2016年7月7日木曜日

2016.07.06 千円カットの不思議

● ずっと千円カットのお世話になっている。千円カットのいいところは3つある。ひとつは15分か20分で終了すること。普通の理髪店だと1時間程度はかかる。あの席に座っているのが3分の1か4分の1ですむ。
 2番目は床屋政談的な世間話を仕掛けられなくてすむことだ。床屋政談なんてのは,人が喋っていいるのを聞くのも嫌な方だ。まして,自分がそんなことを喋らされるなんて,まっぴらだ。
 3番目が料金が安いこと。

● 料金に関していうなら,通常の理髪店の数分の1の時間で仕上げるんだから,通常店より高い料金を取ってもいいのではないか。タイムセービングの特急料金を上乗せして。
 というわけにはいかないんだな。風俗だって,1時間コースより2時間コースの方が高いんだろ,たぶん。
 してみると,結果としてというにとどまらず,プロセスにおいても快を与えるサービスは,時間と料金が比例し,電車(移動)のようなプロセスが快につながらないサービスは,時間と料金は反比例する?

● では,理髪はそのプロセスにおいて快を提供するか。ぼく的にはノーなんだがな。対して,電車移動は基本的に快。
 それゆえ,千円カットはもっと高くていいと思うし,新幹線のごときは短時間しか乗せてくれないのに高い料金を取るとはけしからん,と思っている。
 逆に各駅停車の電車は,長く乗せてくれて,料金が安い。じつにありがたい。もうすぐ「青春18きっぷ」が使える時期になる。さらに安くなる。じつにじつに,ありがたい。

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