その1-東証1部以外に手を出すな
東証1部以外の市場に手を出さないこと。2部もジャスダックもマザーズもあかん。
将来の成長株はこの辺に落ちているのかもしれない。が,何が成長株なのかは素人にわかるものじゃない。はずす可能性の方が圧倒的に高いと思え。
昔,邱永漢さんの成長株理論が一世を風靡したが,それは日本経済が若かったからだ。今,同じ考え方をジャスダックやマザーズに適用するのは,かなり危険である。
その2-チャートや罫線は無視せよ
チャートだのローソク足だの,あれだのこれだのは,ことごとく無視すること。それで飯を喰っているやつがいるけど,おしなべて貧乏なのではないか。そんなもので巧くいくなら,人に教えていないで自分一人で儲けを独占するがいい。
かつて,柴田罫線なんていうのが喧伝された時期があったんだけど,今はどうなっているのかね。九重罫線なんてのもあったな。
その3-低位株を拾え
これはぼくのオリジナルではまったくないんだけど,低位株を機械的に買っていく。建設株だろうと食品株だろうとIT株だろうと,何でもいい。東証1部の低位株を機械的に買って,数年保存。
その4-頻繁に売り買いするな
したがって,売った買ったを頻繁にやらないこと。頻繁に売り買いをやらないではいられない人は,ネギを背負ってる鴨であることを自覚すること。
自覚したうえで頻繁に売り買いをするのは,その人の勝手たるべし。
その5-売り時が難しい
難しいのは買い時ではなくて,売り時だ。いつが売り時なのか。過ぎてみなければわからない。
腹いっぱいに株を仕込んでおくべきか,キャッシュポジションを高くしておくべきか。今日現在はそのどちらなのか。これは本当にわからない。
その6-欲を抑えよ
それゆえ,必勝法はないのである。ないのであるが,頭から尻尾までごっそり儲けさせていただこうなどと欲をかかないこと。
ここを徹底できれば(つまり,欲を抑えることができれば)巧くいく確率が高くなる。
その7
以上である。
貴君が会社や役所からもらうであろう退職金程度の額を株でたたきだすのは,さほどに難しいことでもあるまい。欲を抑えてクールに健闘せよ。
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