● トンカツって,毎日食べたいものではない。っていうか,昔話をして申しわけないんだけど,その昔は滅多に食べられないご馳走中のご馳走だった。
● 「さぼてん」は全国に展開するチェーン店。全国の至る所にある。でも,旨いものは旨いのでありまして。
チェーン店を一段格下に見る向きもあるかもしれない。その場合,個人で独立して店を構えているのは一段格上になるんだろうな。
● この見方は居酒屋に対して採用されがちだね。なので居酒屋を念頭においての話になるんだけど,ぼくは当然,そうした見方には与しない。
チェーン店って当然ながらレベルが揃っている。個人営業の店はピンキリだとしても,チェーン店を上回っているところは少ない。
それゆえ,チェーン店を上回る水準の個人営業店には贔屓客が大勢つく。ぼくもそうした個人営業の店を2つか3つ知っていて,そうした店は自分の宝でもある。
けれども,チェーンの居酒屋にだって行く。そこで不満を感じることはそんなにない。
● で,トンカツということになると,チェーン店がないというわけでもないんだろうけど,トンカツが喰いてーなとなったら,「さぼてん」に行ってみるかとなる。
実際には店内で食べるより,テイクアウトすることの方が多いかもしれない。店内で食べた方がもちろん旨いんだけどさ。
先日はカツサンドを買って,ビールの肴にした。かなり高級なビールの飲み方だな,ぼく的にはね。
● 今日は久しぶりに店内で食べた。ご飯は麦ご飯を勧めているというんだけど,ぼくは米だけの方がいいなぁ。玄米とかじゃなくて,白米のね。
相方は五穀米だとか十六穀米なんぞを炊いたりするんだけど,こういうのって身体にいいと言われるものの,有意差ってほんとにあるのかい。
● いかん,話が跳びすぎる。
そのご飯と味噌汁はお代わり自由というのがありがたい。キャベツもお代わりしていいんだけど,キャベツってけっこう腹を膨らませるね。
味噌汁が赤味噌仕立てでなかなか乙。ぼくは,これをご飯にかけて汁かけ飯にしてガーッと掻きこみたい。
● トンカツも,トンカツがご馳走だった頃の華やぎを持っている。っていうか,当時のトンカツってこんなに華やかなものじゃなかったよ。
これだけの量のトンカツを一度に喰えるなんて,夢のようだよ。昔の少年の大いなる夢のひとつは,間違いなくこれだったんだよ。
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