの月9が木村拓哉主演の「HERO」なので,これだけは見ようかなと思って,週1時間だけ見ていた。

● ところが,今月8日。缶ハイボール1本飲んだらけっこう酔って(前の晩,あまり寝ていなかったせいもある),そのまま寝入ってしまった。「HERO」を見損ねたわけですね。
 ところが,残念感が見事にない。第一,見損ねたのに気づいたのが翌日の夕方になってからだったくらいで。
 たぶん,FC2動画とかに行けば,アップされているんだと思うんですよ。でも,そうまでして見なくてもいいかなと思っている。

● それを機に,「HERO」も見るのをやめてしまった。なので,今はまったく見ない生活に戻っている。
 以前はね,3人家族のわが家にテレビが3台あったんですよ。っていうか,今でもあるんですけどね。
 ヨメも豚児もあまり見てないようなんですよね。ぼくは「HERO」もスマホのワンセグで見てたくらいで,そもそもテレビなんて要らないかな,と。
 バカな買いものしちゃったね。主犯はヨメだけどね。

● スマホもね,ワンセグなくてもいいかな。Androidにしたのはワンセグがあるのが第一の理由なんですけどね。
 ぼくは映像そのものを見なくなっているのに対して,ヨメと豚児はパソコンでネットにある動画をよく見ているようだ。テレビが娯楽の王座にいた時代は,少なくともわが家では終わったようだ。

2014年9月13日土曜日

2014.09.13 電車の中でスマホをいじっている人

● たくさんいる。一番多いんじゃないかな。あとは居眠りをしている,イヤホンで音楽を聞いている,本を読んでいる,おしゃべりをしている。中には酒を飲んでいる人もいる。
 でも,一番多いのはスマホをいじっている人だな。

● ある日の朝,自分の両隣の男性(オッサンと若者)がそろってスマホをいじっていた。何をしているんだろうとチラッと見てみたら,二人ともゲーム。
 そうだろうなぁ。だいたいそうですよね。自分がそうだもん。

● 書店に行くと,スマホの専用コーナーがあって,多くの雑誌やムックや書籍が並んでいる。ノマドワーク術とか,iPhoneだけでここまで(仕事が)できるといった解説が氾濫している。
 でも,実際の使われ方は,おおよそかくのごとし。

● 企業によっては,社員に持たせて,業務に活用させているところもあるだろう。その限りで業務の効率化とか生産性の向上とかに立っているに違いないけれども,それ止まりという気がする。
 文房具のムックや雑誌にも,デジタル文具と称して,ToDoの処理やカレンダーアプリの活用事例が紹介されてたりする。Googleカレンダーを使っている人はたくさんいるに違いない。
 でもなぁ,個人のiPhoneやAndroidを仕事に活用している人って,どれだけいるだろうなぁ。

● ゲーム機だったりカメラだったり音楽再生プレーヤーだったりするわけでしょ,普通。スマホが仕事の仕方を変えるってのはないような気がするけど,遊び方のスタイルを変えたってことはあると思いますね。
 ケータイをスマホに替えて,それまでゲームをしなかった人がするようになったってのはあるように思う。あるいは,わざわざデジカメを持ち歩き気にはならないけれども,スマホにして写真を撮る機会が増えたとか。
 で,仕事に使うよりも,そういったことの方が大事だと思うんですよね。大事,文字どおり大きな事。

2014年9月6日土曜日

2014.09.06 お茶の水にはもっと行かなくなった

● 秋葉原以上に行かなくなったのが,お茶の水。大昔はよく行ったものだけど。
 お茶の水のイメージは,ひとつは学生街。もうひとつは書店街。宇都宮の書店にないものはお茶の水まで探しに行くなんてことがけっこうあったんですよ,昔は。
 それが今は絶無。アマゾンで注文すればいいからってことじゃないですね。アマゾンで本を買ったことは一度もないんで。宇都宮になけりゃ読むのを諦めるようになったんですね。

● それ以前にあまり本を買わなくなった。特に震災以後。本なんか積んどいていいことは何もないと思ったんで。
 昔は書斎っていうものに憧れたものですよ。本に囲まれた部屋でくつろぐっていうイメージ。ところが,今は読み終えた本は,原則,処分することにしている。とっておかない。

● 書店と大学。知というイメージですよね。これが昔ほど憧れ(?)の対象にならないようなんだな。リアルの大学のプレステージが下がっている。たいていの文献はネットにあるんだし。特に,英語が読める人にとっては,大学図書館なんて滅多に行かないところになったのではないか。

● ぼくはそういうタイプの(つまり,英語が読める)人間ではもちろんないけれど,学生街にも書店街にも興味はないというか,薄くなった。
 まぁ,老化現象のひとつかもしれない。いことだとは思っていない。でも,興味が薄くなるのを止めることができない。
 というわけで,お茶の水,ここ数年,一度も行っていない。

2014年9月5日金曜日

2014.09.05 秋葉原が変わっていたこと

● 昔ほど行かなくなった東京の街のひとつが秋葉原。理由は単純。パソコンなどIT器機の最新事情に興味がなくなってきたからだ。パソコンはかなり前から,最近はスマホも,最新型を使いたいとは思わなくなっている。
 以前のモノが充分に使える。ぼくは根がケチなので,使えるんだったら昔のでいいじゃんと思っちゃう。
 最新のものは起動が速く,動作もキビキビしているから,待たされる時間が少ない。チリも積もれば何とやら。これはバカにならない。つねに最新のモノを使うべきだ。という意見があることは知っている。そういう人はそうすれば。

● とはいえ,秋葉原,たまには行く。山手線から総武線に乗り換えることがあるので,時間があればちょっと改札の外に出てみる。
 ただ,ヨドバシカメラができてからは,だいたいヨドバシ側に出るようになっていた。電気街の方はご無沙汰。
 で,先日,久方ぶりに電気街の方に行ってみたら,風景が変わっているのに驚いた。全然知りませんでしたよ。

● 数年前というかけっこう昔というか,秋葉原は終わった街だって誰かが語っているのを読んだ記憶がある。
 ところがどっこい,なかなか終わらないね。電気街はいつかはなくなるのかもしれないけれども,そうなれば別の何かが生まれてくる。このあたりの新陳代謝は地方都市には見られないものだなぁ。

● しばし,たたずんでしまった。東京の変化は速い。変化のあまりない田舎に住んでいる人間には,めまぐるしい変わりようで,ついていくのが容易じゃない。無理についていかなくてもいいんだけどさ。

2014年9月1日月曜日

2014.09.01 自分に必要な施設と店舗はごく限られたもの

● ほんとに限られますね。
 カフェ・居酒屋
 ラーメン屋・回転寿司店・牛丼屋
 スーパー・コンビニ・百円ショップ
 ユニクロ(orGAP)
 書店・文具店
 千円カットの理髪店
 日帰り温泉施設

● ほんとにこれだけなんですよね。これらの他に“パソコン&ケータイのショップ”と“レンタルショップ(CD,DVD,コミック)”があったけれども,あまり行かなくなってしまった。後者については,めっきり行かなくなった。
 それ以外のところに出かけることは,まったくないとは言わないけれども,きわめて稀。
 店の名前を具体的に羅列しても,たぶん,5行以内で収まってしまうだろう。

● 買う気がないのにひやかしに行くことは,あまりない。これも行き先が限られる理由のひとつになっているかも。
 しかも,ネット通販もあるから,日用品以外のモノを買うことに関しては,出かける必要がないっちゃない。
 お金の出し入れもコンビニでできるし,振込はネットでやる。したがって,銀行や郵便局には,基本,用なし。

● 食べたり,髪を切ったり,日帰り温泉に浸かったりっていう,自分の身体を運んで行かないとしょうがないところには行くしかないけれど,その範囲はかなり狭いものですむ。
 だものだから,どんどん,行動範囲は狭くなる傾向。

● モノを買ったりサービスを受けたりだけが行動の動機だとすれば,以前から狭くてすんだはずだ。行動範囲が狭くなってきたのは,だから,それ以外の動機で動くことが少なくなっているんだろうな。
 加齢によるものだと認めなきゃしょうがないね。大きく動くことが億劫になってるところは,正直あるもんなぁ。

● 用がないと動かないって,良くないよな。用がなくてもフラフラしてる方があらまほしい。

2014年8月30日土曜日

2014.08.30 AQUOS CRYSTAL,いいですねぇ

● SoftBankから出たSHARPの“AQUOS CRYSTAL”,いいですねぇ。
 全部画面でガワがない。あるんだけれども,ないと言っちゃっていいくらいにしかない。

● たまたま,豚児とふたりで売場を見てたんだけど,iPhoneよりカッケーなという点で意見が一致した。
 いや,わかりませんよ。iPhoneのデザインは長く使っても飽きがこないでしょう。AQUOS CRYSTALは途中で鼻につくようになるかもしれない。
 でも,ひと目ぼれですね,これは。日本のメーカーからこうしたデザインの製品が出たとは,何だか嬉しい。

● カメラは800万画素。防水防塵やワンセグなどの日本機能はなし。少々以上にスペックは見劣りする(12月にもっと大画面,ハイスペックの機種がでる予定)。
 でも,いいじゃないですか,そんなのは,と思わせるルックス。

● アメリカと同時発売なのに,アメリカ価格よりだいぶ高い。2年縛りを甘受すれば実質ゼロ円ですよ,と言われてもな。
 でも,そんなのもとりあえず目をつむっちゃいましょうよ。ひと目ぼれなんだから。仕方がないよ。

● では,買うか。買いませんよ。なぜならSoftBankだから。OCNのSIMが使えないからね。
 とっととSIMフリー版を出してくれないかね。出してくれないよね。

2014年8月27日水曜日

2014.08.27 サプリメントもダイソーサプリに

● 数年前からサプリメントを摂取中。マルチビタミン,マルチミネラル,DHA&EPA,コエンザイムQ10といったところ。
 それがほぼダイソーサプリに置き換わった。ダイソーのサプリって,それぞれ含有量が他製品に比べて少ないのが特徴。
 とはいっても,他製品が表示のとおりの成分を含んでいるのかといえば,少々以上に疑義あり。

● さらにいうと,サプリを摂取するようになって体調が良くなったという自覚もさほどにない。マルチミネラルでカルシウムを摂るようになってから,怒りっぽいのがいくぶんマイルドになったかなとは思ってるんですけどね。それも強いていえばの話でね。
 ひょっとすると,気休めなのかもしれない。

● 気休めでしかないのであれば,やめてしまうのが一番。なんだけど,ダイソーサプリなら出費も知れている。
 ので,なくなったものから順次,ダイソーサプリに置き換えてきてた。だいたい置き換わった感じだね。

● もともとたいした自覚もなかったので,ダイソーサプリに替えて何がどうなったっていうのもない。以前からの惰性で目安量を口の中に放りこんでいるだけだ。
 経済的な負担は軽くなりましたよ。たいていのものは1袋で20日分だから,100日分で540円。

2014年8月26日火曜日

2014.08.26 ヨメと豚児の旅行話から

● 8月1日から6日まで,彼女と彼は香港に遊びに行った。19日から21日まで東京に行っていた。ぼくはひとり居残りだ。ここ数年,このパターンが多い。
 不満はない。楽しんでおいでってなものだ。何だ,おまえらばっかり,なんていう気持ちは,天地神明に誓ってカケラも持っていない。

● 20代の前半まで,ぼくは旅行というものにまったく興味がなかった。何であんな面倒なことをするのかと思っていた。必要もないのにわざわざ移動して何が楽しいのかね。
 出かける前の準備ひとつをとっても,面倒なだけだろ。何を見たって景色はひと目,湯豆腐はひと口だろ。第一,想像を絶する景色なんてあるのかい。だとしたら,君,君の想像力を鍛える方が先じゃないのかい。
 というような憎まれ口を人に向かって吐いたことはないと思うけど,ま,そのように思っていた。

● が,宮脇俊三さんの作品を読んだことがキッカケで乗り鉄になり,ポツポツと旅行に出かける普通の人間になってしまった。
 そのうち海外にも出かけるようになった。しかし,それでも独身時代は健気かつ可愛らしいものだったと思う。できるだけお金を使わないように,倹約を旨としたものだったしね。

● それが変わってきたのが,今のヨメと結婚してからで,外国好きの彼女のご指導のもと,けっこう贅沢な旅行もするようになった。
 ディズニーランドの楽しさも,彼女に叩きこまれて,どうにかこうにか憶えることができた。

● なんだけど,飽きちゃった。海外に行きたいという思いが失せた。実際に行くより,誰かが書いた紀行文を読んでいる方がいい。
 立派なホテルに泊まって,豪華な食事をしたいとも思わなくなった。時々,その手の案内書というかガイドブックというか,そうしたものを覗くだけでお腹がいっぱいになるようになった。
 何というか,若い頃に戻っちゃった感じなんですよ。

● 今のところはヨメも豚児を誘って出かけることができているけれども,その時期もそろそろ終わる。そしたら,矛先がぼくに向いてくるのかなぁ。それが少々恐怖だったりする。
 老夫婦で海外旅行? 都内のホテルでマッタリする? やだよ,オレ。友だちと行ってくれよ。ところが,ぼくほどではないにしても,彼女もあまり友だちが多い方じゃない。

● ともあれ。19日からの東京は,竹芝のインターコンチネンタルに2泊したもの。お盆過ぎの平日はだいぶ安い宿泊プランが出されるようなんですね。
 1泊12,000円。二人で泊まってこの値段だ。破格といっていい。こういうのをヨメは見逃さない。しかも,10,000円の追加でクラブラウンジまで使えたらしい。
 朝,昼,夜とラウンジで食べられるんだそうだ。カクテルタイムもあるんだろう。3食ホテルで食べて,お酒まで飲めるんだから,ほとんどタダみたいなものだ。

● 失礼にも,ヨメは,自分たちを棚にあげて言うんだけど,貧乏人が集まったって感じなのよね,とヌカしていた。まさしく,自分たちを棚にあげている。
 でも,その光景は目に浮かぶ。クラブラウンジらしからぬふるまいが横行してたはずだよな。
 同じ感想をすべてのお客さんが抱いたはずだ。自分を勘定に入れ忘れちゃう。

● こうした安いプランってさ,経営上はアリに違いないんだけど,スタッフの士気への影響を考えると,あえてやらないっていう方がよくない?
 今どきだから,たいていのホテルは大衆化している。大衆化すれば反面教師のお客ばっかりになる。スタッフの士気はなかなか上がらないのが常態なのかもしれない。もっというと,大衆化以前から“お客がスタッフを育てる”っていうのは,かなりの程度フィクションだったと思う。
 それにしたって限度というものはあるに違いない。

● とはいいながら,楽しかったらしい。豚児はずっとラウンジで勉強したり,飲みものを飲んでいたらしいから,雰囲気を壊していたA級戦犯かもしれない。
 親子ふたりでインターコンチネンタル東京ベイに2泊して,しかもラウンジを使えて,費用が44,000円っていうんだから,何があったって不満を言うのはあたらない。

2014年8月24日日曜日

2014.08.24 ARROWS,なかなか手なずけられない

● ARROWS(F-02E)でBloggerを立ちあげて,すでにアップしてあるエントリーの文字列を修正しようとした,ら。直した文字列がアサッテの方に飛んでいってしまう。何度やっても同じ。これじゃ修正できない。
 Bloggerではなくて,IME(NX!input)の問題なんでしょうね。

● と思ってググってみたら,同じような問題はARROWS以外にも起きていたようだった。今さら何言ってんだよ,ってことですか。
 端末メーカーを問わず,キャリアを問わず。HTCのJ butterflyとか,Galaxy NoteⅡとか。Android4.1と4.2で起きているらしい。OSの問題と認識されているようだ。

● ATOKはカーソル飛び対策モードを追加して,すでに対応しているらしい。ARROWSに入っているNX!inputはほとんどATOKなんだけど,富士通がちょこっと細工を加えているんでしょ。
 純正ではないから,そのモードのところに降りていけないようだ。

● LINEやGmailで短い文章を最初から書いていく場合は,まず問題がない。長文をあとから訂正する,そのために任意の場所にカーソルを移動しなければならなくなると,発生する。
 しかも,一文字なら大丈夫。それ以上の文字数を入力すると(ほとんどの場合,これに該当する)この症状が出る。
 ぼくの場合だと,ブログの修正なんぞということをやらなければ,気にする必要はない。なんだけど,やるんですよ,これ。そのため(だけではないけれど)のスマホだもん。

● SC-06Dを使っていたときは,同じ4.1でもこの問題は起きなかった。Google日本語入力を使ってたんですけどね。
 なので,Google日本語入力をインストールして,通常使うIMEに指定。NX!inputは強制停止処分にした。ところが,これが効かない。そうやっても勝手にNX!inputが立ちあがってくる。
 ひょっとして,ぼく,初歩以前のミスを犯してますか。

● バッテリーといい,モッサリ感といい,日本語入力の問題といい,ARROWSに替えてからロクなことがない。富士通さんの責任ではないのかもしれないけどね

2014年8月18日月曜日

2014.08.18 マイクロソフトの行く末

● Windowsの問題はタブレットだけじゃない。パソコンがスマホやタブレットに押されてシェアを落としている中で,パソコンにおいてもWindowsのアドバンテージが崩れてきていると感じられることだ。
 理由は,WindowsパソコンでなくてもOffice資産を活用することができるようになっていること。

● はるかな昔になるけれど,Office戦争でロータスを駆逐して覇権を握ったことが,マイクロソフトにどれだけの貢献をもたらしたか。
 しかし,その賞味期限が切れた感がある。

● グーグルが土俵を作り替えてしまった。マイクロソフトもその土俵で勝負するしかない。慣れない土俵だ。
 しかも,以前の土俵で成功しすぎてしまっている。

● ぼくはタブレットを使っていない。使いたいともあまり思わない。ので,このままタブレットがノートパソコンを蹴散らすとは思いにくい。そろそろ,タブレットも頭打ちではないかと思う。
 ただ,そのパソコンがWindowsである必要があるか。

● Linuxを称揚した人がたくさんいた。の割にはさほど普及したとは思えない。たぶん,一般ユーザーには敷居が高すぎたのだろう。ぼくもLinuxへの移行を真剣に考えたことはない。
 結果,Windowsの牙城は崩れなかった。

● Chromebookはどうか。Chromebookを使うにあたっての前提条件は2つある。常時ネット接続であること。データはクラウドに置くこと。
 前者はあたりまえになっていると思う。後者について,人のことはわからないから,自分を例に考えてみる。クラウドを利用することの利便性はわかっているつもりだ。最も大きいのは端末を選ばないこと。同じデータにパソコンからもスマートフォンからもアクセスできる。
 最近までクラウドはアクセスに時間がかかってどうにもならないと思っていた。スマホからアクセスする場合ね。しかし,これはキャリア(ぼくの場合はdocomo)の努力でLTEが使えるようになって,ほぼ解決。

● Windowsでしか動かないアプリケーションソフトを一つ使用中。が,それもクラウド対応に動き,クラウドにアクセスするためのAndroidアプリが出た。
 となると,Windowsでなければならない理由がない。Windowsではいけない理由もないけれど,次にパソコンを買い替えるときに何にするか。Chromebookは選択肢に入ってくる。

● ブラウザはとっくにChromeを使っている。一度Chromeを使ってしまえば,IEに戻ることはあり得ない。
 というわけだから,マイクロソフトはどう変わっていくのか,あるいは変わらないでフェイドアウトしていくのか,野次馬的な興味がある。

2014年8月15日金曜日

2014.08.15 ケータイ通話はほとんど使わない

● 今月12日の夜,近くのdocomoショップに行った。ガラケーとWi-Fiルータを解約するためだ。奥さんが同伴した。なぜ彼女の同伴が必要かといえば,名義人が彼女になっているからだ。
 なぜ,ぼくが使っているケータイが彼女の名義になっているのかといえば,その昔,わが家のケータイ導入を主導したのが彼女だったからだ。

● 電話って基本,嫌いなんだよねぇ。あんなものは仕事で使うだけでたくさんだと思ってるんですよ。若いときからずっとそうですね。だいたい,人と話すのがあんまり好きじゃないのかもしれない。
 と,他人事のように書いたけれども,うん,好きじゃない。声だけのコミュニケーションってかなり苦手。面と向かって話すのはまだしもなんだけど。
 もっと言ってしまうと,個対個のコミュニケーションって,しないですむものならしないですませたいと思っているくらいだ。

● で,ケータイの普及は片目で冷ややかに見ていた口だ。自分には要らないものだと思っていたし。
 が,奥さんは家族支配の道具として便利だと思ったみたい。小さかった豚児にも,しぶるぼくにもケータイを持たせた。すべて彼女が差配したので,家族割りがどうとかで,実際に使う人と名義人が違うことになった。

● ケータイって使ってみれば便利。通話以外でね。もっとも,メールもさほど使わず。通話の相手も,メールの送受信先も,ほぼ家族に限られていた。
 ずっとdocomoで,最初はらくらくフォンを持たされた(義父が使っていたものらしい)。SH-901iS,N-905iと使ってきて,次からスマホ(SH-12C)になった。自分で欲しいと思ったのはスマホから。

● 音楽プレーヤーとして使いたかったんですよね。ガラケーでもできなくはなかったと思うんだけど,ものすごく面倒でしょ。iモーションで少しは聴いたけれど,それ以上には行けなかった。
 まぁ,いいや。それから幾星霜。Wi-Fiルータも契約することになった。これはモバイルではなくて,家でパソコンをネットにつなげるため。自宅には無線LANが当然ある。にもかかわらず,Wi-Fiルータが必要になった経緯は省略。

● 昨年,月々の支払いに音をあげて,スマホでの通信はdocomoからOCNに変更。通話も050Plusでいいと思ったんだけど,そうするとルータの料金があがってしまう。ので,通話専用でガラケーをdocomoに残すことにした(905i,再登場)。
 今回,そのルータとガラケーをまとめて解約してしまおうと思って,docomoショップに行きましたよ,と。

● ルータの2年しばりが溶ける時期だと思ってね。が,これがぼくの勘違いで,契約したのは10月だったらしい。それまで解約は延ばすことにしたんだけど。
 docomoのスタッフさんが,通話のあまりの使われなさに驚いていた。そりゃそうでしょう。自分からかけることって,まずないもん。受けるだけ。
 最近は家族とはLINEでやり取りすることが多いから(ちなみに,LINEにしてから家族とのバーチャルコミュニケーションは圧倒的に増えた。特に,豚児はLINEになって初めて父親に何事かを伝えるようになった),受けるのは勤務先の誰かからってことが多いんだけど,それもそうしばしばあるものじゃない。

● 予定としては,11月に解約。通話も050Plusにして,スマホに集約する。
 社会人としていかがなものかと思いながら,通話専用のガラケーは持ち歩かないこともある。もちろん,わざと。2台持ちは億劫だ。

2014年8月13日水曜日

2014.08.13 スーパーコンピューターって何に使われているのか?

● 演算速度の速さを競うスパコン。そんな化け物のような機械を何に使うのか。ぼくには想像がつかなかったんですよ。
 はるかな昔,某党の女性国会議員に二番目じゃダメなんですかと詰め寄られたのがスパコンだったと記憶してるんだけど,彼女もそこがわからなかったんじゃないんですかねぇ。

● ぼくなんかあれですよ,チェスとか将棋でコンピュータが人間に勝つために使われるんかなぁ程度にしか思ってませんでしたからね。
 ところが,そんなオバカさんの蒙を啓いてくれる記事が8月7日の読売に載っていた。スパコン「京」で抗がん剤候補物質,という記事。
 「従来は,10万種以上もの既知の化学物質の中から,鍵穴にぴったりの物質を探す方法が主流だったが,スパコンを活用することで全く新しい未知の構造の化学物質を設計して検証することができる」んだそうだ。

● それがどういうことなのかもぼくの頭ではよくわからない。無から有を産んじゃうってことなんですか。「IT創薬」っていうらしいんだけど。
 この計算って,普通のパソコンでも膨大な時間をかければできるんですか。そういうもんでもないんですか。

● わからないながらも何だか凄そうで,ドキドキした。スパコンだけじゃなくて,ほかにもたくさんあるんでしょうね。科学分野の中には。
 そのほとんどをこちらが知らないだけでね。

2014年8月12日火曜日

2014.08.12 ARROWS(F-02E)復活

● といったって,原因はバッテリーの劣化とSIMにあったのだから,このふたつを替えれば,当然,ARROWSは復活しますな。
 アマゾンに注文したのは4400mAhの大容量バッテリー。そのバッテリーが7日に届いていた。

● 3日もちスマホとうたっている最新のF-05Fだって,バッテリーは3200mAhだからね。たしかにこのバッテリーならフルに使っても丸1日はもつ。
 ARROWSの難点はバッテリーだと思えるんだけど,それを力ずくで解決したわけね。力ずくだろうと何だろうと,この問題が解決すると,ARROWSも快適感が増す。

● このバッテリーを装着すると,防水機能はキャンセルされるんでしょうね。でも,防水よりもバッテリーのもちの方が重要だ。
 重量も増えるし,デッパリもできてしまうんだけど,そんなことよりバッテリーのもちの方が重要。

● ところで,そのバッテリー,アマゾンで2,970円だった。安くないですか。そこ,少し不安だったんだけど,今のところは何の問題もなし。

● やはり7日に豚児が帰ってきたので,新しいOCNのSIMも装着できた。というわけで,じつは8日からスマホなしは解消されてたんでした。

● ストラップははずした。単純に邪魔だったんで。可愛い(?)ストラップもいいんだけど,このくらいに大きくなると,ガラケーではサマになったストラップもかえって不格好かなとも思って。Galaxy SⅢのときはさほど感じなかったんだけどね。
 使い始めたときに買ったケースも不用になった。けれども,そういった諸々をすべて含めても,バッテリー問題が解決したことの快感の方が大きい。

● 緊急避難的にガラケーのショートメールを使ったりしてたんだけど,スマホで使うGmailの便利さときたら。

2014年8月8日金曜日

2014.08.08 再び,スマホなしの生活

● 8月1日のこと。F-02E(ARROWS)のバッテリーが切れたので充電。ところが,なかなか充電が進まない状態になった。
 再起動してもダメ。バッテリーを一回はずして装着してもダメ。どうなってるんだ。ARROWSに替えてからあんまりいいことないぞ。

● って,これはメーカーのせいではない。バッテリーの劣化だもんね。翌日は音楽を聴いているだけで,バッテリーが急減してしまったからね。
 まったく使わない待ち受けのみでも,半日しかもたなくなった。

● もうひとつ,やはり1日からなんだけど,ネットにつながらなくなった。通信できなくなった。しかし,これは容易に原因を想像できる。
 OCNのSIMが無効化されたに違いない。豚児がIDとパスワードを忘れたために新しく契約したんだけど(古い方は解約),古い方のSIMを(新しい方のIDで)使い続けていたから。だから,これは新しい方のSIMをさせば解決するだろう。Wi-FIでは使えるし。
 問題は,豚児がそれを捨てないでとってあるかどうかだ。

● ところで。豚児は1日から旅行中。バッテリーはアマゾンで買うことにした。ので,SIMもバッテリーもすぐには手当できない。
 ので,3日からはスマホを持たないで出かけている。

● でね,なんか今度は,なければないでべつにいっかなぁ,って感じなんですよね。困った感がやってこない。
 音楽が聴けないのも,べつにいっかぁ。出先でネットに接続できないのも,べつにいっかぁ。LINEもなけりゃないで,べつにいっかぁ。メールは最小限,ガラケーで代替できるしね。
 どうもね,このところの殺人的な猛暑で感覚が鈍くなっているのかもしれない。たいていのことはどうでもよくなっちゃってる。

● ARROWS,どうもシックリ来てないな。富士通がめざすところと,こちらの用途が噛み合っていないんだろうな。噛み合うと思って選んだんだけど。
 電子辞書やATOKに惹かれて,ぜひ使ってみたいと思ってたんだけど,電子辞書やATOKをビシバシ使い倒している自分って,自分が都合よくこしらえたイメージに過ぎなかったなぁ。
 っていうか,正直にいうと,最初からバッテリーのもちが悪かったことにけっこう腹を立てているんですよね。鈍重な感じがしちゃって。

2014年8月7日木曜日

2014.08.07 ヘビーユーザーがiPhoneを使うと格好良く見える

● もういい年のオッサンなんですけど,iPhone大好き男がいるんですよ。その彼がiPhoneを操っているサマがなかなか絵になっているんですよねぇ。
 CMに出てくる人のようだ。指使いだけは。

● ひとつにはiPhoneって持ちやすいのかもしれないね。あの幅が片手で扱うにはちょうどいいのかもしれない。アイコンにも統一性があるっていうか,アイコンが並んでいるトップ画面もAndroidよりきれいだね。それがスッスと動くと何か格好良く見える。
 指紋認証もできるだって,iPhone。ぼくのARROWSだってできるんだけど,iPhoneはホームボタンでできるから,iPhoneの方がスマートかも。

● で,けっこうヘビーに使っているらしいんだよね。車を運転しているときにも使っているらしい。ただし,ナビとしてではない。ナビとしてでなく使っていたら,危なくないかと思うんだけど,そうでもないらしい。
 ま,ヘビーに使い倒すといっても,主に遊びにということだろう。なけりゃなくてすむんだろうと思われがちな使い方をしてるに違いない。

● ぼくのARROWSも同じだ。時間を埋めることにしか使っていない。どう埋めたところで大差はないだろうと思われるかもしれないんだけど,それが案外そうでもない。
 いや,神様から見ればそうでもあるのかもしれないんだけど,そこはそれ,自分の思うように埋めたいわけだ。

● iPhoneのオッサンはけっこういろんなアプリを入れているっぽい。いろんな埋め方をしているのだろう。
 ぼくのARROWSにはそんなにアプリは入っていない。いくつかの埋め方でかなりの時間を消費している。

● どちらであっても,かつてはできなかった埋め方ができるようになった。それが本当に豊かな生活に繋がっているのかどうかはわからないけれども,目先における選択肢を増やしてくれた。
 ってか,本当に豊かな生活って何だ? あるのか,そんなもん。

2014年8月6日水曜日

2014.08.06 全部スマホですむようになればいいのに

● パソコンがないと困るのは,CDのリッピングができないことくらい。でも,音声も映像もいくらでもネットに転がっているんだろうから,リッピングなんてもう時代遅れかも。

● Win95時代にVGAの画面でノートパソコンを操作していたことを思えば,今のスマホで充分ともいえる。いっそパソコンを処分してしまって,スマホに集中できないかと思ったりもするようになった。

● もちろん,現実問題としてはムリだ。まず,入力の問題。スマホに外付けキーボードをつなぐのと,ノートパソコンを比較してみれば,入力のしやすさに天地の差がある。
 データの保存の問題もある。現状ではハードディスクを使わないわけにはいかない。クラウドのセキュリティを信用しないわけではないけれど,クラウドに置くのが憚られるデータだってある。

● 何でもかんでもスマホっていうんじゃなく,切りわけが大事。それは本当にそうだ。
 であっても,どうにかならないかと夢想することがあるんですよねぇ。

● 今のスマホやタブレットって,アラン・ケイが構想した“ダイナブック”の水準に到達してますか。
 “ダイナブック”が現実のものになっても,それで生活がバラ色になることはないだろうけど,スマホですべての情報処理ができれば,内と外の区別がなくなって,どこにいようがしたいことができる。

● でも,ま,そうはならない。入力の自在性においてキーボードを超える小型ガジェットができない限りは。
 ここだね,問題は。音声入力はダメだから。

2014年8月4日月曜日

2014.08.04 SEVEN&i lifestyle

● 最近,セブンイレブンの一画に新たな空間が登場(あるところには昔からあったんですか)。 SEVEN&i lifestyle製品のコーナー。筆記具,メモパッド,ノート,イヤホン,リチウム充電器,ハンカチ,スリッパ,タオル,爪切り,傘などが置かれている。
 いつも素通りできないで,しげしげとながめている。無印良品的なテイスト。コピーも無印良品的なものですな。
  Simple and modern
     to make life happy

● ながめているだけでは申しわけないので,エジプト綿のハンカチを1枚お買いあげ。540円。
 ぼく的には筆記具とノートに注目なんだけど,筆記具はプラチナや三菱,ノートはコクヨが生産しているらしい。
 買うことはないですけどね。ノートはダイスキンで間に合っているし,ペンもPreppyとシグノで足りているので。これ以上,あれこれ試してみようとも思わないし。

● どうなんだろ。これ,無印良品に影響しますかね。ぼくは無印に行っても文具コーナーしか見ないので,無印でも文具の売上げ比率がけっこう大きいんじゃないかと思ってしまうんだけど,だとするとわりと影響あるんじゃないかなぁ。
 ま,ファミマに行けば,無印の商品そのものが売られている。そちらが先で,セブンのはそれへの対抗手段なのかもしれないけど。

● でも,セブンに行くたびにここで足がとまる。空間の作り方,演出の仕方が巧いんだと思う。要らないとわかっていても買いたくさせるからね。
 既存のどんな店舗にとってもコンビニって脅威になるなぁ。これっぽっちの面積しかないのにねぇ。

● ATMは使えるし(新生銀行に口座を作っておくと便利だぞ),公共料金の支払いもできるし,コンサートのチケットも発行してもらえるし,年賀ハガキも買えるし,宅急便も送れるし,コピーもできるし,写真のプリントまでできるんだからな。
 写真のプリントなんて滅多にしない。ぼくの場合,年1回。年に1回であっても,それがコンビニですむのはとても便利だ。

● ちなみに,この時期,セブンのアイスコーヒーは売れるだろうな。アイスコーヒーに関しては,RじゃものたりなくてLにしちゃう。
 で,アイスコーヒーはスタバよりセブンの方が旨い。スタバで注文するのはコーヒーフラペチーノになる。